授業はグループに分かれて実施。活発な意見交換をうながすために、グループは学力ではなく人間関係を重視したものに。

各グループに配布された1台のタブレットと3種類のプリント。数学が得意な子も苦手な子も楽しく参加できるよう、難易度の異なる課題が複数用意されていました。

与えられた時間は20分。グループで話し合い、導き出した答案をタブレット経由で提出します。

グループ内ではディスカッションが白熱。生徒全員が自ら動き、言葉を発していました。まさにアクティブラーニング！

他のグループが何を書き込んでいるかもリアルタイムで見られます。学校での授業では珍しい、自由に「カンニング」ができる環境のおかげで、他者の思考過程を参考に自分たちの答案をブラッシュアップするグループも。
答えを導き出す過程にも学びがあり、グループごとの学力格差を埋められるという副次効果もありました。

どのグループがどの解答をのぞいたかの履歴も確認可能。多くのグループから「カンニング」されたことも、ひとつのモチベーションに。

制限時間のカウントダウンも画面上で確認。
一番に提出したい、最後まで残りたくないという意識が自発的な動きを加速させます。

グループワークの後は解説の時間。
各グループの答案を見比べながらフィードバックします。

マニアックな答案に教室がざわつく場面も！初めて聞く用語やもっと詳しく知りたいことをその場で調べ、掘り下げて共有できるのもICTならではです。