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自然に話せるようになる常総学院の英語教育

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英語力を身につけるためには、どれだけ多く英語に触れられるかが重要です。常総学院では英語が週11時間あり、10人のネイティブスピーカーによるアウトプット(話す・聞く)中心の授業と、日本人の先生によるインプット(読む・書く)中心の授業とに分けてバランスよく行うことで、英語力が自然と身につくことが期待できます。今回は、常総学院の英語教育の中でも注目されている英会話の授業に迫ります。

週11時間の英語授業、毎日の英会話

常総学院の英語教育10人のネイティブスピーカーによる英会話を重視

常総学院の英語教育は「話す・聞く・読む・書く」の4つの力をバランスよく身につけ、英語でコミュニケーションがとれることを目標にした教育プログラムを確立しています。週11時間行われる授業は、10人のネイティブスピーカーの先生によるCE(Communicative English)と、日本人の先生によるRE(Regular English)の2つに分けて展開。CEでは、1クラスを3つに分割し、少人数で英語を話す機会を増やしています。REでは読解と文法演習が中心。REで学んだ文法をCEで実践することで、生きた英語が身につきます。また、到達度を知るために英語検定にも力を入れていて、中学3年生終了までに全員が準2級以上の合格を目指しています。

CE
RE
先生たち

ネイティブスピーカーの先生に聞きました

実際にCEを指導するネイティブスピーカーの先生はどのような点を工夫して授業を進めているのでしょうか。ブラッド先生とコバーン先生に話を聞きました。

──充実した英語教育が魅力の常総学院ですが、CEではどのような点を工夫して授業を進めているのでしょうか。

ブラッド先生
ブラッド先生

ブラッド先生 CEは、REで学んだことを実践する場だと考えています。ただ、文法を細かく指導するというよりは、自分の伝えたいことをどう表現するかに重点を置いて指導しています。そのため、表現するときに使えそうなフレーズや単語を教えるようにしています。また、CEの授業は毎日あります。同じテーマばかりが続くと飽きてしまうと思うので、フレッシュな話題を取り上げてモチベーションをキープできるように工夫しています。

コバーン先生
コバーン先生

コバーン先生 授業の流れとしては、中学1年生を例に挙げると、最初はフラッシュカードを見せてその単語の発音を聞き、声に出して発音を確認します。フラッシュカードは絵のみ。絵を見て、耳で覚えるところからスタートです。そのうえで、日によって内容は違いますが、テーマについてパソコンで調べながらQ&A方式や日記形式などで英作文を書かせます。それを自分の意見として話す時間を設け、Yes/Noで答えを出すだけでなく、理由を話すことができるように指導しています。

──英語教育で生徒に身につけさせたい力を教えてください。

コバーン先生 英語を身につけるだけでなく、海外に興味を持って実際に英語を話す楽しさを知ってもらいたいですね。

ブラッド先生 将来、どんな仕事に就いても英語を使って仕事ができるようになってくれたらうれしいですね。そのために今は、自分の考えを英語で表現して通じたという達成感を味わってほしいです。

英検準2級を中学2年生までに約半数が取得

週11時間かけてREとCEの両方をバランスよく学ぶことによって、確実に英語力はアップしていきます。それを証明するのが英検の取得率。2017年度で見ると、新カリキュラムの週5時間でCEを学ぶ中学2年生はすでに約半数が準2級を取得(下図)。中学3年生までに全員準2級以上の合格を目指していることも納得できます。

英検の取得率の変化
英検の取得数の変化表

実際のところどうなの?先生×生徒対談

実際に英語の授業を受けて生徒はどのような印象を持ったのでしょうか。ネイティブの先生と中学3年生の2人に対談してもらいました。

入学前後の英語の印象

田上くん
田上くん

吉田さん 入学前から英語に力を入れていることは説明会で聞いて知っていたので、最初は授業についていけるか不安でした。実際に入学して、CEでも本当に分からないときは日本語で説明してくれるので、授業を受けているうちに不安はなくなりました。

田上くん 僕も全く英語ができない状態で入学したのですが、先生は英語の発音も綺麗だし、日本語も話せてかっこいい。授業が面白いので楽しいです。

コバーン先生 みんなパーフェクトを目指して毎日頑張っていると思うよ。

好きな授業

吉田さん
吉田さん

コバーン先生 好きな授業はある?

吉田さん 私はREです。CEで知った表現について深く学ぶことができるので、自分のものにした! っていう実感があります。

コバーン先生 吉田さんは英字新聞も作っているし、書く方が得意なのかな。

田上くん 僕はCEですね。CEは話すだけじゃなくて、調べてまとめて発表する授業だから楽しい。

ブラッド先生

吉田さん 私は苦手だけど…話す能力を鍛えられるから、CEの授業は今の時代に必要だと思いますよ。

ブラッド先生 苦手…私のリスニングテストが難しいからかな。

田上くん 先生の話すスピードが速いから難しいって評判ですよ!
でも、中1のとき授業が終わった後、ブラッド先生が面白い構文を教えてくれたときから英語に興味が出てきたんです。

ブラッド先生 thatの構文かな? それは嬉しいね。

今目標にしていること

コバーン先生 今、目標にしていることはある?

田上くん 今英検2級を持っているので、今年中に準1級を取りたい。過去問を解いたら単語が全然分からなかったので、今は単語を頑張っています。

吉田さん 私も2級を持っているので準1級を取りたい。そして、英語でコミュニケーションが取れるようになりたい。先生たちのように世界中に日本語を学んでくれている人がいるから、私も英語を学びたいと思うんです。

ブラッド先生 試験のために英語を勉強するのではなく、海外で新しい自分に出会うためにも英語を学んでほしいよね。

受験生へのメッセージ

集合写真

ブラッド先生 常総学院を目指している受験生にメッセージを届けよう。

吉田さん 不安があるかもしれないけれど、自分の力を信じて目の前にある壁を突破してください。英語科の先生はみんないい先生なので心配しないでくださいね。

田上くん 自分の小学生のころも、みんなと同じように英語に不安があった小学生でした。常総学院に入れば先生のサポートがあるので、一人で必死にならなくても英検2級が合格できる力が身につくと思います。

編集者から見たポイント

毎日行われる英語の授業。常総学院では、今求められている4技能をバランスよく習得できることが分かりました。しかもモチベーションがキープできるように先生方が工夫しているので、生徒のみなさんは毎日楽しく英語に触れられているようです。「一人で頑張りすぎなくても大丈夫」という田上くんの言葉が印象的でした。常総学院に入学すれば自然と英語力が身につくという一番の証拠ではないでしょうか。

2018年度 イベント日程

プログラム 日程 時間
第1回入試説明会 10月27日(土) 9:30~11:50
常友祭(文化祭) 11月11日(日) 10:00~14:00
第2回入試説明会 11月17日(土) 9:30~11:50
入試説明会in柏の葉
(場所:柏の葉カンファレンスセンター)
12月1日(土) 10:00~11:30
小学5年生対象オープンスクール 3月16日(土) 10:30~12:00

企画・編集:インターエデュ・ドットコム
提供・取材協力:常総学院中学校