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世界で活躍する国際人を育てる LCA国際小学校

inter-edu’s eye

文部科学省の認可を受けた私立校のLCA国際小学校(以下、LCA)は、「日本人」としての教育をしっかり行った上で、英語を使いこなし国際社会で活躍できる人材を育てるバイリンガル教育を行っています。LCAでは学校生活の大半を英語で過ごすため、インターナショナルスクールのイメージを抱くかもしれませんが、実際に通う児童の大半は日本人で、日本の学習指導要領を元に日本人としてのアイデンティティを大切にする教育を行っています。そんな、ほかに類を見ない国際的な教育を進めているLCAが誇る教職員をご紹介します。

子どもに寄り添い心をはぐくむ教育を進める先生たち

Adrian Martinez(エイドリアン・マルティネス)副校長

担当教科プログラミング

マルティネス副校長

Profile

2005年の小学部設立前からLCAに勤め18年。2006年からマネジャーに就任し、プログラムの構築などを担当。現在副校長を務めている。

LCAの教育の特徴

LCAは、日本語と英語のバイリンガルを育成するためアクティブイマージョン教育を進めています。そのベースとなるのは、ディスカッションしながら学ぶ授業です。黙って先生の話を聞くというよりも、活発に意見交換をして、その中から学びを深めることを大切にしています。そのために「ダメ」「違う」と否定するのではなく、相手の考えを受け入れるという雰囲気づくりを目指しています。教科指導に関しては、学習指導要領に沿った教育内容を進めながら、より深い学びができるようオリジナルの教材を使っています。また、1クラス約20人の少人数制を導入しており、勉強だけでなく児童一人ひとりがたくさんの経験を積みながら心をはぐくむことも大事にしています。

担当教科について

私の担当する英語を使ったプログラミングの授業はLCAの教育の特徴の一つです。プログラミング言語やロボットのパーツは英語なので、子どもたちは自然と英語を使って学習を進めています。小6の授業では、2〜3人グループで意見交換しながらロボットを完成させる授業を行ったのですが、子どもたちは英語でディスカッションしてロボットを完成させていました。短い期間でもプログラミングをきちんと理解しているようです。私は、このプログラミング学習を通してロジカルシンキングを身につけてほしいと考えています。「信号がなぜ変わるのか」「自動ドアの仕組み」など、普段の生活の中で当たり前だと感じていることでも疑問を持ち、考える力を持ってほしいですね。

マルティネス副校長と児童

教育について

LCAの宝は子どもたちの笑顔です。子どもたちは毎日、楽しく学校に来てくれています。そんな姿を見るのが私の喜びでもあります。勉強だけでなく心をはぐくむ。LCAが子どもたちにとって何でも言える場所になってほしいと願っています。今後もさまざまな経験を通して、問題解決のスキルを身につけられるよう指導を進めていきます。

集合写真
LCAの教育理念

Michael Fleeman(マイケル・フリーマン)先生
荒井顕一先生

担当教科理科

荒井先生

Profile

公立校での勤務を経て今年4月からLCAに勤務。算数や社会、理科を担当。

フリーマン先生

Profile

アメリカ出身。8年前からLCAに勤務。英語の授業に加え、理科の実験や観察などを担当。

言語が交わる理科の授業

荒井先生

理科では、フリーマン先生と私が協力して、英語と日本語のクロスカリキュラムにチャレンジしています。実験や観察など体験型の授業は、フリーマン先生がオールイングリッシュで行っています。実験で使う専門用語や実験で得た知識を補足したり、より深化させたりするのが私の担当で、日本語を使って授業を行っています。

フリーマン先生

英語が苦手な児童でも理解できるように実験の進め方などをきめ細かに板書するように心がけています。また、アクティビティの中で英語力を身につけることも大切にしています。たとえば、ゴーヤの観察では、英語で観察記録を書くのですが、その後でもう一度日本語でも書いて表現の違いを比べます。日本語では書けたけれど、英語ではうまく表現できなかった部分に関しては、後でしっかりと表現を教えて、ボキャブラリーを増やす工夫をしています。

授業風景

教育のこだわり

荒井先生

単元内容をどこまで指導するか、どの点を補足するかに関してフリーマン先生と話し合って細かく決めています。理科では児童に「トライアル&エラー」を繰り返せる授業にしたいと考えています。やってみたいという気持ちを大切にして繰り返しチャレンジできる授業をフリーマン先生が上手に進めてくれています。そこをフォローアップするのが私の役目です。

フリーマン先生

子どもたちには授業を通してさまざまなことに興味を持ってほしいですね。理科の目線で世界がどのようにつくられているのかを考えてほしいと思います。

理科室

LCAの魅力

荒井先生

LCAの子どもたちはとにかく素直で人なつっこい。ありのままでいられる学校だと感じています。1クラスが少人数なので自分の気持ちを素直に表現できる環境が整っているのだと思います。

フリーマン先生

理科の授業に限らず「本物」に触れられるアクティビティがたくさんあるので、多くの経験を積むことができますし、さまざまな経験から学ぶこともとても多い環境です。

フリーマン先生

宇田典子 学校司書

担当図書館司書

宇田学校司書

Profile

大学図書館、小、中学校の図書館勤務を経て昨年4月から現職。

LCAは図書館も魅力的!

全校児童が積極的に図書館を活用しているのがLCAの特長だと感じています。朝、新聞を読みに来たり、昼休みには本を借りに来たりするなど1日中にぎやかです。本を借りない児童が1人もいないというのも素晴らしいことだと思います。LCAの子どもたちは「一人ひとりが違っていい」という考え方を持っていると感じます。そのため児童一人ひとりの要望に応じて、さまざまなジャンルの本を用意しているのも大きな特長です。

図書館には、和書、洋書が半々の割合で置かれています。図書分類は「日本十進分類法」に基づいて和書、洋書どちらも一緒に並べて英語の本も手にとってもらえるよう工夫しています。また、本に少しでも興味を持ってもらえるように、全校児童一人ひとりの好みを把握して、その子に合った本を提案しています。特に洋書については、Lexile指数を導入し、子どもたちの語学レベルに合わせて授業するようにしています。クラス担任の先生とも連携を図りながら、本を読む習慣が身につくように声かけしています。図書館を通じて知的好奇心や探究心をはぐくんでほしいですね。これからも児童一人ひとりの「知りたい」という気持ちを大切にして、その気持ちに応えられる図書館であり続けたいです。

図書館

多種多様な進路を実現!

古館先生

進路相談室 古館先生

偏差値や進学実績に偏った進路指導ではなく、児童一人ひとりの特性を見極めて、卒業後も真の国際人として輝ける学校を提案しています。中学受験の入試体系が多様化する中で、放課後に夜遅くまで進学塾に通うことなく中学受験に合格できるように、四谷大塚と提携し、一般入試や英語利用入試を含めた専用のカリキュラムを作りサポートしています。
LCAでの小学校生活を楽しみつつ、それぞれに最も合った中学校に進学してもらうことがLCAの望みです。

2020年度イベント日程

出張説明会

日時 イベント名 備考
2020年3月5日(木) 第1回 【会場】サンライフガーデン平塚
2020年3月6日(金) 第2回 【会場】リッチモンドホテル武蔵小杉
2020年3月10日(火) 第3回 【会場】ザ・ウィングス海老名

学校見学・説明会

日時 イベント名 備考
2020年5月12日(火) 第1回 授業・校内施設見学/学校説明
2020年5月28日(木) 第2回 授業・校内施設見学/学校説明【年長対象】
2020年6月12日(金) 第3回 授業・校内施設見学/学校説明
2020年6月23日(火) 第4回 授業・校内施設見学/学校説明【年長対象】
2020年9月10日(木) 第5回 授業・校内施設見学/学校説明
2020年10月6日(火) 第6回 授業・校内施設見学/学校説明
2020年12月11日(金) 第7回 授業・校内施設見学/学校説明

企画・編集:インターエデュ・ドットコム
提供・取材協力:LCA国際小学校