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暁星中学・高等学校は多様性と寛容さが魅力の男子校!

生徒たち

inter-edu's eye

著名人を多数輩出し、伝統校として名高い暁星中学・高等学校。
名門校であるがゆえに、入学後の生活を想像しにくいご家庭も多いようですが、実際はどのような学校なのでしょうか?
先生・生徒・保護者の声から「本当の暁星」を探ってきました。

生徒が語る暁星「先生・生徒もユニークで楽しい学校」

大幡くん(左) 太田くん(中央) 橋本くん(右)

大幡くん(左):中3。中学から暁星に入学。現在サッカー部に所属。

太田くん(中央):中3。幼稚園、小学校からの内進生。野球部の中学キャプテン。

橋本くん(右):中2。幼稚園、小学校からの内進生。現在室内楽研究部に所属。

※2017年11月現在

ほとんどの生徒が所属する部活動で
コミュニケーション力を養う
知名度の高いサッカー部、競技かるた部のほか、理科系クラブや音楽系クラブ。鉄道研究部、チェス部など文化部も充実。 >様々なクラブ活動
橋本くん 太田くん 大幡くん

──中学には内進生(小学校から進学した生徒)が半数以上もいるそうですが、先ほど授業(※後半に動画があります!)を見学したところ、区別が全くつきませんでした。

橋本くん 中学に入ると、出身は関係なくあっという間に仲良くなります。すぐに馴染めるのが暁星の伝統だと思っています。

太田くん 良い友だちと先生に囲まれているので充実しています。とにかく明るい雰囲気ですね。

入学後すぐ行われる3日間のオリエンテーション
卒業生の講演やいじめ防止授業、インターネットマナー講習など多彩な内容で、”中1ギャップ”を解消。
太田くん 大幡くん

──大幡くんは中学から暁星ですが、入学前後で印象は変わりましたか。

大幡くん 入学前は厳しいイメージがあったのですが、実際に入学してみると、規則さえ守れば生徒の自主性が尊重されるということがわかりました。先生も厳しいときもありますが、普段はとても優しいですし、メリハリをつけて指導してくださいます。

──授業の雰囲気も良さそうですね。

大幡くん はい。教科書以外の知識も教えてくださるので楽しいです。授業のスピードは速い方だとは思いますが、分からないときは先生がフォローしてくださるので不安はないです。

太田くん 授業は一部の生徒の発言というより、全体の対話によって進みます。ユニークでユーモアのある先生が多いと思います。

橋本くん 生徒もユニークで、スペシャリストが多いですね。ぼくのクラブの部長もピアノがとても上手で、好きなことに打ち込んでいる姿にあこがれています。

──皆さんの言葉から明るい様子がよく伝わってきました。 最後に、受験生にメッセージをお願いします。

大幡くん 中学生になって環境が変わるので、ぼくも入学するまで不安はありましたが、先生、友だちと過ごす中でその不安はなくなります。だから、安心して受験に向かってください。

太田くん 優しい先生と先輩たちがサポートしてくれるので、ぜひ暁星に来てください。

橋本くん 入学すれば、友だちがたくさんできて楽しい生活を送れるので、頑張ってください。

暁星生の日常

数学担当の川奈部先生からのメッセージ
授業では、生徒同士が教え合うことを大切にしています。その中に必ず「学び」があるからです。生徒同士で刺激しあい、感化されながら成長してほしいと願っています。
個性を大事にして、やりたいことを見つけて可能性を広げてほしいですね。

先生が語る暁星「多様性を認めるのびのびとした環境」

企画広報部長 高橋先生
企画広報部長 高橋先生

男子校でありミッション校である暁星。その特長を企画広報部長の高橋先生は「のびのびとした中で自分のやりたいことに熱中できる環境がある」と分析しています。枠にとらわれることなく、自分が究めたい分野に没頭できるのは男子校ならでは。ミッション校として、ミサや宗教の授業を通して「ボランティア精神が自然に身についていると感じます。卒業後も活動に取り組んでいる生徒もいます」と、宗教科主任の松本先生はその特長を語ります。

生徒指導については、生徒に対して積極的に声かけを行い、教員の間でも日ごろから情報を共有しているといいます。今年度からは「心の教育」をより強化するため、生徒の悩みを細やかにフォローできるよう、相談先として、担任の教員だけではなく、カウンセラーや教育サポート係の教員など、様々な選択肢を提示しました。「生徒が気軽に悩みを語れる環境を目指し、体制をより強化していく方針です。」と高橋先生は話します。

宗教科主任 松本先生
宗教科主任 松本先生

最後に、松本先生からは「教員をはじめ、彼らの成長と成功を祈っている神父もおります。みなさんとのよい出会いがあるように祈っています。」と、高橋先生からは「クラブ活動の体験会や入試問題の解説会なども行っていますので、みなさんの参加をお待ちしています。」と、受験生にエールを送っていただきました。

保護者が語る暁星「学校生活のすべてが魅力です」

保護者からは学校はどのように見えているのでしょうか? 中3の生徒のお母さまにお聞きしました。

入学前後で学校の印象は変わりましたか?
もともと文武両道の名門校というイメージを持っていましたが、入学してそれを実感できました。担任の先生をはじめ、多くの先生方からご指導いただき、友人とも良きライバルとして切磋琢磨しながら学習しています。
暁星の魅力は何だと思いますか?
学校生活のすべてが魅力です! 大学受験のためだけでなく生徒たちの将来を見据えた教育は魅力的ですし、誰に対しても感謝の言葉が言える子に育っているのも、カトリックの教育などを通して「人のために生きる」という精神が身についているからだと思います。
先生方はどのような印象ですか?
好奇心旺盛な時期に探求心を芽生えさせ、理想を高く掲げ挑戦する勇気を与えてくださるなど、男子の特性をふまえて指導してくださいます。掃除や制服の着方、しつけにいたるまで教えてくださっています。
最後に暁星の良さを教えてください。
都心でありながら落ち着いた環境、「自分を信じる力」「他者を愛する力」を磨く「心の教育」、そして、在校生と卒業生の絆が深く、様々な場面で同窓生に温かく迎えていただけることだと思います。

編集者が見たポイント

エリート校のイメージが強い暁星ですが、生徒たちは、撮影スタッフに気軽に話しかけてくるなど、この年ごろらしい明るい男の子ばかりでした。先生との距離の近さには、男子校らしさも感じました。一度学校に足を運んでその雰囲気を感じ、2月3日(土)の入試にチャレンジしてみては如何でしょうか。

企画・編集:インターエデュ・ドットコム
提供・取材協力:暁星中学・高等学校