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あなたはあなたらしく 女子聖で育つマインドで自ら伸びる力がつく 母&娘が語る女子聖の魅力

副校長の
木村先生

高校2年生
萌恵さん

萌恵さんの
お母さま

inter-edu’s eye

人は誰しも神からかけがえのない賜物を与えられているというキリスト教の教えに基づき、生徒を育成している女子聖学院中学校高等学校(以下、女子聖)。副校長の木村先生と、親子2代で女子聖に学ぶ母娘にインタビュー、そこには時代に左右されない学校の魅力と、生徒一人ひとりを伸ばす新しいしくみがありました。

女子聖大好き座談会

女子聖の良いところ

木村副校長
木村副校長
数学科教諭・吹奏楽部副顧問

副校長

オープンマインドな生徒が育つ学校だと思います。
人間には嫌な面もありますが、必ずよい面があると信じて人に接することができる。それは礼拝や学校行事によって、表面的なところではなく、触れ合って呼吸を揃えていく中で、人間に対する素朴な肯定感が育まれているからです。

お母さま
お母さま

運動会や合唱コンクールといった伝統行事や毎朝の礼拝は、私が学生だった頃と変わりませんね。

萌恵さん
萌恵さん

中高生が一緒にチームを組む運動会は、学年を超えて親しくなれる行事です。中1のとき、1人だけでまとめるのでなく、自分のできることでお互い助け合って行事を進める先輩の姿を見て憧れました。
合唱コンクールはクラス対抗ですが、クラスの意見が分かれることがあっても、指揮者や伴奏者がまとめてくれて、さらに指揮者や伴奏者をフォローする仲間がいて。みんなのために誰かが声を掛け合ってクラスがまとまっていくんです。学校の行事には、各々の生徒ができることを活かせる場があると感じています。

運動会のようす
触れ合って繋ぐ運動会
合唱コンクールのようす
呼吸から1つになる合唱コンクール
礼拝のようす
肯定感が生まれる毎朝の礼拝

女子聖の好きなところ

萌恵さん
高校2年生 萌恵さん
2017年度記念祭実行委員長

萌恵さん

生徒と先生の間に壁がないところです。先生は学校が大好きで、そんな先生を生徒は慕っています。だから、用がなくても話しに行ったりしますよ。お母さんやお父さん方も行事に笑顔で参加してくださって、本当に居心地がいいんです。

お母さま
お母さま

そういえば、私が学生だった頃は、職員室は出入り自由でしたね。

副校長
副校長

そう。だから、やたらと職員室に来る生徒に、「もしかして今日は愚痴を言いに来てる?」と言うと、「ばれたか!」と逃げていったりして。そんな具合で、昔から教師と生徒の距離は近いです。

女子聖に入学させたかった理由は?

萌恵さんのお母さま
萌恵さんのお母さま
在学中の担任は副校長の木村先生

萌恵さんのお母さま

女子聖を念頭におきながらも、さまざまな学校を比較しました。でも比べているうちに、女子聖を基準に学校を比較していたことに気づいてしまって。私の中の軸は女子聖での6年間だったんだと、そのとき感じましたね。やはり女子聖のよいところは賜物教育。一人ひとり違うものを見出して、原石を磨いていけるチャンスがたくさんあると娘の姿を見て改めて気づかされました。

萌恵さん
萌恵さん

行事ごとに委員会があって、自分の得意や自分らしいことを活かせる場が多いです。もちろん生徒だけではできないこともありますが、生徒主体でありながらも先生たちのサポートもあって、一人ひとりの賜物を活かせるチャンスを与えられていると私も思います。
以前は人の前に立つより、裏方の仕事が得意だと思っていましたが、行事などを通して、みんなに分かりやすく物事を伝えることが自分の得意なことなんだって気づきました。自分の立ち位置や役割を見つけられたので、私は入学してよかったです。

思春期について

お母さまと萌恵さん
お母さま
お母さま

あまり反抗もなく…女子聖でさまざまな経験をして、受け流す力がついたのかしら。

萌恵さん
萌恵さん

家での出来事を友達に話すと、「それはあなたが悪い」とか平等な目で判断してくれます。友達のおかげで行動を顧みることができるので、親に反抗することがあったとしても、それが長引くことはないですね。

副校長
副校長

友達が鏡になってくれるんだね。女子聖の教師は本人が気づくまで待ちます。気づきを促すことに集中して、生徒に強制するようなことはしません。これは学習面でも同じで、執拗に責めたてたりはしませんね。

女子聖らしさとは?

木村副校長2

自分の周囲で何が起き、何を必要とされているのか考え、できることを実行する。それが、女子聖で育った生徒に共通することではないでしょうか。自分らしさを活かせる本校の生徒は、卒業後もずっと成長していけるんですよ。女子聖らしく、一人ひとりの賜物を育んでいきたいですね。

人間性が活きる学びと進路

女子聖では、育まれた人間性を活かし、発展的な英語教育を行う国際理解教育と、生徒の望む進路へ導くための進路指導を行っています。国際教育委員長の滝澤佳代子先生と教頭でもあり進路指導部長の塚原隆行先生から、それぞれお話をうかがいました。

内面の変化に重きをおいて、発展的な対話をできる人を育てる

滝澤先生
滝澤先生
国際教育委員会委員長

滝澤先生

国際理解教育は、異文化を理解し、自らの考えを英語で発信する力を養うことを目的としています。キリスト教教育を通して学ぶ“他者は自分と同じように大切なもの”という認識は、異文化との相互理解に必須のため、女子聖の教育と国際理解教育には、高い親和性があると言えます。

国際理解教育プログラムのようす1
国際理解教育プログラムのようす2

国際理解教育は、校内と海外(希望制)で行われます。ネイティブ講師が参加する校内プログラム、Global 3day Programは、英語のアウトプットに比重を置き、中1では自己紹介、中2ではグループプレゼンテーションを行います。

滝澤先生
滝澤先生

海外の人と関わることで、生徒の中に生まれる“気づき”が、ひいては国際理解につながるという、内面の変化にも重きを置いたプログラムです。英語というツールを使い、自分の正しさを証明するのではなく、他者を理解して発展的な会話ができる人間を育てたいですね。

生徒一人ひとりの志望を支援する進路指導

塚原先生
塚原先生
教頭・進路指導部長

塚原先生

進路指導部では、“社会の必要を知り、遣わされた場でリーダーとして立つ女性”を育てるため、6年間、生徒を学習面でサポートします。授業や学校行事、国際理解教育プログラムに加え、発展学習の「JSG講座」を開講し、希望する進路に必要な学力を養い、放課後学習支援センター「JSGラーニングセンター」で自学自習の習慣を確立することで進路に応じた学力を育んでいきます。

JSGラーニングセンターのようす1
JSGラーニングセンターのようす2

日々の授業で基礎を固め、「JSG講座」で、難関大受験にも対応できる学力を養います。チューターが常駐する「JSGラーニングセンター」には、自習エリアのほかに質問対応部屋があり、宿題や予習・復習、テスト対策に取り組めます。萌恵さんも常連。塾へは行かず、ここでの学習で志望校を目指す生徒も。

塚原先生
塚原先生

かつて、看護師になり、青年海外協力隊としてタンザニアへ派遣された卒業生がいました。看護師である彼女は保健指導のために学校を訪れたにもかかわらず、清潔な水が届かない現地の状況を知り、学校に井戸を掘るプロジェクトを立ち上げました。今もなお、女子聖で彼女のような生徒が育っていることをよろこばしく思います。女子聖は伸びる生徒を育てる学校です。今の偏差値は関係ありません。心を開いて前向きに学びたい、成長したいという受験生であればぜひ女子聖にいらしてほしいですね。

見て! 感じて! 女子聖 2018年イベント日程

プログラム 日程 時間 備考
Jr.Workshop 英語
(小3以上対象)
5月19日(土) 11:00~12:15 初めての人も英語で楽しく歌あそびや劇あそび。同時に保護者向けセミナーも行います。
JSGプレシャス説明会 5月23日(水) 10:00~12:00 教員と少人数で円卓を囲み、懇談していただけます。
Jr.Workshop 日本語
(小3以上対象)
5月26日(土) 11:00~12:15 3つの語を使って作文します。日本語表現入試対策にも!同時に保護者向けセミナーも行います。
ナイト説明会 6月1日(金) 18:30~19:45 お仕事帰りでも間に合う夜の時間帯の説明会。
Jr.Workshop 英語
(小3以上対象)
6月9日(土) 11:00~12:15 初めての人も英語で楽しく歌あそびや劇あそび。同時に保護者向けセミナーも行います。
体験プログラム付き
学校説明会
6月16日(土) 14:00~15:30 受験生向け体験プログラムを用意しています。
運動会 6月21日(木) 9:30~ 行事の見学が可能です。ぜひご予約の上ご来場ください。

企画・編集:インターエデュ・ドットコム
提供・取材協力:女子聖学院中学校高等学校