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女性にとっての大敵、生理痛。もし受験を控えた娘さんが苦しんでいたなら、その痛みを少しでも取り除いてあげたいことでしょう。痛みへの正しい対処法とは? 今回は、人気の女子一貫校である東京女子学園中学校・高等学校で特別授業を開催! 知っているようで意外と知らない、役立つ情報を、ライオン株式会社のヘルスケアマイスター山岸さんと、小中学生用の生理痛「バファリンルナJ」担当の早川さんにレクチャーしてもらいました。
真剣! 女子のための特別授業
意外と知らない生理中のすごし方
特別授業を受けたのは、中学1年生。まずは、「生理のウソ・ホントクイズ」からスタートです。クイズは○×形式で進められていきます。
「生理中はお風呂のお湯につかってもいい?」という問題には、多くの生徒が×を支持。正解が○だと分かると、「えーっ」と驚きの声を上げました。
6問終えての解説では、スライドを熱心に見ながら耳を傾ける生徒たち。表情は真剣そのものです。「生理期間中を快適にすごすためのポイント」では、メモを取る生徒の姿も見られました。
授業後半では、痛みを和らげるお薬との上手な付き合い方を伝授。実際に売られているお薬の空き箱を使って、箱に書かれている内容についてレクチャーを受けました。
73%の生徒が薬をのまずに痛みを我慢している!
今回、取材した東京女子学園中学校・高等学校で、中学1年生を対象に「生理痛」の実態を調査しました。すると、半数以上(52%)が、生理痛があると回答。その中でなんとほとんどの生徒が、“がまん娘”になっている!という結果に。小中学生用の生理痛薬があることを知らない生徒も少なくありませんでした。
生理痛の正しい対処法
疑問に思ってもなかなか聞けない生理痛の悩み、正しく対処してあげたいですよね。
- 【1】体を冷やさない
- 【2】軽い運動・ストレッチ
- 【3】お風呂はお湯につかって
以上の3点で血のめぐりを良くし、それでも痛みが強いときはお薬に味方になってもらう。痛みの対処法が、今まで我慢してきた悩める女子たちの処方せんとなりました。
娘さんも同じかも!? 生徒たちの声
- おなかが痛くなったら温めて良いと知ってびっくりしました
- 生理痛の時はあまり体を動かさないようにしていたけれど、血液の流れを良くすると痛みがやわらぐことがわかったので、次回からは無理しないようにやってみようと思いました。
- 生理でもお風呂に入っていいん だと初めて知った。今後にも役立つし、家族にも教えてあげたいと思います!
痛み止めの選び方・のみ方
上手にお薬と付き合うことで、お嬢さまのつらい顔もにっこり笑顔に。
ここでは、知っておきたいお薬の選び方・のみ方についてご紹介します。
子ども用を選ぶ!
痛み止めのお薬(鎮痛薬)には、大人用と子ども用があります。年齢に合ったお薬を選びましょう。
効能を見る!
痛み止めのお薬は、生理痛だけでなく、頭痛や歯痛にも聞く薬です。どんな症状に効くのかチェックしましょう。
のみ方をチェック!
1日に何回・1回に何錠ずつなのかなど、必ず用法・用量を確認しましょう。水なしでのめるタイプは、緊急時にも対応できて便利です。
編集者が見たポイント
クイズの正解率が高かった、東京女子学園での特別授業。しかしながら、知識はあっても、実際に活用できなければ仕方ありません。痛みに悩んでいるお嬢さま、いつか来る日を待つお嬢さまのために、お母さま自身も正しい知識を持つことで、お嬢さまのサポートをしてあげる準備をしておきたいですね。
東京女子学園中学校・高等学校の生徒たちも驚いた○×クイズの一部をご紹介します。
- おなかが痛いときは冷やした方がいい?
- 痛いなと思う部分をカイロや毛布などであたためて、血のめぐりをよくしましょう。
- 生理中、
お風呂の湯につかってもいい? - シャワーよりも身体が温まり、血行が良くなるのでおすすめです。
- 生理痛のとき、薬をのまずに我慢した方がいい?
- 正しい方法でのめば、痛みが和らぎます。大切な試験や部活のとき、女子の強い味方になってくれることでしょう。
- 量を半分に減らせば、大人向けのお薬をのんでもいい?
- 大人に比べると小中学生は、肝臓や腎臓も未発達。大人向けのお薬には、15歳未満はのんではいけない成分が含まれていることがあります。小中学生の体に合った専用のお薬をのみましょう。