inter-edu’s eye

博物館や美術館が集まる上野に立地する上野学園中学校・高等学校。9月24日・25日に行われた桜鏡祭では、あらゆるところに生徒のセンスが光っていました。日々の学校生活の中で、自然に感性が磨かれているのが分かります。

校内を巡るだけでも気分がウキウキ!その秘密は教室の……

センスが光る装飾

趣向を凝らした装飾がすごい!
どのクラスもアイデアに溢れていました。

桜鏡祭で目を引くのが、食品を販売している教室の装飾です。お客さんを呼ぶためにできることを考えた末にたどり着いたのが、現在のような装飾に力を入れることだったそう。気分はおしゃれカフェ巡りです。

一方、学園会(PTA)の保護者によるバザーに足を運んでみると、お母さま・お父さまの楽しそうな姿がありました。自身も卒業生という、会長のお母さまにうかがうと、「私を育てていただいた先生が今もいらっしゃるので、わが子を入れるなら上野学園しかないと思ったんです。少人数制で先生が事細かに面倒を見てくださるので、とてもあたたかい学校だ、と子どもも話しています」と教えてくれました。

アットホームな学園会

アットホームな学園会。保護者からも「上野学園が好き!」という思いが伝わってきます。

インパクト大の巨大な木

教室の中には、なんと巨大な木が…!廊下の壁面もさることながら、教室の中もインパクト大。

喫茶店はピアノの生演奏付き!

高校音楽科の喫茶店は、ピアノの生演奏付き!「演奏するのが当たり前なので」とのこと。

生徒イチオシのポスター

イチオシの展示を聞くと「ポスター」との答えが。「併設の音楽大学も一緒の建物なので、感性が磨かれます。」

これが中学生の力!そこには見たことのない幻想世界が……

今年の桜鏡祭の一番の見どころは、初めて行われた中学校全体企画。「幻想的な世界」をテーマに、「海底にある宇宙は誰も見たことがない!」という生徒たちのアイデアから、中学生全員で「海底宇宙ステーション」を作り上げました。

みんなで作った「海底宇宙ステーション」

「前例がなかったので大変でしたが、満足するものが出来ました!」

「設計も生徒だけで考えました。何で作るか、どうやってくっつけるか、そういうのを考えるのが大変でした」と、案内してくれた生徒さん。でも、みんなが協力し合ったことで、想像していたものより大規模なものが作れたそう。見どころは、巨大なクジラ。「博物館で見たものを参考に作りました。博物館が近くにあるからいいですよね!」(中学生女子)

巨大なクジラ

つなげたビニル袋に風を送って作った巨大なクジラは、ふわふわと宙に浮かび幻想的でした。

圧巻の沈没船!

最後の最後まで制作が難航したという沈没船は圧巻!「初めてのことが多く、経験をつめました」

体育館全体が本当に海底のよう

天井に目を向けると、クラゲや宇宙ステーションが!体育館全体が本当に海底のよう。

中1から中3までが協力!

中1から中3までが縦割りで班を作り協力し合ったので、学年間の距離も縮まったとか。

壁面アート

「1、2年生が頑張ってくれたので、うまくできました!」と壁面アート班の班長。

無事に制作が終わりました

「最初は不安だったけど、いい作品が出来でよかったです」と口々に話す班長たち。

桜鏡祭では、生徒みんなが和気あいあいとしていたのも印象的でした。特に中学校全体企画のクロージングセレモニーでは、班長のあいさつで「○○さんがよく動いてくれた」と生徒の名前が挙がることもあり、生徒同士が学年を超えて親密であることがうかがえました。これも少人数制の学校ならではのことだと思います。
上野学園なら、楽しい学校生活が送れそうだと実感した取材でした。

イベント日程

イベント名 日程 時間
体育大会 10月28日(金) 9:30~16:00
学校説明会 11月5日(土) 10:00~12:00
入試体験 11月20日(日) 10:00~12:30