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帰国生も大満足!英語力をさらに磨く3日間のサマーキャンプ

inter-edu’s eye

青稜中学校・高等学校(以下、青稜)は海外生活の経験があるお子さま、英語力が特に高いお子さまがいるご家庭にぜひ知っていただきたい学校です。というのも、中学1年生から英検2級相当以上の生徒を対象とした授業「POP(Pull Out Program)」を実施しており、より高いレベルを目指して学ぶことができるからです。POPのイベントにお邪魔したところ、アクティブな生徒の姿に出会えました!

SDGs達成に向けてオールイングリッシュで話し合う!

イベント名は「POPサマーキャンプ」。中学1~3年生の約25名に対して、外国人の指導者10名という充実の環境の中で行われました。活動内容は、オールイングリッシュで世界規模の問題について対話しながら、SDGs(持続可能な開発目標)を達成する方法を提案するというもの。3日間の日程で1日約8時間かけて英語力を磨きつつ、社会への視点を広げていきます。

DAY1

イベント初日は、生徒と講師たちがお互いに知り合うところからスタート。自己紹介をはじめ、一緒に英語のニュース記事を読みながら意見交換を進めます。そのほかにも、空港の入国審査手続きのロールプレイなどで楽しみながら親睦を深めました。

1日目
DAY2

講師たちと生徒がグループを組み、英語でのディベートに挑戦します。「理数系教科と芸術系教科のどちらを重視すべきか」といった身近なテーマですが、自分の立場を主張することは簡単ではありません。講師陣はフレンドリーでありながらも、さすがの発言力で生徒の本気を引き出しました。

2日目
DAY3

最終日は、社会について話し合ったことを基にプレゼンテーション。「海洋ゴミを減らすには」「食品ロスを生まないために」……地球規模の問題について、思い思いの解決策を提案します。緊張する生徒に講師陣はやさしく声をかけ、一人ひとりに「聞き手の生徒たちの目をしっかり見ていたね」など講評を述べていきます。

3日目

ジェンダーギャップ解消に向けて、日本はどう変わるべき?生産人口減少時代をどう生き抜く?

それでは、3日目のプレゼンテーションの事例をご紹介します。

山田彩花さん
山田彩花さん(中学3年生)小学5年生~中学2年生の間、スイスで生活。インターナショナルスクールのご出身です
山田さんのプレゼンテーション

山田さんのプレゼンテーションのテーマは「ジェンダーギャップ(男女間格差)」。男女の収入の違いや国会議員の男女比率などに着目し、平等を目指すための取り組みを考察。企業に管理職の男女比率などの公表を促す措置を取り、社会全体の意識を変えていく必要性を訴えました。

中島健臣くん
中島健臣くん(中学3年生)キューバ、アメリカ、スペイン、カナダで生活した経験をお持ちです
中島くんのプレゼンテーション

これまでニュースで見てきた日本経済の問題を改めて捉え直した中島くん。GDPの推移を調べるうちに、生産年齢人口が減っていく問題に行き当たりました。プレゼンテーションでは打開策として、情報技術の活用で生産性を向上させることを提案。経済用語も分かりやすい英語に直して発表内容を組み立てました。

「本格的なディベートは初めて」帰国生にとっても新鮮な学び

プレゼンテーションをご紹介した生徒たちに「POPサマーキャンプ」のご感想をうかがったところ、もともと高い英語力があっても、新鮮な学びが得られるということが分かりました。

ディベートの様子

サマーキャンプのご感想を教えてください。

山田さん

海外の人と久しぶりに話すことができてうれしかったです。海外生活をしていた頃の友達と連絡をすることはありますが、3日間ずっと英語を使う時間は本当に貴重だと思います。

講師の皆さま

中島くん

指導者がいろいろな国の方だったので、インドやマレーシアの方の価値観に触れられたのが収穫でした。ディベートが特に心に残っていて、ストレートに意見を伝える大切さを知りました。本格的なディベートは初めてで相手の意見の隙を探すのにとても頭を使いました。

受験生に知ってほしい「青稜の英語」

山田さん

青稜に入学するまで、英語は話せるけど文法は苦手でした。でも、POPの授業では丁寧に文法を教えてくれます。今回のイベントでも人前に立つ自信が身につきました。

中島くん

POPではネイティブの先生の授業が受けられて、英語特有の言い回しが学べます。英語力をさらに高めることができる環境です。

「自分の殻を破っていく姿」先生から見たサマーキャンプ

海外生活の経験がある生徒も大満足の「POPサマーキャンプ」。最後に先生の目線から見た生徒たちの変化についてうかがいます。

郡山先生
郡山民子先生(国際教育部長・英語科主任)

この3日間、生徒を見守る中で印象的だったことを教えてください。

郡山先生

英語力があっても、引っ込み思案な生徒がどんどん自分の殻を破っていく姿が心に残りました。初日と最終日では声の大きさが全然違う生徒が目立ちます。間違いを恐れない姿勢が身についたのだと思います。

講師の皆さま

「POPサマーキャンプ」の経験を今後にどう活かしてほしいですか。

郡山先生

今回、英語力を高めるだけでなく、社会について議論しながら考えを深める機会になったと思います。ぜひ将来の夢を考えるステップにしてほしいです。この経験が、自分が何をするべきなのかを考える材料になればうれしいです。

帰国生が苦手な文法を万全サポート!

最後に「英語力をさらに磨きたい」という受験生の皆さんに先生からのメッセージをお届けします。

ニュージーランド留学

郡山先生

青稜の帰国生向け授業「POP」は、文法を丁寧に教えるという特色があります。英語が話せても、意外に文法が苦手という方は多いですが、大学受験でとても重要になる分野です。しっかり勉強していきましょう。

今回の「POPサマーキャンプ」以外にもニュージーランドへの長期留学をはじめ、さまざまな体験で、さらに英語力に磨きをかけられる学校です。入学後の学びにご期待ください。

イベント日程

中学

2022年9月25日(日) 10:00~15:00
青稜祭

2022年10月8日(土) 14:30~16:00
中学校学校説明会(保護者対象)

2022年10月15日(土) 14:00~16:00
体験入学【第2回】(5・6年生対象)

2022年10月22日(土) 14:30~16:00
中学学校説明会(保護者対象)

2022年11月12日(土) 14:00~16:00
体験入学【第3回】(5・6年生対象)

2022年11月26日(土) 14:30~16:00
中学校学校説明会

高校

2022年10月8日(土) 10:30~12:00
高校学校説明会(生徒・保護者対象)

2022年10月22日(土) 10:30~12:00
高校学校説明会(生徒・保護者対象)

2022年11月19日(土) 14:30~16:00
高校学校説明会(生徒・保護者対象)

企画・編集:インターエデュ・ドットコム
提供・取材協力:青稜中学校・高等学校