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「もっと楽しくなった!」リアルな生徒の声

inter-edu’s eye

文化学園大学杉並中学・高等学校(以下、文杉)が2018年度、共学校として新たなスタートを切りました。なぜ、女子校から共学化をしたのでしょうか。またスタートしてから学校には変化が見られたのでしょうか。校長の松谷茂先生と新入生にインタビューし、さらに魅力が深まった文杉に迫ります。

共学ってどう?
生徒のリアルな本音

共学化がスタートして、生徒たちはどのような学校生活を送っているのでしょうか。リアルな本音を生徒たちに聞きました。

MさんとTくん
Mさん
学校訪問で、先生や生徒の優しさを感じ入学を希望
Tくん
将来は海外大学で英語を学びたい
KくんとNさん
Kくん
将来の夢は科学者
Nさん
お姉さんは現役文杉生、お母さんも文杉の卒業生
──

入学したばかりですが、学校生活はいかがでしょうか。

Kくん
Kくん

友達と休み時間にバスケットボールなどをしています。女子もやっているので、女子と話すこともあります。

Mさん
Mさん

入学式の日に話しかけられて友達ができました。今度行く移動教室の話をよくしています。

──

どうして文杉に入学しようと思ったのですか。

Kくん
Kくん
Kくん

塾の先生に勧められたので受験しようと決めました。

Nさん
Nさん

お母さんが卒業生だったのと、今、高3に姉がいるので文杉にしようと決めました。

Tくん
Tくん

中2の先輩と話したのがきっかけです。話を聞いた後に文杉のことを調べて、ダブルディプロマコースに興味がわきました。将来は英語を学ぶために、海外の大学に行きたいです。

Mさん
Mさん

私は学校説明会ですね。生徒も先生もとても良い人だなと思って、入りたいと思いました。

ダブルディプロマの様子
Mさん
──

共学化すると聞いた時、どう思いましたか。

Nさん
Nさん

小4の時から女子校に行きたいと思っていたので、最初はびっくりしたけれど、そんなに抵抗はなかったです。

Mさん
Mさん

女子校が楽しそうだと思っていたのですが、共学化と聞いてもっと楽しくなりそうだと思いました。

Tくん
──

共学化したことで一期生になるわけですがいかがですか。

Kくん
Kくん

文杉の共学化一期生として見本となるような良い行いをしたいです。

Tくん
Tくん

女子が多いので、先輩とのコミュニケーションをどうやって取ろうかと悩んでいましたが、実際は楽しかったです。

──

男子の割合が少ないことは気になりますか。

全員
全員

そんなに気にならないですね。

Nさん
──

今後の意気込みを教えてください。

Kくん
Kくん

英語が全然できないんですが、夏に祖母と海外旅行に行く可能性があるので、それまでに単語などを覚えたいです。

Nさん
Nさん

音楽部を中心に活動したいです。文化祭のコンサートなどで表現力を磨きたいです。

Mさん
Mさん

部活と勉強を両立していきたいです。

Tくん
Tくん

バスケで都大会に出たいです。英検準1級をとりたいです。

文武両道の様子

共学化にした強い思いとは
校長インタビュー

女子校から男女共学という大きな決断。そこにはどのような狙いがあったのでしょうか。松谷校長に共学化に対する思いを聞きました。

校長 松谷 茂 先生
校長 松谷 茂 先生
──

共学化のきっかけと狙いを教えてください。

共学化の背景にあるのは、グローバルな世界で活躍できる人材を育成したいという強い思いです。

──

構想から実現までどのくらいの期間を要しましたか。

3年くらいかかりましたね。わが校が掲げる「ダブルディプロマ」の教育内容の一環として共学化も進めてきました。

──

共学化するまでご苦労があったのではないでしょうか。

何度も先生方や保護者の方と話し合いを重ねて、少しずつ理解を示してもらえたと感じています。在校生には、緊急全校集会で発表したのですが、歓声が上がったのを覚えています。発表後に説明会などで来校する男子に優しく接する在校生が印象的でした。本校の生徒の優しさを改めて認識しました。今でもその優しさに感謝しています。

──

実際に始まった共学校生活はいかがですか。生徒や先生に変化はありましたか。

始まってみると、先生も結構楽しんでいる様子ですね。先輩たちも後輩の男子生徒に話しかけていてとても和気あいあいとした雰囲気だと実感しています。

メッセージ
お母さまへメッセージ
──

今後、どのような生徒を育てていきたいと考えていますか。

世界で通用する主体的な人間を育てていきたいと考えています。

──

受験生を持つお母さまにメッセージをお願いします。

本校では思考力、判断力を持つ生徒を育てます。説明会に足を運んでいただければ、校内の雰囲気がより伝わりやすいかと思いますので、是非会場でお会いしましょう。

編集者から見たポイント

文杉の共学化は、男女一緒に学ぶだけではない、この先を見据えたグローバル教育の一環であることが分かりました。目的や育てたい生徒像が明確化しているからこそ保護者や生徒にも受け入れられたのではないでしょうか。改革の中身をもっと知るには説明会に足を運ぶのがおすすめです。転換期を迎えた文杉の教育に注目です。

生徒と校長

2018年イベント日程

プログラム 日程 時間
第1回学校説明会 6月16日(土) 14:00~16:00
オープンスクール 7月21日(土) 10:00~12:00
第2回学校説明会 9月1日(土) 14:00~16:00
第3回学校説明会 10月13日(土) 14:00~16:00

企画・編集:インターエデュ・ドットコム
提供・取材協力:文化学園大学杉並中学・高等学校