安心できるミッションスクールで確かな成長を!女子聖・親子インタビュー

女子聖学院中学校高等学校
女子聖学院中学校高等学校(以下、女子聖)は2024年度入試で特待生制度に当たる「スカラシップ合格」の枠を拡大! 英語表現力入試、「小学校6年間で一番成長した体験」を語るBaM表現力入試といったユニークな入試もあり、受験生の注目を集めています。学校生活について生徒とその保護者にインタビューし、記事後半で入試情報をご案内します。

どこに入学するか悩む…受験生時代のドラマを振り返る

今回、ご登場いただく親子はこちらのお二人です。

女子聖学院中学校高等学校の生徒
G.M.さん(以下、Mさん)礼拝の司会進行を担う宗教委員会に所属。部活動はコーラス部
女子聖学院中学校高等学校の保護者
G.I.さん(以下、Iさん)PTA文化部部長を務めています

受験生だった頃、女子聖について「いいな」と思ったポイントはどこですか?

Mさん 最初は制服の可愛さに惹かれました。セーラー服の襟元がV字になっていて、スッキリした印象なのが好きです! 学年ごとにスカーフの色が変わるのも気持ちが引き締まります。

Iさん 小学生のときは「ブレザーの学校が良いな~」と言っていたのですが、実際に見て考えが変わったようです。

女子聖学院中学校高等学校の生徒
礼拝をする生徒たち。朝のひとときが1日の過ごし方を変えます
女子聖学院中学校高等学校の校舎
女子聖の校舎は東京じゅうの受験生に見てほしいくらいキレイです!

入学するまでの経緯を教えてください。

Iさん 実は通学距離の都合があり、他校に行く予定だったんです。でも、そちらと女子聖に合格してから、娘が「どっちの学校にするか迷っている」と…。当時はびっくりしましたね。

Mさん 塾の送り迎えや勉強のサポートをしてくれた両親、周りの応援してくれた人のことを思うと、最初に行く予定だった学校にしたほうが良いかなという気持ちはありました。それでも、女子聖で見た「先生と生徒が遠くから手を振り合っている姿」が強く印象に残っていたんです。

学校選びはどう進めましたか?

Iさん 娘の気持ちを知って、「もしかしたら、気を遣わせてしまったのかもしれない」と、ゼロベースで進学先を考え直して、最終的に女子聖を選びました。毎朝、何時に起きて、電車に何分乗ってという細かいところも一緒に考えましたが、気持ちは変わらなかったようです。

Mさん 通学に時間がかかることは少し心配でしたが、入学してから一回も「学校に行きたくないな」と思ったことはありません! 女子聖の居心地の良さは、生徒の強い学校愛から生まれているんだと思います。卒業した先輩たちも学校が大好きで、街中で声をかけてくれたこともあります。学校で結婚式を挙げる人もいるんです。

女子聖学院中学校高等学校で結婚式
卒業生の声を受けて、学校を会場にした結婚式「JSGブライダル」も実現

礼拝から始まる1日は「放課後まで充実」

女子聖学院中学校高等学校のパイプオルガン
ミッションスクールならではの壮麗さと親しみやすさを兼ね備えた空間

女子聖に通って良かったと思うことを教えてください。

Mさん 毎朝礼拝があるおかげで楽しく学校生活を送れていると思います。教室で一度黙とうをして、静かなひとときを過ごしてから、チャペルに行き、パイプオルガンの演奏を聞く。そうすると、心を入れ替えることができます。

Iさん 勉強面に関しても、すごく充実しているようです。夕食中に、その日の授業の話を一部再現してくれることもあります。「今日も楽しく勉強できたんだな」と思えますね。

Mさん 学習内容を定着させる方法として実践しています。女子聖の授業は先生の話が面白いうえに、グループやペアでの議論やタブレットPCを使ったプレゼンテーションなども多いという特徴もあります。人前に立つことにずいぶん慣れました。

Iさん 放課後にも発展的な勉強をするJSG講座や補習講座が開講されていて、学校で集中して学習できているみたいです。

学習以外の行事や部活動に関する学校の長所を教えてください。

Mさん 盛り上がる行事といえば、やっぱり運動会! 高校生は学年別の3チームに分かれ、中学生は学年ごとにランダムにいずれかのチームに入るという形でチーム分けをします。開催時期は毎年6月なので、入学したての中学1年生と高校3年生が一緒に勝負に臨むこともあるんです。

女子聖学院中学校高等学校の運動会
生徒が作り上げるからこそ、苦労も感動もある運動会。卒業生が応援のために来ることも
女子聖学院中学校高等学校のリトミック
運動会のユニークなところを聞くと「リトミック」との答えが。音楽に合わせて体を動かす活動です

Iさん 女子聖の運動会からは生徒の主体性を強く感じます。運営をつかさどる実行委員会、競技チームをまとめる幹部の生徒がリーダーシップを発揮していますし、競技の審判も生徒なんです。ルール違反がないか真剣にチェックしている様子は、大人と同じように見えました。

ユニークな入試をチェック!特待生の枠拡大のニュースも

多彩な教育活動を展開している女子聖。その入試にも特色のあるものが!

英語が好きな受験生にチェックしていただきたいのが「英語表現力入試」。英語リスニング・英語課題文暗誦・英語による自己紹介と質疑応答に加え、基礎的な算数の試験と面接が行われます。実施日程は2月2日午前です。

女子聖学院中学校高等学校のラーニングセンター
入学後の学習環境も充実。こちらは「ラーニングセンター」

「BaM表現力入試」という入試方法も。女子聖の教育スローガン「Be a Messenger」の頭文字から名づけられた入試で、「小学校6年間で一番成長した体験について」を話す自己紹介・面接とともに、基礎的な国語・算数の試験も行われます。

こうした入試だけでなく、昨年度から変更されたポイントにもご注目を。「入学金の全額および年間授業料の半額」または「中学校入学金全額」が支給されるスカラシップ生の枠が5名から10名に広がりました! ぜひ女子聖の入試情報をチェックしてみてください。

女子聖で育まれた「人に寄り添うリーダーシップ」

インタビュー後半は、入学してからこれまでの成長にスポットを当てます。

女子聖の生徒の雰囲気を教えてください。

Mさん 率先して行事の運営に関わろうとする生徒が多く、みんなの学校への愛情の強さを感じます。仲間から刺激を受けているうちに、私も積極的に何かをしてみたいと思うようになりました。今では礼拝の運営に携わる宗教委員会に加わって、委員長として司会進行を務めています。

Iさん もともとはあまりリーダーシップを発揮しようとするタイプではなかったので、そこは女子聖で育まれた部分だなと思います。新しいことにチャレンジするなかで、気づいたこともいろいろとあるようです。

Mさん 「礼拝を心の栄養にしてほしい」という思いを委員会のメンバーは持っていて、そのために、どんな声かけをしたら良いだろうと悩んだことがありました。あくまで対等な立場から促すような言い方がしたいと思い、「記念式典に向けて、一度自分を見直してみましょう」というアナウンスにしました。生徒全体に寄り添うことができたと思っています。

Iさん だんだんと大人に近づいているのを感じますね。勉強面でも、先生がやる気を引き出してくださって、小学生の頃は苦手だった英語も得意科目になりました。

女子聖学院中学校高等学校の合唱コンクール
合唱コンクールは開催するか否かを生徒会が決定します。まさに生徒が主役の学校です

女子聖の学びを通して成長したところを教えてください。

Mさん 小学生の頃と比べて、気持ちが落ち着いて寛容になったと思います。行事や授業で仲間と行動する場面が多いので、人の良さに自然と気づくことができるんです。

Iさん 女子聖は包容力があって、誠実な先生ばかりです。だから、娘も変わってきたのだと思います。
女子聖は授業、行事、委員会といった学校生活の各場面で、生徒を主役にしてくださいます。そしてじっくりと見守ってくださるので、「安心して悩める環境」が学校にあるんです。これから先の世の中を生きていくと、いろんなことにぶつかるでしょう。でも、女子聖で悩んだ経験を糧にして、道を切り開いてほしいです。

編集後記

中高生時代に、「自分のことを自分で決める力」が身につく女子聖は、将来の可能性を広げる学校です。さまざまな入試方法がありますので、幅広い受験生にチャンスがあります!

イベント日程

イベント名 開催日程
入試体験会 12月2日(土)
入試直前算数講座1 1月13日(土)
入試直残算数講座2 1月20日(土)