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もっと知ってもらいたい武南の良さ

inter-edu’s eye

中高一貫校として2013年に創立した武南中学校・高等学校(以下、武南中高)。この春、第1期生が高校3年生になり、すべての学年に生徒が揃いました。中学開校から6年目を迎えた武南中高で、在校生はどんな学校生活を送っているのでしょうか。中学生男女の保護者からお話をうかがい、その実態に迫ります。また、これからの武南中高について、小松正明校長にインタビューします。

パパ・ママに聞きました!
保護者インタビュー

中学2年生のお父さまとお母さまが、学校について語ってくださいました。(2018年3月取材)

保護者の皆さま
栗原ママ
公式テニス部に所属する中2男子のお母さま
清宮ママ
バスケットボール部に所属する中2女子のお母さま
本間パパ
卓球部に所属する中2女子のお父さま

わが子の成長に満足

──

お子さまの入学のきっかけや、学校生活について教えてください。

本間パパ
本間パパ

説明会に参加した娘が学校を気に入ったことと、私が武南高等学校のOBなので、武南学園なら安心だと思い、決めました。娘の学年は休む子がほぼいないそうで、それだけでも学校の楽しさがうかがえますよね。自宅からは少し遠いのですが、娘も学校が楽しいようで、毎日頑張って自転車で通っています。

栗原ママ
栗原ママ

学校見学をしたとき、息子が「ここがいい」と言ったことがきっかけです。学校の勉強面については、学期ごとに3回行われる定期試験の結果がグラフで表示されるので、学力の変動がよく分かります。グラフを見て、苦手な教科の対策について息子と話したりしています。

清宮ママ
清宮ママ

中学生になり、娘は周囲のことに興味を持つようになりましたね。先日は、人のために何かしたいからと生徒会に立候補したことを聞きました。自宅では、本間さんがそろばんが得意なことなど、クラスメート一人ひとりのことを話してくれますよ。男の子のことも話すので、クラスの環境がよく、娘がみんなと関わっていることが分かります。

視野を広げるアジア圏への研修

──

中学2年次の3月には、海外研修でカンボジアとベトナムを訪れます。研修や、歌舞伎・オペラ・能楽鑑賞などの国内外のフィールドワーク(以下、FW)については、いかがですか。

JICA地球広場で実施されたワークショップ
アジア研海外修の直前に、JICA地球広場で実施されたワークショップの様子。
栗原ママ
栗原ママ

わが家では、海外研修の行先がアジアだったことが入学を決める要因になりました。研修前にJICA(国際協力機構)で事前学習することも含め、中学生という吸収力の強い時期にアジア圏に行くことは、子どもの視野が広がると思うからです。国内FWでは、息子は鎌倉でのグループ行動が楽しかったそうです。

清宮ママ
清宮ママ

JICAへの訪問後、娘はコミュニケーションのために英語の必要性を実感し、海外の人への自己紹介について考えたりするようになったので、よい事前学習だと感心しました。学校のiPadを使えることもあり、娘は楽しそうにFWの下調べをしています。

本間パパ
本間パパ

広く国内外へ目を向け、異文化コミュニケーションをとれるようになるといいですよね。海外研修を経て娘がどう変貌するのか楽しみですし、将来の仕事を考えるうえでも、研修はよい影響を与えると思います。海外研修も国内FWも、内容を知ると私が行きたくなってしまいますよ!

子どもが自分のペースを保てる学校

──

みなさんが感じている「武南中高の魅力」を教えてください。

生徒一人ひとりに目の行き届くフォロー体制
少人数制クラス最大のメリットを活かして、生徒一人ひとりに目の行き届くフォロー体制が武南中高の自慢です。
本間パパ
本間パパ

仲間との交流の中で自主性を育て、視野を広げて多角的に学ばせる環境が武南中高にはあります。勉強したければいくらでも勉強できるなど、求めるものを得られる学校だと思います。

栗原ママ
栗原ママ

生徒のやる気や特性を、先生が引き出してくれるところです。帰宅後にイライラすることもなく、落ち着いている息子のようすを見ると、学校生活に満足しているんだろうと安心します。一方で、先生はそんな息子に「もっと欲を持とう」と声をかけてくれるので、先生は生徒をよく見てフォローしてくれていると感じますね。

清宮ママ
清宮ママ

娘も、先生から苦手な教科について積極的にサポートしてもらっています。分からない部分について、先生が具体的にどうすればいいか教えてくれるので、娘は次に質問すべきことが分かり、結果“分からないまま”の状態から脱することができるんです。こうしたことは親にはできないので、分からない生徒を放っておかないような、先生と生徒の関係性が魅力だと思います。また、子どもが各自のペースを保てる環境があるので、学校にはその環境を守り続けてほしいと願っています。

生徒の可能性を見出し、
育てるための新たな挑戦
小松正明校長インタビュー

武南中高校長の小松 正明先生が、新たな取り組みについて語ってくださいました。

学習指導に確かな手ごたえ

武南中学校校長 小松 正明先生
武南中学校校長 小松 正明先生

本校では、中学開校当初からICT導入や、英検・漢検・数検の受験必須など、学校ならではの取り組みを進めてきました。また、授業時間を確保し、基礎を固めたうえでの先取り教育を可能にしてきました。どの教師も生徒をよく把握しており、さらに6年を見越した教育ができることで、生徒の学力はいい伸び方をしています。目をかけ、手をかけることで、結果がついてくることを実感しました。
そして、全学年に生徒が揃った今、武南中高は新たな一歩を踏み出します。

生徒のニーズに応える試み

また、部活動は火・水の週2日と決まっています。すると、部活動の楽しさに目覚めた生徒から、「もっと部活動をしたい」という声を耳にするようになりました。中学校に隣接する武南高等学校には、高入生のための特進・選抜・進学コースがあり、また、部活動では強豪として名を馳せるサッカー部があります。武南中学校の卒業生は、中学校の校舎に教室を持つ「中高一貫コース」に進学し、武南高校の多くの部活動には参加できない仕組みでした。そこで、武南高校での部活動が可能になるよう、高校進学時に高入生のコースへの編入を認めることにしました。
中学生は3年間で大きく成長します。成長の過程で、さまざまなことに興味を持つ生徒のために、“中学でしっかり勉強し、高校を選択する”という道を作ることができました。

2019年度入試に向けて

さらに入試も変化します。2019(平成31)年度からは、公立の一貫校を目指す学生も受験できるように適性検査型入試を導入します。そして、特待生制度を設け、既存の2科・4科入試の受験生を含めた成績優秀者を特待生として迎えます。また、第3回の入試において面接を行います。直接話すことで、ご家庭での優れた教育管理の下、しっかりした考え方を持つ“伸びしろのある子ども”に出会うことができると考えています。
本校では豊富な授業時間を確保していますが、ご家庭で過ごす時間も生徒の成長に欠かせないものと考えています。今後も学業への注力を保ちながら、学校とご家庭との連携を深めていきたいと思っています。

編集者から見たポイント

保護者インタビューでは、学校や先生に対する絶大な信頼を感じた武南中高。小松校長は、受験生や保護者へのメッセージとして、「学校選びは足を運び、校内の雰囲気を肌で感じることが何より大事。本校は見学大歓迎ですので、いつでもいらしてください」と語ってくださいました。保護者に安心感を与える武南中高の雰囲気とは一体どんなものか、ご家族で感じ取ってみてはいかがでしょうか。

プログラム 日程 時間 備考
第1回学校説明会 5月13日(日) 10:30~ 予約申し込みは不要です。
第2回学校説明会 6月17日(日) 10:30~ 予約申し込みは不要です。
第3回学校説明会
(オープンスクール)
7月14日(土) 9:30~ 学校公式サイトより予約申し込みをお願いいたします。
第4回学校説明会
(オープンスクール)
8月19日(日) 9:30~ 学校公式サイトより予約申し込みをお願いいたします。
第1回イブニング説明会 10月19日(金) 18:30~ 予約申し込みは不要です。
第5回学校説明会 10月28日(日) 10:30~ 予約申し込みは不要です。
第6回学校説明会 11月11日(日) 10:30~ 予約申し込みは不要です。
第1回入試体験会 11月25日(日) 8:30~ 学校公式サイトより予約申し込みをお願いいたします。
第2回イブニング説明会 12月7日(金) 18:30~ 予約申し込みは不要です。
第2回入試体験会 12月16日(日) 8:30~ 学校公式サイトより予約申し込みをお願いいたします。

企画・編集:インターエデュ・ドットコム
提供・取材協力:武南中学校・高等学校