入試直前情報

こちらのページでは、2科型・得意科目型2科選択・適性検査型・特待チャレンジ2科4科選択、それぞれの科目の出題傾向をご紹介いたします。

国語

入試出題傾向

大問が3問出題されます。

大問1
1. 漢字(10点~20点)
2. 語彙【四字熟語】(10点~20点)

大問2・3
内容読解(60〜80点程度)
文章が2題(説明的文章と小説・随筆などの文学的文章)出題されます。

入試対策

① 文章を集中して読む練習をすると良いでしょう。
② 漢字・・・小学校で学習する漢字をきちんと読み、書けるようにしておきましょう。
③ 言葉の問題・・・四字熟語(漢検5級レベル)
④ 内容読解・・・出題された文章と問題とをしっかり読み、他人が読んでもわかるような表現で答えましょう。過去問や問題集を利用し、出題の形になれておくのもよいでしょう。

受験生にアドバイス

出題される文章には長いものもあります。根気よくしっかりと読みましょう。「問い」も注意して読みましょう。どのような答えが求められているのかを考えないと、正解は書けません。自分でしっかりと考え、そして答えましょう。国語のテストで良い点をとるためには、普段から読書を心がけましょう。

算数

入試出題傾向

約25問で計100点

1. 計算問題(四則演算)
2. 図形の基礎(図形の面積、角度、長さ、立体の体積、表面の面積)
3. 小問集合 穴埋め問題(単位、整数、速さ、場合の数、時間、割合、特殊算 など)
4. 論理的な思考
5. 図形について

1,2で全体の50%程度を占めます。
問題の難度は教科書~入試基本レベルです。
4,5は大きな問題で、1つのことがらについて3つの質問に答える形式です。

入試対策

配点の多くの部分を占めているように、計算力重視になります。ただ計算をするだけでなく、規則性を見抜いたり、整理して問題を考える力を問う問題を出題していきます。計算をする前に、式の全体をよく見て工夫して計算できないか考えると良いでしょう。

問題の難易度としては算数の基本の到達度を見るためのものが中心で、難問や高度な解法を必要とするような問題は多くありません。したがって、各分野の基本パターンの例題を徹底して練習し、解き方を理解した上で、類題に挑戦して行きましょう。

大問2では図形に関する小問が出題されます。三角形、四角形、円、台形などの図形の面積の求め方や、角度の基礎的な問題から図形を回転させたり折り返したりしたときの角度も求められるようにしましょう。立体については様々な立体の体積や表面積が出題されます。

大問3では特殊算や場合の数、速さ、時間の問題など、図形の問題以外の小問が穴埋め問題の形で出題されます。

大問4では、問題文をよく読んで、内容を整理する力が必要になります。問題文中の例などをよく観察して試行錯誤しながら練習に取り組むと良いでしょう。

大問5は図形の問題です。立体の基礎的な問題となっていますので、文章をよく読んで答えてください。計算ミスにも注意をしましょう。

受験生にアドバイス

基本的なことがらと正確な計算力・読解力をしっかりと身につけていれば、合格点に達する事ができる問題です。
難しい問題を解くよりも、計算練習や基本的な問題を数多く繰り返し解いてみましょう。
一部、長い問題文を読むような問題もありますが、落ち着いて考えれば解答することができるものが多いので、最後まであきらめないことが大切です。

英語

入試出題傾向

アルファベット(大文字・小文字)から始まり、初歩的な英単語や文章は書けることが必要です。
英検4級レベルまでの文法事項は出題されます。
例)be動詞・一般動詞の現在形や過去形や未来形、進行形、不定詞、比較など
会話表現を理解し、簡単な会話文の応答がわかるようにしておきましょう。
ある程度の長文を読み、内容の把握ができるようにしておきましょう。
リスニング問題はありません。

入試対策

基礎的な内容ばかりなので、小学校で学習した英語をよく復習しておきましょう。
英検4級までの問題レベルなので、参考に英検5級・4級の問題を解いてみましょう。
目に入る日常のことを英語に直して、発音してみたり、書いてみたりするのも良いでしょう。

受験生にアドバイス

英語の筆記試験を受けたことがない人は、決められた時間内で問題を解く練習をしておこう。
英語を書くルールを守って、大文字や小文字そして簡単な初歩的な単語や文章まで正確に書けるようにしておこう。

理科

入試出題傾向

出題分野 生物・化学・物理・地学の各分野をバランス良く出題。

教科書の内容を中心に出題。
解答方法は、主に、名前を答える・記号を選ぶ・考えを文章で説明するなどの形式。
実験・観察の方法や結果などを問う出題。
⇒表や図から結果を読み取る出題もあります。

入試対策

教科書をつかって、理科の基礎的な用語や実験の方法・結果について勉強しておきましょう。
オープンスクールで扱った「空気の力」に関する出題があります。
⇒オープンスクールの参加・不参加に関わらず、確認しておきましょう。
日頃から身の回りのものに常に関心を持ちましょう。

受験生にアドバイス

単位をきちんとつけましょう。単位がついていないときは減点です。
「難しい…」と思ったら、文章をよく読んでみましょう。文章やグラフ・表に、ヒントがあるかもしれません。小問はつながっていることが多いので、前問と切り離さず、つなげて考えてみましょう。前問からの誘導形式になっているかもしれません。最後まであきらめず、頑張ってください!

社会

入試出題傾向

出題分野 地理・歴史・公民の各分野をバランス良く出題。

教科書の内容を中心に出題。
記号問題が7割程度
地理:おもに日本の都道府県について
歴史:古代~現代まで幅広く
公民:環境問題、2019年時事問題など

入試対策

細かいことばかりにとらわれず、基本的な知識がしっかり身についているか確認しましょう。
グラフや資料から、必要なことが読み取れるようにしましょう。
ニュースや身近なことに目を向けるようにしましょう。
発展問題もありますが、問題の多くは、教科書準拠です。しっかり教科書を見直しましょう。
国際社会共通目標である「SDGs」17の目標に関する問題が出題されます。

受験生にアドバイス

問題文の中には、答えにつながるヒントがあります。わからない問題があってもあきらめず、問題をよく読んで答えるようにしましょう。
社会は地理・歴史・公民の3分野からの出題なので大変と考えてしまうかもしれませんが、まずは教科書・参考書をもう一度最初から最後まで目を通しておくことをすすめます。

適性検査型

入試出題傾向

適性検査I

一つのテーマをもとにして、文章を書きます。
問題文は二つで、2問構成です。1問は100文字、もう1問は400~500文字で解答します。「都立白鴎高等学校附属中学校」の入試問題に近い形になっています。

適性検査II

身近なことをテーマに、算数、社会、理科など各教科の学習内容を織りまぜた問題です。グラフを読みとる力や計算力、読解力、思考力などを総合的に活用する力を確認します。大問3問構成です。

適性検査III

主に算数の分野から出題します。大問2問構成です。

入試対策

適性検査I

内容、表記、構成など、細かい項目に分けて採点します。

適性検査II

文章や資料を注意深く読み取る力、柔軟に考える力、分析する力を大切にしてください。公立中高一貫校でもよく出題される題材と同じような傾向の問題です。

適性検査III

会話形式の文をしっかり読み取り、条件を整理しながら論理的に分析したり、まとめたりする力が必要です。

受験生にアドバイス

適性検査I

いろいろな文章に触れ、できるだけ早く内容をつかめるようにしましょう。
時間配分に気をつけ、書く内容をまとめてから書き始めるようにしましょう。

適性検査II

文章や資料の中に答えのカギがあります。問題をていねいに読みこみ、ものごとのつながりや規則性などを見つけましょう。
時間配分に気をつけ、できる問題から解いていきましょう。

適性検査III

ルールを理解して、状況に応じて書き出して調べる方法も有効です。
視点を変えるなどの工夫もしてみましょう。

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