中学3年間で「一生モノの音楽体験」を!生徒が語る「ひとり一つの楽器」

中学3年間で「一生モノの音楽体験」を!生徒が語る「ひとり一つの楽器」

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上野学園中学校・高等学校(以下、上野学園)は博物館や美術館が集まる東京都台東区上野にあり、文化、芸術に親しみながら充実の6年間を過ごせる伝統校です。今回は、中学校3年間を通してプロの音楽家から楽器演奏を学ぶ授業「ひとり一つの楽器」を特集。本物の音楽を体験して人間的にも成長する生徒の姿に迫りました。

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一つの楽器を3年間!演奏会では「一体感が生まれる」

「ひとり一つの楽器」の授業のようす
「ひとり一つの楽器」の授業のようす。専門の演奏家からアイリッシュハープの指導を受ける生徒たち。

「ひとり一つの楽器」はその名前のとおり、一つの楽器を3年間かけてじっくりと学ぶ他校にはない珍しい授業です。授業回数は週1回で、学期ごとに定期演奏会を開催しながら、中学校3年生3学期の「卒業発表会」で集大成となる演奏を披露します。上野学園には普通コース・音楽コースの2コースがありますが、合同で実施。習う楽器はトランペット、サックス、フルート、アイリッシュハープ、クラリネット、リコーダー、弦楽器のヴィオラ・ダ・ガンバの7種類から選ぶ仕組みです。今回は3人の生徒に授業の魅力を紹介していただきます。

(左から)芦村真緒さん、泉水萌(めぐみ)さん、渡邉俊太くん
(左から)芦村真緒さん、泉水萌(めぐみ)さん、渡邉俊太くん

インターエデュ(以下、エデュ):選んだ楽器を教えてください

渡邉くん:僕はヴィオラ・ダ・ガンバというバイオリンやチェロに似た弦楽器を教わっています。14世紀に誕生した楽器ですが、いまだにヨーロッパでは広く使われているポピュラーな楽器です。僕は3歳からバイオリンを習っているので、その経験がそのまま演奏に活かせています。

芦村さん:フルートです。「ひとり一つの楽器」の最初に色々な楽器を体験したのですが、きれいな音色に惹かれて選びました。息の吹き込み方、指使いには今も苦労していますが、専門の先生が生徒一人ひとりに時間をかけて基礎から指導してくださるので、楽しく演奏しています。

泉水さん:小学生のときに習っていたサックスを選びました。中学校から学校で演奏することができて本当によかったです。

幼少期から楽器の演奏経験がある渡邉くん
幼少期から楽器の演奏経験がある渡邉くん。さらに「ひとり一つの楽器」でアンサンブルの面白さにも気づけたそうです。

エデュ:上野学園で経験してきた演奏会ではどのような経験をしましたか

渡邉くん:演奏会では学年ごとに開かれ、同じ楽器を習う生徒全員が一緒に演奏することになります。上野学園に入学する前も、バイオリンのコンクールに一人で出場したことはあったのですが、アンサンブルでほかの人と呼吸を合わせるのは初めての経験でした。「一人ひとつの楽器」のおかげで自分ばかり目立つのではなく、みんなと音を調和させる大切さに気づけました。

芦村さん:ミスをしてしまった後で、友達が励ましてくれたことが印象に残っています。演奏会はとても緊張しますが達成感も大きく、生徒同士の一体感も生まれるイベントです。

泉水さん:演奏会が音楽を深く味わうきっかけになっていると思います。同じ曲を違う楽器で演奏しているのを聞く機会があり、「同じ曲でも全然違う」と気づいたことがありました。

演奏会のようす
演奏会のようす。責任感、一体感、達成感に溢れた一大イベントです。
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責任感、協調性…人間的な成長をとげる

エデュ:「ひとり一つの楽器」を通して、成長したところ、変化したところを教えてください

渡邉くん:クラスメイトと一緒に演奏することで、アンサンブルの難しさに気づき、自分自身の音楽に向かう姿勢が変わりました。音楽の奥深さを改めて感じ、もっと没頭できるようになりましたね。

芦村さん:人前で演奏を披露する機会が多いため、「本番に向けてしっかり練習しよう」という責任感が生まれました。また、「ひとり一つの楽器」に限らず、プレゼンテーションなどで何かを発表するときに堂々とできるようになったと思います。

泉水さん:アンサンブルを練習する中で、他人に意識を向けられるようになりました。また、友達同士で教え合ったりすることも多いため、協調性も身に付きます。

小学校時代はピアノを経験し、音楽に親しんできた芦村さん
小学校時代はピアノを経験し、音楽に親しんできた芦村さん。上野学園が音楽教育に力を入れていることを知り、ご入学されたそうです。

エデュ:「ひとり一つの楽器」はアンサンブルを練習するとのことですが、人間関係への影響はありますか

渡邉くん:楽器の音には感情が出るものなので、ほかの生徒の演奏を聴いていて「何かあったのかな」と気づくことがよくあります。普段から友人とピアノを弾きながらコミュニケーションを取ったりしているので、そう感じるのかもしれません。

芦村さん:「ひとり一つの楽器」は学年全体が一斉に授業をするのですが、選んだ楽器ごとに分かれて指導を受けるので、他クラスの生徒とも交流できます。しかも、演奏をお互いに聞く中で仲良くなっていけますね。

泉水さん:演奏の中で「友達の意外な一面が見つかる」ことがあります。いつもは活発な子が、繊細な響きを奏でていると、少しびっくりしますね。音楽を通して、生徒同士で理解しあえる部分もあると思います。

小学校時代、サックスを習っていた泉水さん
小学校時代、サックスを習っていた泉水さん。「ひとり一つの楽器」も上野学園に入学する決め手の一つだったといいます。
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「勉強以外の何かを見つけたい」なら上野学園へ!

記事の最後に受験生へのメッセージをいただききました。

渡邉くん:上野学園は勉強するだけでなく、「ひとり一つの楽器」で芸術にも打ち込むことができます。「芸術が分かる」ということは将来、強みになると思いますので、ぜひ上野学園で音楽を楽しく学んでほしいです。

芦村さん:「ひとり一つの楽器」は楽器に不慣れな人でも先生が丁寧に教えてくれるので安心して楽しめます!上野学園にしかない有意義な時間を過ごしてほしいです。

泉水さん:演奏の指導を受けていて、「上野学園は自分の興味を追いかけることができる学校」だと実感しています。「勉強以外にも何か見つけたい!」という方におすすめです。

編集者から見たポイント

上野学園で本物の音楽体験をすることで、お子さまが社会に出てから、ふと楽器を手に取ったり、音楽を心から楽しめたりすることがあるかもしれません。芸術に対する理解は一生モノの財産。こうした教養を育むことこそ、豊かな人生につながるのではないでしょうか。

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イベント日程

イベント名 日時
音楽相談(音楽コース) 2020年11月29日(日) 9:00〜
高校個別相談会 2020年12月5日(土) 14:00〜16:00
高校個別相談会 2020年12月12日(土) 14:00〜16:00
中学校入試体験 2020年12月19日(土) 14:00〜16:30
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