大学進学を見据えた教育で希望の進路を叶える

大学進学を見据えた教育で希望の進路を叶える

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昨年度から高等学校を2コース制にするなど、さまざまな進路に対応した教育を行う東京純心女子中学校・高等学校(以下、純心)。今回は、昨年度の進学実績から思索する今後の展望や、新コース初年度の手応えについて、進路指導部長・中村剛先生に率直なお話をうかがいました。

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進路担当教員が振り返る2019年度の大学進学実績

昨年度の卒業生は計89名。私大の入学者定員厳格化が続き、受験生にとって厳しい状況となっているなかで、中村先生は昨年度の進学実績をどのように分析しているのでしょうか。

中村先生は進路相談のほか、社会科教諭、バドミントン部顧問として日々多くの生徒たちと接しています。
中村先生は進路相談のほか、社会科教諭、バドミントン部顧問として日々多くの生徒たちと接しています。

難関大学への合格者が増加! 一般入試にも果敢に挑戦した

中村先生:うれしいことに、昨年度は難関国公立・最難関私立大学への合格者が多く出ました。生徒たちが頑張ってくれた結果だと誇らしく感じています。
ただ、一般的な傾向として、大学入試改革への不安などから、生徒や保護者の安全志向が続いています。本校も例に漏れず、第二、第三志望であっても、受かる確率の高い大学や推薦入試で手堅い合格を望む生徒が増えています。しかし、生徒たちには、安全志向に甘んじることなく、より高みを目指して一般入試にも積極的に挑戦してほしいと思っています。
とはいえ、私たち教員の最大の目標は、生徒たちの「将来はこれを学びたい、だからこの大学に行きたい」という希望を必ず叶えること。そのために必要な力を十二分につけてあげたい、という思いは、以前からずっと変わることのない純心の指導姿勢です。

2019年度卒業生(89名)の主な進路

学校 合格者数
国立難関大(お茶の水女子大・東京外国語大・宮崎大) 3名
私立最難関大(早稲田大・上智大・東京理科大・国際基督教大) 11名
GMARCH(青山学院大・学習院大・中央大・法政大・明治大・立教大) 26名
私立3女子大(津田塾大・東京女子大・日本女子大) 16名
薬学系大(東京薬科大・城西大・帝京大・帝京平成大・横浜薬科大) 7名
看護系大(北里大・昭和大・西武文理大・帝京科学大・文京学院大・東京純心大) 9名
人気実力大(駒澤大・東洋大・日本大・成蹊大・成城大) 11名
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初の大学入試共通テストには“基礎力の強化”で挑む

中村先生:今年度の大学入試では、センター試験に代わり、いよいよ大学入学共通テストが実施されます。どのような問題が出るかはわかりませんが、基礎的な問題で確実に点を取り、応用問題にも対応できる力を身につけることが一番の対策になると考えています。
その一環として、本校では各教科で定期的に小テストを行っています。中1でも入学後すぐに開始され、点数が9割以上取れなかった生徒は追試を受けなければなりません。そのほか、授業ノートや宿題の細かいところまで教員が全て確認するなど、勉強の仕方を入学段階から指導し、実践させています。これらの取り組みが功を奏し、中1で受ける模擬試験の結果が他校より高かったり、中3での英検2級合格者が学年全体の25%程度になっていることからも、中学生の早い段階からの土台づくりができていると感じています。

英語の授業では中1から「読む・聞く・話す・書く」の4技能を磨きます。その結果、模擬試験でも英語は特に成績が良いそうです。
英語の授業では中1から「読む・聞く・話す・書く」の4技能を磨きます。その結果、模擬試験でも英語は特に成績が良いそうです。

受験はチーム戦! 皆で難関大学を目指す特進プログラム

新たに設置された「叡智探究特進プログラム」(以下、特進プログラム)が、昨年度ついに始動。その目的や授業内容、初年度の感想を中村先生にうかがいました。

少人数体制で授業内容への理解を深める

中村先生:従来からの「叡智探究セレクトデザイン」(以下、セレクトデザイン)は、国公立・私立大学はもちろんのこと、医療看護系、芸術系などの専門的な学部にも対応できるクラスです。
一方、特進プログラムは難関国公立大や最難関私立大への対策に特化しており、高校1年次では英・数・国の習熟度別最上位クラス(通称Sクラス)で基礎学力を徹底的に磨き、高校2年次より20人前後の少人数クラスを編成し、深化した独自の授業を展開します。例えば、英語の授業ではネイティブの教員が英語で授業を行い、英語のロジックをマスターできるよう訓練を重ねていきます。
また、少人数体制のため、生徒一人ひとりの得意な部分、苦手な部分を教員がしっかり把握できるのもメリットの一つです。模擬試験の後には教科担当者全員で会議を開き、生徒の個別学習メニューを作るなどの対策を立てて後押しをします。

特進プログラムの授業では、生徒から質の高い質問が飛んできて驚かされる先生も多いそう。
特進プログラムの授業では、生徒から質の高い質問が飛んできて驚かされる先生も多いそう。

ともに受験に立ち向かうチームづくりも目的の一つ

中村先生:推薦入試や内部進学の生徒が秋には進学先を決めるなか、年度末に試験が行われる一般入試を受ける生徒は、孤独に耐えながら勉強を続けなければなりません。しかし、特進プログラムでは皆が一般入試を受験するため、クラスメイトと一緒に最後まで頑張ることができます。
特進プログラム1期生である現高校3年生は、最初こそ勉強についていけるか不安がっていましたが、今ではお互いに励まし合って勉強する姿をよく見かけます。女子は特に仲間意識が強いので、チームで受験に立ち向かえるのは、女子校ならではの強みだと感じています。

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純心なら、さまざまな進路をサポートできる

中村先生:進学実績を見ると、セレクトデザインからは、国公立大・私立大はもちろん、美大や音大などの専門分野にも毎年進学者が出ています。そして、昨年度から加わった特進プログラムには、偏差値の高い難関大を目指す生徒がたくさんいます。
このように、それぞれの目標に向かって、各自で道を切り開ける環境が純心にはあります。まずは学校を訪れて、純心の生徒たちの姿を見てほしいと思います。入学後にどのようなお姉さんに成長していけるのかをイメージできる機会にもなります。皆さんとお会いできる日を、教員一同で心待ちにしています。

「たとえまだ進学先の目標が定まっていなくても、学校生活を送る中で自然と見つけられるものです」と中村先生。
「たとえまだ進学先の目標が定まっていなくても、学校生活を送る中で自然と見つけられるものです」と中村先生。

編集者から見たポイント

新型コロナウイルスの影響で休校中の現在も、効果的なオンライン授業について会議を重ねている純心の先生たち。そうした姿は、生徒のために奮闘する心強いワンチームに見えました。頼れる仲間や先生たちと一緒なら、大学受験にも勇気を持って立ち向かえそうです。

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学校説明会・イベント日程

中学校

イベント名 日時 備考
学校説明会 今だからこそ伝えたいこと① 2020年7月11日(土) 11:00~12:30 要予約
オープンキャンパス2020 2020年8月8日(土) 13:30~16:00 要予約

※5月30日(土)に予定しておりました学校説明会は動画配信で実施いたします。詳細は学校ホームページをご覧ください。

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高等学校

イベント名 日時 備考
学校説明会 今だから伝えたいこと① 2020年7月11日(土) 14:00~15:30 要予約
オープンハイスクール2020 2020年8月22日(土) 13:30~17:00 要予約
個別相談会 2020年9月5日(土) 13:00~16:00 要予約

※6月13日(土)に予定しておりました学校説明会は動画配信で実施いたします。詳細は学校ホームページをご覧ください。

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