inter-edu’s eye

生徒一人ひとりの人間性や能力を伸ばすために、少人数制で丁寧な指導を行う淑徳SC。2015年度第1回となる今回、生徒に聞いた「学校のココが自慢」をテーマに淑徳SCの魅力をレポートします!

開放感抜群! 生徒が集う図書室


図書室の貸し出しカウンター

生徒に大人気なのが、2階の図書室。「気軽に入れるよう、壁や扉を設けていません。窓が大きいので採光がよく、本棚も低いので開放感のある空間になっています。新入荷本には手作りのPOPをつけて、いろいろな本に興味を持ってもらう工夫をしています」(図書室主任book concierge・畑中祐香先生)。


生徒を優しく受け入れる畑中先生

図書室で勉強中の中等部生徒に、図書室のどんなところが好きか聞いてみました。「勉強がはかどる」という意見のほか、「畑中先生が好き!」と元気よく答えてくれた生徒も多くいます。日常のお喋りだけではなく、担任の先生には話しにくい恋愛や友だち関係の悩みなどを、畑中先生に相談にくる生徒もいるそうです。身近に話しやすい大人の女性がいることは、生徒たちには心強いですね。


世界遺産関連の本がたくさん

世界遺産の本がずらりと並んだコーナーを発見! 今年度より、探究学習(Japanology to Global)がスタート。Japanology(日本学)として「日本の世界遺産」を調べ、Global(世界規模)に展開、似ている「世界の世界遺産」を研究します。相違点を探り、考えをまとめて1月に英語で発表するそうです。楽しみですね!

わからない問題はすぐに解決! 自学自習室

図書室の隣にある自学自習室では、いつでも自由に勉強ができます。大学受験用の過去問題集や資料もそろっていて、受験を意識して勉強ができる環境が整っています。わからない問題にぶつかったときは、隣接の職員室へ。先生を呼んで、すぐに解決できるのが大きな魅力です。


自学自習室のオープンスペース


パーテーションで区切られたスペース


大学の過去問題もそろっている

熱いポリシーを持った教師陣

淑徳SCは、生徒と先生の仲のよさも自慢です。中等部の先生3名に、指導方針と授業内容をうかがいました。

国語科:小野佳祐先生

英語科:海瀬咲先生

小野先生「国語は曖昧」というイメージがありますが、そうではなく「文章には必ず主張、つまり根拠に基づいた結論がある」ということを、授業で明確に示すようにしています。

エデュどのように指導するのですか?

小野先生まず接続語です。たとえば、「なぜなら」があれば「○○だからである」と続きます。接続語がきた場合、どこに結論が述べられているのかをチェックをするよう指導しています。

エデュそれはとても受験に役立ちますね。

海瀬先生英語科は、「楽しく学ぶ」を重点においています。新単元に入るとき、取りあげられた内容に関する絵や写真を見せ、生徒に興味を持たせてからテキストに入ります。

エデュ興味があるかないかで、学ぶ早さと質が変わりますね。

海瀬先生はい。また毎回の授業で英語の歌を歌います。“みんなが知っていて歌いたい、でも何て言ってるのかわからない”曲を選びます。今はワン・ダイレクションの曲を歌っています。

小野先生隣の教室でよく授業をするのですが、どんどん英語の発音がよくなって、声も大きくなっているんですよ。

エデュ生徒自身も成長が感じられて、きっと楽しいでしょうね。数学はどうですか?

数学科:薄田健太郎先生

薄田先生数学は復習の教科だと私は思っています。わからなくなったときは、ノートがあれば解決できるよう、かなり細かく指導をしています。板書量は多く、昨年は「5冊使った」という生徒もいました。

エデュ板書量が多いと、生徒たちからクレームがきませんか?

薄田先生ノート作りを楽しめるように、チョークを6色使っています。

エデュ6色!?

薄田先生はい。4年前に生徒から「もっとカラフルにして」と要望があり、自前で6色チョークを購入しました(笑)。数式が関連している箇所を同じ色にして、ひと目で繋がりがわかるように色分けをしています。

エデュなるほど! 特に女子生徒はノート作りが好きな子が多いですよね。教科書ではなく、自分のノートで復習ができるなら、理解が深まって自信を持つことにも繋がりそうですね。ぜひ6色使いの板書を見てみたいです!

小野先生私も見てみたいです。(一同笑い)

エデュでは最後に、将来的に生徒に期待することを教えてください。

小野先生国語は、言語として日常使うもの。きちんと言語能力を身につけ、誤解のないコミュニケーションがとれるようになって欲しいですね。

海瀬先生将来、日本だけでなく海外も視野に入れて進路を選べるよう、英語を得意でなくてもいいから好きになって欲しいです。

薄田先生「なんで数学を勉強するの?」という生徒も多いですが、数学は論理的思考能力を育む科目です。答えを出すまでの過程が大事。大人になり社会に出て困難とであったとき、問題を解決できる能力を身につけて欲しい、そう願って教壇に立っています。

編集者が見たポイント

自習室や図書室でインタビューした生徒たちから聞こえてくる声は、どれも先生への信頼に溢れているのが印象的でした。7月12日(日)開催予定のオープンキャンパスで、ぜひ淑徳SCの明るい雰囲気を体感してください。

7月12日(日)オープンキャンパス実施!