中2生親子に聞く 東京家政大附属女子の魅力とは

中2生親子に聞く 東京家政大附属女子の魅力とは

inter-edu’s eye

板橋区にある東京家政大学附属女子中学校・高等学校(以下、東京家政大附属女子)では、将来のヴィジョンを思い描く機会をふんだんに用意し、大学受験では内部・外部進学のどちらも学校を挙げてサポートしています。そこで、今回は、内部進学と外部進学を考える在校生親子にインタビュー。それぞれ、どんな理由で入学を決意し、どのような学校生活を送っているのでしょうか。

学校公式サイトへ ≫

入学を熱望 併願なしの第一志望で受験

インタビューに協力してくださったのは、佐々木さん親子と桑原さん親子。入試・広報部で中学入試部長の諸坂先生も同席してくださいました。

インターエデュ(以下、エデュ):入学を決めた理由を教えてください。

佐々木さん:説明会にはアドミッションスタッフと呼ばれる在校生がいて、個別相談や案内などを担当しています。小学生だった私は、スタッフの先輩にあこがれて、「こんなお姉さんになりたい!」と受験を決意しました。どうしてもこの学校に来たかったので、ここしか受験しませんでした。

佐々木さん母:娘は女子校を希望していたので、あらゆる女子校を見学しました。そのうえで、本人が一番気に入ったところが東京家政大附属女子で、ここの説明会には10数回参加しましたよ。

桑原さん父:うちはスクールランチ試食会がきっかけです。

桑原さん:管理栄養士になりたいという夢を持って学校選びをして、管理栄養士の専攻がある家政大に附属校があることを知りました。そして、試食会に参加したら給食がすごく美味しくて。献立が書かれた紙には料理の豆知識が載っていて、学校の食育にも惹かれました。私も併願校なしで受験しています。

桑原さん
管理栄養士を目指して入学した桑原さん
佐々木さん
説明会での先輩の姿に憧れて受験を決意した佐々木さん
美味しいと評判スクールランチを見る ≫

エデュ:お子さまの意志で入学を決めたのですね。入学当初のようすはいかがでしたか。

桑原さん父:入学してから一気に明るくなりました。

桑原さん母:帰宅すると毎日のように「楽しかった」と言っていて。学校へ持っていく荷物が重くても、登校したら美味しいランチがあるから、と頑張っていましたね。

佐々木さん母:バスと電車を利用して登校するので、初めての電車通学や、友達ができるかどうかを心配していましたが、本人は何の問題もなく学校生活を満喫していました。

桑原さんのご両親
桑原さんのご両親のお話から穏やかな家庭のようすがうかがえました。
佐々木さんのお母様
佐々木さんの学校生活を楽しんでいるようすに、お母様も安心していました。

どんな生徒が多い? 入学して分かった学校の特長

エデュ:中学校生活は折り返し地点を過ぎました。通ってみて、どんな学校だと思いますか。

桑原さん:穏やかな生徒が多いです。

佐々木さん:生徒と先生の距離が近いですね。学校行事には先生も参加して、運動会ではリレーを走ったり、合唱祭では一緒に歌ったりしています。

エデュ:ほかにも先生とのエピソードはありますか。

佐々木さん:受験生の頃は、分からない問題があると、説明会の個別相談で先生に教えてもらっていました。丁寧に教えてくださった先生には感謝しています。また、先生に勧められて、いいことだけを書き込む“ポジティブ・ノート”を作りました。受験当日はこのノートしか持っていきませんでした。

桑原さん:数学が好きで、実力を試したいと数学検定3級(中3レベル)の受検を考えたのですが、まだ習っていない問題がたくさんあったので、数学科の先生に相談しました。すると、ご自身が使っていたテキストを「分かりやすいから」と貸してくれて、そのテキストで勉強したら合格することができました。

エデュ:いま力を入れていることは?

佐々木さん・桑原さん:アドミッションスタッフの活動です。

桑原さん:小学生の頃は自分から前に出るタイプではなく、入学が決まってから自信がついて変わってきました。アドミッションスタッフの活動を通して受験生、保護者の方々と話すことを楽しみにしています。

佐々木さん:アドミッションスタッフには中1生から高3生までいて、説明会に向けて資料を作成したり、外部のフェアに参加したりしています。高校生の先輩と関わることができるので、社会性を学べます。

文化祭入試相談コーナーでのアドミッションスタッフの活動のようす
文化祭入試相談コーナーでのアドミッションスタッフの活動のようす。
アドミッションスタッフの外部フェアでの活動レポート
外部フェアでの活動レポートも丁寧にまとめられていました。

エデュ:保護者の立場から感じる学校の魅力や、学校への要望を教えてください。

桑原さん父:いいところは、ゆったりした雰囲気があり、生徒が伸び伸びしているところです。ただ、社会の厳しさを考えると、もう少しピリッとした感じがあってもいいのかなと思います。

桑原さん母:生徒には、学力向上に力を入れてほしいですね。

佐々木さん母:私もお二人と同じで、穏やかな生徒、優しい先輩、温かい先生方が、学校の雰囲気を作り上げているところが魅力だと感じます。外部の大学進学を考えているので、学力面へのより一層の尽力にも期待しています。

エデュ:保護者の方のご意見について、いかがですか。

諸坂先生:自信を持って「おまかせください」とお答えします。中学校では生徒一人ひとりをきめ細かに指導しています。高校でも、きめ細かい指導は変わりませんが、頑張る生徒のやる気を大切にして、学校全体での学力向上に努めています。一例を挙げると、講習、補習を充実させ、夜8時までチューターもいる自習室での学習をサポートしています。

来年度の入試要項をチェック ≫

編集者から見たポイント

「学校生活は楽しいのひと言に尽きる」と語る佐々木さんは、中学校に入学してから英語の楽しさに目覚めたそうです。桑原さんは数学への関心を強めており、二人とも東京家政大附属女子で意欲的に勉強に取り組んでいるようすが伝わりました。在校生とその保護者が認める、魅力ある学校の雰囲気を、説明会や入試個別相談会で皆さんも感じてみてはいかがでしょうか。

学校公式サイトへ ≫

イベント日程

イベント名 日時
第5回 学校説明会 2019年12月15日(日) 10:00~12:00
第2回 入試個別相談会(予約制) 2019年12月15日(日) 10:00~16:00
第3回 入試個別相談会(予約制) 2019年12月16日(月) 10:00~16:00
第4回 入試個別相談会(予約制) 2019年12月25日(水) 10:00~16:00
第5回 入試個別相談会(予約制) 2019年12月26日(木) 10:00~16:00
第6回 学校説明会 2020年1月12日(日) 10:00~12:00
スクールランチ試食会(予約制) 2020年2月23日(日) 11:00~13:00
詳細・予約はこちら ≫

その他の連載コンテンツ

第2回理想の25歳って?「ヴァンサンカン・プラン」の答え合わせ

中高一貫校時代に思い描いた「25歳の私」。果たしてその実現は…? 卒業生2人に、キャリア教育が与えた影響をうかがいます。記事を読む≫

第1回新時代の女性をはぐくむ! 東京家政大附属女子が掲げる入試改革

創立137年を誇る伝統校、東京家政大学附属女子。2020年度に実施される中学入試改革の狙いや夏のオープンスクールの魅力に迫ります!記事を読む≫