日英がタッグを組んだ「使える英語」の手厚い指導

日英がタッグを組んだ「使える英語」の手厚い指導

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秀明大学学校教師学部附属秀明八千代中学校・秀明八千代高等学校(以下、秀明八千代)では「使える英語」が身につく英語学習に定評があります。イギリス人教員が常時在籍しており、中2と高1でのイギリス英語研修の実施など、多様なプログラムからは英語学習に対する力の入れようが伝わってきます。今回は、英語を担当する飯岡真由子先生とスコットランド出身のドリスコル・スティーブン先生にインタビュー取材を実施。英語指導にかける熱い思いを聞きました。

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英語科の先生に聞く「秀明八千代」の英語徹底授業

進学や仕事に「使える英語」を身につけるために、どういった授業を行っているのでしょうか。具体的な特徴や学習目標について飯岡先生とドリスコル先生に聞きました。

飯岡真由子先生
英語科教諭の飯岡真由子先生。クッキングクラブの顧問、ESS(英会話部)の顧問も兼任されています。

インターエデュ(以下、エデュ):秀明八千代の英語教育の特徴を教えてください。

飯岡先生:特徴の一つは授業数が多いことです。公立中学校では週4コマが標準ですが、秀明八千代では週6コマの授業があります。また、ドリスコル先生をはじめ、8人のネイティブの先生が私たち日本人教員と一緒にチームを組んで指導しています。

ドリスコル先生:ネイティブの先生というとALT(外国語指導助手)を思い浮かべるかもしれませんが、秀明八千代の場合は、ネイティブの先生が1人で授業を行うこともあります。なぜなら私たちはTESOL(英語教授法)を学んでおり、コミュニケーション中心の授業だけでなく、英検対策も行うことがあります。目標とする英検の級別にクラス分けして指導する機会もありますね。

ドリスコル・スティーブン先生
ドリスコル・スティーブン先生はスコットランド出身でラグビーファン。ユーモアを交えながら学校生活の話をしてくれました。

エデュ:普段の授業ではどのようなことを心掛けて指導しているのでしょうか。

飯岡先生:学校全体の目標として掲げている「使える英語」を習得するにも、生徒によって使いたい場面は異なると思います。海外で活躍したいのか、論文を読むときに使いたいのか、生徒によって変わるとは思いますが、どの場面で使うためにも基礎・基本はしっかり身につけてほしいと考えています。教科書の内容を押さえながら大事なポイントを覚えられるよう指導しています。

ドリスコル先生:英検やテストに向けて指導することも大事かもしれませんが、そのためだけに英語を学ぶのではないと考えています。英語でコミュニケーションを取ることができるようになるために、ペアワークなどのアクティビティを取り入れ、とにかく話す機会を設けています。

到達度に合わせたきめ細かな指導体制 ≫

座学でも海外でも! しっかり身につく国際感覚

座学にとどまらず、イギリス現地の研修施設を利用しながら、文化の違いや語学の有用性、国際的な視野を広げられる体験型の英語学習が、秀明八千代の強みの一つです。

秀明大学での英語特別授業
秀明大学と連携した特別授業「英語の詩を読み深めよう」。こういった授業を通して国際感覚が身についてきます。

エデュ:校内で「使える英語」を身につけるための工夫はありますか。

飯岡先生イギリス人教員が8人在籍しているメリットは大きいと思います。授業以外でも生徒が積極的に英語のコミュニケーションを取れる環境があります。

ドリスコル先生:廊下ですれ違ったときにあいさつを交わしたり、副担任としてホームルームでお知らせを伝えたりしています。生徒たちにとっても、私たちと意見交換するのは楽しいのではないでしょうか。

飯岡先生:授業では到達度別に分けたメンバーで実施される少人数制の英会話クラスがあり、全員が英語を話す授業を展開しています。

現地の文化に触れる生徒たち
カンタベリーの街並みを歩きながら現地の文化に触れる生徒たち。この2週間にわたる貴重な体験は、「全員参加」がポイントですね!

エデュ:イギリス英語研修はどのようなプログラムなのでしょうか。

飯岡先生:中2と高1を対象としてイギリスで実施される英語研修プログラムです。中2は全員参加が基本で、2週間の日程で行われます。「街並みや建築物を見る」「生活に関わる質問を覚える」など一人ひとりがテーマを設定し、現地で学習します。帰国後も現地での経験を踏まえて更に学習を進めます。高1では、希望者を対象に1か月間の寮生活・ホームステイが行われます。中学で体験した研修からの実力アップを体感できる貴重な機会です。

ドリスコル先生:帰国後、生徒たちは英語学習に対するモチベーションがアップしていると感じます。具体的には、授業中に質問の量が増えますね。イギリス現地で言いたいことが伝わらなかったという経験が活かされていると思います。

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ドリスコル先生に聞いた「英語を正しく学ぶ秘訣」とは

エデュ:最後に「使える英語」が身につくための秘訣を教えてください。

ドリスコル先生:英語でのコミュニケーションを取るために、早い段階から文章を作って話してみることをおすすめします。覚えた単語を並べただけでは真のコミュニケーションとはいえません。文章を作ることを習慣づけてみてください。きっとコミュニケーション能力が上がり、英語を使うことができると思いますよ。

飯岡先生とドリスコル先生
お互いが協力し合って指導するチームワークが感じられたお二人。実際の授業風景がが気になりますね。

編集者から見たポイント

英語の授業を補佐するイメージがあるネイティブの先生ですが、秀明八千代では8人体制で、全ての先生が生徒の英語力向上のために全力でサポートしています。「イギリス人の先生がいることは当たり前」と飯岡先生が話す通り、日本人の先生方とのチームワークも抜群。先生方の熱意からも秀明八千代の英語教育に対する本気度が伝わってきました。生徒一人ひとりのニーズと能力に応じた手厚い英語教育が秀明八千代の強みではないでしょうか。

イベント名 日時 内容
高等学校説明会 2019年10月27日(日)
10:00~11:10
学校紹介・教育内容紹介・生徒スピーチ・募集要項説明・個別相談会
中学校説明会 2019年11月10日(日)
10:00~11:00
学校紹介・教育内容紹介・生徒スピーチ・募集要項説明
高等学校説明会 2019年11月10日(日)
10:00~11:10
学校紹介・教育内容紹介・生徒スピーチ・募集要項説明・個別相談会
高等学校説明会 2019年11月23日(土・祝)
10:00~11:10
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