英語が好きになる! 上野学園中高のグローバル教育

英語が好きになる! 上野学園中高のグローバル教育

inter-edu’s eye

上野学園中学校・高等学校(以下、上野学園)では、グローバル化が進む社会で求められる21世紀型スキルを磨くために、独自のプログラムを展開しています。今回はその中の一つである国際教育に注目。上野学園の英語教育や英語研修の全貌を紹介すると共に、実際にイングリッシュキャンプから帰ってきた中3生とターム留学から帰ってきた高校生にお話を聞きました。

学校公式サイトへ ≫

上野学園の英語教育で「英語が好きになる」

上野学園はひとり一人を大切にする学校で、その分、生徒、保護者、先生方との関係が濃いと思います。上野学園では、英語で話す機会を多く設けています。授業中はもちろん、そのほかにも朝学習や英語コンテストなどを行い、意欲的に英語を学べる工夫をしています。
中でも特徴的な取り組みが中1の3学期に行われる「Trip to Asakusa」です。生徒たちが上野学園からほど近い浅草に出向き、海外からの観光客に英語でインタビューをします。

英語科教科主任の荒井啓子先生は「生徒たちにとって初めての経験なので、ドキドキしながら、英語を話す楽しさや伝わった嬉しさ、伝わらなかった悔しさを感じてほしい」とその狙いを話しました。

英語科主任 荒井啓子先生
英語科主任 荒井啓子先生

中2では8月下旬、福島県にあるBritish Hillsにて、2泊3日の英語研修を行います。国内でありながら中世英国を再現した施設内で、英語を使って3日間を過ごします。
中3では研修施設で3日間All Englishで外国人講師と食事・レッスンともに過ごす「English Camp」があります。10人前後の習熟度別クラスに分け、さまざまな外国人講師からレッスンを受けます。少人数で活動することで英語を話すことに特化した研修となり、最終日には日本文化についてiPadを使い発表を行います。

荒井先生は「British HillsやEnglish Campなどの国内留学の疑似体験から、まずは異文化への興味や憧れを持ってほしい」と話します。

イングリッシュキャンプのようす
イングリッシュキャンプのようす

さらに上野学園では高1・2生の希望者対象にオーストラリア・ブリスベンへのターム留学を実施しています。1月下旬から4月の初めまで約10週間、ホームステイをしながら現地高校に通います。留学を通して、異文化の中で実際に生活することで多様性を身につけ、様々な価値観に触れることで、将来の可能性を広げることが目的です。

ターム留学のようす
ターム留学のようす

このように上野学園の英語教育は、異文化に触れることで、まずは興味を持ってもらい、徐々に理解度を高めていくという、段階的な成長を見据えたプログラムになっています。
グローバル化が進む現在、将来は英語を理解し使えることが必須項目となります。上野学園では中高時代にその根っこ(基礎)をしっかり身につけられるような英語教育を行っています。

特色あるプログラムをさらに見る ≫

生徒が感じた「イングリッシュキャンプ」と「ターム留学」

実際に生徒たちは上野学園の英語教育に対してどのような感想を抱いているのでしょうか。今回は、イングリッシュキャンプから帰ってきた中3生とターム留学から帰ってきた高1生にお話を聞きました。

イングリッシュキャンプ

Q:イングリッシュキャンプで印象に残ったことを教えてください。

Hくん:発音の練習が印象的でした。普段なかなか細かいところまで話す機会がなかったのでよかったです。

Sさん:いろいろな国の先生たちと英語で会話をしたり、ゲームで盛り上がったり、先生たちの出身国について学んで新しいことを知っていくのが楽しかったです。

Yさん:すべて英語だったので、最初は分からないことがたくさんありました。でも、周りの人たちと協力して相手が何を求めているのかが分かるようになりました。

授業のようす

Q:イングリッシュキャンプ後、英語に対する印象は変わりましたか?

Hくん:日常会話、授業なども英語なので普段の授業以上に英語を身近に感じることができ、英語を話せるという自信につながりました。

Sさん:今回、外国人の先生と会話をして、話すスピードや聞いたことのない単語があり、戸惑うこともあったので、もっとすらすらと話せるようになりたいです。

普段から授業で英語に親しんでいても、すべて英語で過ごす2泊3日のプログラムは生徒にとってやはり刺激や学びが大きかったようです。

ターム留学

Q:ターム留学で印象に残ったことを教えてください。

Nさん:現地校では学年間の垣根がなく、学校行事は縦割りでの活動が多かったのでほかの学年の人と仲良くなりました。地域の保育所で絵本の読み聞かせをしたのも楽しかったです。

Oさん:現地で演劇やホスピタリティについて学んだり、いろいろな場所に連れて行ってもらったりしました。現地の4歳児と遊ぶ機会があり、最初は戸惑ったのですが、最終的には仲良くなって別れ際に泣いたことがいい思い出です。

ターム留学のようす

Iくん:日本語が通じない生活は大変でしたが、英語で意思を伝えられるようになりました。英語は勉強するものではなく、使うものだということが分かり英語が好きになりました。

Kさん:すべてのことに対してやる意味、やる価値があると考えるようになりました。あとは英語が好きな自分が見られるなんて思いもしませんでした。

ターム留学ではさらに深い学びや、心を動かす経験ができたようです。生徒たちが段階を踏んで成長していっているようすがよく分かりますね。

編集者から見たポイント

イングリッシュキャンプやターム留学など充実している上野学園の英語教育。入学してから本格的に英語を学ぶお子さまも段階を踏んで英語力を身につけることができるので、安心して学ぶことができます。英検取得のための勉強会も実施しているので、ハイレベルな英語に挑戦したいお子さまにもおすすめです。卒業後も役に立つ英語が身につけられる環境が上野学園にはそろっています。

学校公式サイトへ ≫

イベント日程

イベント名 日時
入試体験 2019年10月27日(日)
10:00~12:30
入試の傾向と対策 2019年11月3日(日・祝)
10:00~12:00
成長できる6年間
~未来の自分~
2019年12月7日(土)
10:00~12:00
上野学園の魅力と入試対策 2020年1月11日(土)
10:00~12:00
上野学園のイベント一覧を見る ≫

その他の連載コンテンツ

第3回自覚を見据えて 上野学園が誇る探究プログラム

独自の学びで生徒を育成している上野学園中学校・高等学校では、探究プログラムにおいても、上野学園らしさが色濃く滲んでいます。記事を読む≫

第1回授業満足度95%!上野学園中学校「ひとり一つの楽器」の授業に潜入

立地や特色を活かしたユニークな教育が行われている上野学園。第1回は生徒満足度95%の授業「ひとり一つの楽器」に注目。潜入取材でそのようすを詳しくお伝えします。記事を読む≫