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inter-edu’s eye
2018年、国学院大学が掲げる「もっと日本を。もっと世界へ。」のコンセプトを基に、国学院大学久我山中学高等学校(以下、久我山)の女子部・一般クラスがCCクラスに変わります。CCクラス新設のねらいや従来のSTクラスとの違い、在校生・卒業生だから知っている久我山の魅力を紹介します。
久我山には刺激がいっぱい
在校生インタビュー
久我山なら、やりたいことがきっと見つかる!
女子部と男子部それぞれで、将来の目標に向かって輝いている高校3年生のお二人に、普段の学校生活から得られた気づきや成長を実感している点についてお話を聞かせてもらいました。
女子部・高校3年生のC.Eさん。生徒会副会長を務めながら、硬式テニス部でも活躍した頑張りやさん。先生のコメント欄があるスケジュール表を利用して、勉強と部活動を両立させたそうです。
私が生徒会に立候補したのは、全国大会で準優勝したサッカー部の試合を見て感動し、自分も久我山のために何かできないかと考えたからです。この学校には、刺激を与えてくれたり、自分のやりたいことを知る機会がいっぱいあります。私は中学3年のとき、食糧問題をテーマにした修学論文で世界の現状を知り、その後、生徒会の活動でニカラグア大使館の駐日大使と直接お話ししたことで、大学で学びたいことが明確になりました。
また、先生の対応がとても温かいのも久我山の特長です。受験のための添削指導はとても丁寧にやってくださり、女子部の先生はもちろん、男子部の先生にも見ていただいています。添削プリントにはたくさんのコメントが書かれています。先生が熱心に指導してくださるので、勉強を頑張ろう! という気になりますね。
久我山は男女別学ですが、文化祭や体育祭など様々な行事は一緒に参加します。普段は話をしない人と協力するので、行事のときは自分の個性をいかに出すか、自分のアイデアをどうぶつけようかと必死に考えることになり、とてもいい経験になりました。
部活で頑張ることを不勉強のいいわけにしない
高校受験をしたきっかけは、サッカー部の全国大会の試合をテレビで見て惹かれたことと、久我山が学業にも力を入れている学校だと知ったからです。なによりすごいところは、成績上位の生徒が全国大会に出場する、高いレベルで文武両道をこなしている人がいるところ。頑張ったらその分結果を出せることを教えてくれる人が身近に多くいるので僕も触発され、以前の自分とは比べものにならないほど勉強するようになりました。
男子部・高校3年生のM.Hさん。サッカー部のキャプテンを務めながら、志望大学も高い目標を掲げて猛勉強中。負けず嫌いで真っ直ぐな性格で、勉強に対しても真剣勝負で挑んでいます。
だからといって、勉強を頑張ってサッカーのパフォーマンスが落ちるのは嫌なので、オンとオフをしっかり切り替えて両立させています。久我山生になったことで、知識を増やすことが楽しくなり、勉強っていいなと素直に思えるようになりました。
勉強もスポーツも、どちらも本気でできるものなんだと分かったので、大学も高いレベルで両立できるところに進学したいです。実際に、僕の志望大学には久我山の卒業生が大勢進学しているんですよ。
真のグローバルな人材を育成する
CCクラス
来春から、久我山の女子部・一般クラスはCCクラス(Cultural Communication Class)に変わります。茶道や華道などを体験する「女子特別講座」を女子部創設時から続けている実績を素地として、ただ英語が話せるだけでなく、日本の歴史や文化をきちんと発信できる真のグローバルな人材を育てます。CCクラス新設のねらいについて、英語講師のJennifer先生にうかがいました。
日本の文化を久我山から世界へ伝よう
Cultural は「文化の」、Communicationは「相互に伝え合うこと」を意味します。このクラスが目指すところは、世界の人々と文化的な交流を深められる人を育てることです。そのためには、自分を理解し他者を理解すること、自分の文化を理解し他の文化を理解することです。世界がグローバル化すればするほど、「多様性を学ぶ」ことはますます重要になっていきます。なぜならば、それこそが平和をつくる第一歩だからです。
久我山のCCクラス新設が、世界に目を向け日本文化を伝える先駆となり、その学びが学校全体に広がることを願っています。
6年を通して学ぶ「グローバル・スタディーズ」
CCクラスには、英語力とコミュニケーション力を高め、世界の人と協働するための力を身につけることを目標とした「グローバル・スタディーズ」の授業があります。中学1年生から週2時間この授業に取り組み、グローバルな視点を構築していくとともに、実際に異文化交流を通し自らの体験を豊かなものにしていきます。一人ひとりがグローバル・リーダーとして成長していくことを最終目標としています。
STクラスから東京大学へ現役合格
卒業生インタビュー
STクラスは、東京大学や一橋大学をはじめとする最難関大学や、医学部への現役合格を目指して2008年につくられた特別進学クラスです。今回特別に、久我山で6年間を過ごした後に東京大学に入学した卒業生にお話しを聞かせてもらいました。
勉強と部活動、どちらも充実させられる最高の環境
僕は入学前から、自分は勉強だけでなく部活動にも力を入れたいと思っていました。久我山ラグビー部は全国レベルの強さ。僕は勉強よりスポーツのほうが壁にぶつかることが多く、できないことをできるようにするための努力の継続や、克服するためのメンタリティーを部活動で身につけることができました。また、試合で勝ってこそ他のことも充実するという面白さを知ることができましたね。
中学からラグビーに所属しながら、中学で生徒会、高校で文化祭実行委員長を経験したR.Kさん。現在も東京大学ラグビー部に所属する現役スポーツマン。
東京大学への受験を意識したのは、高校2年の11月。定期テストでクラス1位になることを目標にして、高校3年の夏から東京大学への受験勉強にシフトしました。学校の勉強のおかげで、実際に1位になったり模試で校内上位に入ることで自信をつけることができました。STクラスでよかったことは、授業が分かりやすいことと、英語と数学の先生が中高3年間変わらなかったこと。積み重ねが大事な教科なので、同じ先生に教えてもらうことはとてもよかったです。STクラスのやり方についていけば、どんな進路にも対応できる学力がつくと思います。
男女別学は、行事では女子と仲良くなり、教室に戻ると男子しかいない面白さがあって、バランスが取れていて過ごしやすかったです。久我山は行事がとても男臭いんです。寒稽古では暗くて寒い朝に学校で柔道をやるなど、男気あふれる行事があって、久我山で過ごせば強い男になれると思いました。
今後の説明会/公開行事スケジュール
イベント | 日時 | 対象 | 備考 |
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授業体験 in Kugayama 中学校 |
7月30日(日) 9:00~13:00 | 受験生・保護者 | 体験授業のみ要予約 |
夏休みミニ説明会 中学・高等学校 |
8月5日(土) 10:00~11:00 8月11日(金・祝) 10:00~11:00 8月12(土) 10:00~11:00 8月27(日) 10:00~11:00 |
受験生・保護者 | 要予約。校舎案内あり |
第1回 中学校説明会 | 9月9日(土) 男子:10:30~12:00 女子:14:00~15:30 |
受験生・保護者 | 要予約。男女別。校舎案内あり |