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inter-edu’s eye

二松學舍大学附属高等学校(以下、二松學舍)は、附属中学校のない私立高校です。通学可能エリアを広げるアクセスのよさ、大学附属、共学、駅近と、受験生に人気の条件が揃っているところが特徴です。そこで、実際のところはどうなのか、卒業生・在校生の保護者に詳しく聞いてみました。

二松學舍大学附属高等学校

千代田区九段下に位置し、学校周辺には靖国神社や桜で有名な千鳥ヶ淵、日本武道館や東京国立近代美術館など、歴史的・文化的な施設が点在しています。「心を育て 学力を伸ばす」をモットーに、特進・進学コースを設けて生徒一人ひとりの希望の進路をサポート。近年はICT教育にも力を入れ、全生徒にタブレットを貸与しています。

先生と生徒
二松學舍大学附属高等学校

卒業生・在校生保護者インタビュー

高校からの学校選びのポイント

インタビューに応じてくださったのは、卒業生・在校生保護者、OBであり広報ご担当の車田忠継先生の3名です。

インタビューを受けていただいた3名
Nさん

Nさん

千葉県在住。長女は2018年度卒業。書道部、バレーボール部(マネージャー)、吹奏楽部に所属。次女が2019年4月に入学。

Hさん

Hさん

千葉県在住。娘は2015年度卒業。在学中は家庭科研究部に所属し、部長を務める。

車田忠継先生

車田忠継先生

1993年度卒業。在学中はテニス部に所属。現在は二松學舍の入試広報部 部長、地理歴史・公民科主任を務める。

お子さまの学校選びでは何を重視しましたか。

Nさん
長女のときは「附属中学校がない」「共学」「吹奏楽部がある」「まじめな生徒が多い」を条件に候補を絞りました。内進生がいると友人関係が既に出来上がっていたり、勉強のスタート地点が内進生に合わせたものになりそうですが、附属の中学校がなければみんなで一斉に新しい学校生活を始められます。あと、二松學舍は「大学附属」も魅力でしたね。在学中の次女は公立志望でしたが、長女がとても楽しんで学校に通っていたことと、先生がとてもよくしてくださることを知り、自分も通いたいと言い出しました。

Nさん、Hさん

Hさん
うちは「東京」「好アクセス」「共学」「大学附属」で選びました。共学の大学附属校をたくさん見学しましたが、我が子に合うカラーでなかったり、マンモス校だったりして。生徒数が多いと、大人しい生徒に先生の目が行き届かない気がします。その点、二松學舍は人数が多すぎず、アットホームな雰囲気がありました。説明会では、1年過ごせば全学年の生徒と顔見知りになると聞き、すごくいいなと思ったんです。また、制服がかわいいところも気に入っています。緑色のリボンのセーラー服は生徒にすごく人気があるんですよ。

緑色のリボンのセーラー服

多様なルートと治安のよさで電車通学の不安を払拭

お子さまはどちらも千葉県からの通学ですね。電車通学に不安はありましたか。

Hさん
子どもが女の子だと気になりますね。ですからルートを確認し、乗換駅の治安まで調べました。交通の便がよく、いろいろなルートで登下校できることは安心材料になります。

車田忠継先生

九段下駅は東西線・半蔵門線・新宿線が乗り入れており、さらにJR市ヶ谷駅・飯田橋駅も通学に利用できます。

Nさん
学校が九段下駅から近いことも安心につながりますね。

Hさん
神奈川寄りの生徒の多くは半蔵門線を使っていて、いろいろな地域から生徒が集まっているところも魅力的でした。

登下校のようす

学校生活を楽しみながら将来を意識できる

学校生活のようす

入学してからのお子さまのようすを教えてください。

Nさん
学校で「論語」を扱うのは二松學舍の特徴で、国語が好きだった長女は楽しんで学んでいました。文系の学校という印象は入学後も変わらなかったです。

Hさん
娘は理系も意識していたので、文系のイメージが強い学校に行って大丈夫かなと思ったのですが、2年生で文・理系に分かれるし、学校はどの生徒の意志も尊重して内部進学でも外部進学でもサポートしてくれました。

Hさん

Nさん
夏期講習や勉強合宿があり、先生方の面倒見がよいので娘は塾に通うことなく大学に合格。これは助かりました。

Hさん
学校でiPadを使うところもいいですよね。

Nさん
そうですね。Classiが導入されてからは自宅学習に勤しむようになり、自主性が身についたと思います。

Hさん
学校近辺には大学がたくさんあり、日々刺激を受けるようで、いつからか大学進学を見据えた生活になっていました。将来を身近に感じられる環境だったのだなと思います。

Nさん

お子さまは部活動や学校行事を楽しんでいましたか。

Nさん
野球部がとても強いので、長女は吹奏楽部員として2年続けて甲子園へ応援に行きました。すごく貴重な体験だったと喜んでいます。次女は入学前から応援していました。

Hさん
家庭科研究部で娘が部長を務めた年は、文化祭でのケーキ販売で過去最大の売り上げを記録しました。

Nさん
文化祭で売り出すケーキは美味しくて有名なので、私も毎年朝から並んで買っていました。

車田先生
退職した教員も買いに来ますから。文化祭の名物です。

家庭科研究部

Nさん
文化祭だけじゃなく、体育大会や球技大会まで保護者の見学が可能なので、ほぼ毎回見に行っていました。

Hさん
私も。あと、行事といえば持久走大会。学校のすぐそばにある皇居の周りを走るんです。多くのランナーが好んで走りに来る場所で持久走大会ができるなんて、二松學舍ならでは。

持久走大会

欲張りな子も満足できる学校

部活動に励む生徒

生徒は学校に楽しく通い、勉強や部活動に励み、さらに恵まれた環境の恩恵を受けていると感じました。

車田先生
学校は楽しく通うことが第一。楽しくないと勉強もできません。勉強して附属の大学へ進むか、一般受験をするか、選択の幅は広いと思います。

Nさん
生徒は穏やかで、どのクラスからも仲のよさが伝わりました。先生と生徒の距離も近く、アットホームなところが学校の一番の魅力。高校生活を楽しく送りたい方にはぜひおすすめです。

授業のようす

車田先生
私が在校生だった頃から、その距離感は変わっていないと感じています。学校が掲げる「心を育て 学力を伸ばす」というモットーに感じるものがある中学生には、ぜひ本校に来てほしいですね。

Hさん
二松學舍は人の気持ちを育む学校。二松學舍なら楽しい思い出を作り、次のステップへ進むことができますよ。

インタビューのようす

編集者から見たポイント

学校へたびたび足を運んでいた保護者が見たものは、穏やかな生徒たち、生徒と先生の関係性、学校周辺の環境のよさでした。公開行事の多さは、学校が誠実に教育にも生徒にも向き合っている自信の表れといえるのではないでしょうか。
高校受験は中学受験と違い、お子さまが志望校を選ぶでしょう。しかし、大人だから見抜けるポイントもたくさんあるはず。HさんNさんのコメントを高校選びにぜひ活かしてみてください。

イベント日程

イベント 日程 時間
学校体験会要予約 2019年7月20日(土) 10:00~13:30
学校説明会要予約 2019年9月21日(土) 14:00~15:30
学校見学会予約不要 2019年8月5日(月)~8月9日(金) 第1回10:00 第2回14:00
学校見学会予約不要 2019年8月19日(月)~8月23日(金) 第1回10:00 第2回14:00

企画・編集:インターエデュ・ドットコム
提供・取材協力:二松學舍大学附属高等学校