inter-edu’s eye
NHK高校講座を視聴することで自宅学習し、年に数回、スクーリング時に登校して単位が取得できる「広域通信制」のNHK学園高等学校。生徒たちが一同に集まる学園祭は、まさにお祭りの一大イベント。11月23日に開催された、今年の学園祭の様子をレポートします！
校長先生の挨拶で開会！
賀澤校長先生の開会の言葉で学園祭はスタート。この日にむけて、生徒会役員や部活動、各委員会の生徒たちがどれだけ準備に励んできたか、その尽力を校長先生はおおいに称えました。
開会の言葉のあと、様々な分野の全国大会で上位入賞した生徒を紹介。NHK学園高等学校には、全国で活躍する実力のある優秀な生徒が集まります。まんが部は、「全国漫画選手権」予選を見事通過。陸上部は全国大会1600ｍリレーで優勝！ ソフトテニス部は東京都大会団体で優勝。提携校の千葉黎明高等学校協力校の卓球部は、千葉県大会に初出場・初優勝を飾り、同じく千葉黎明高等学校協力校陸上部の村山さんは、千葉県大会女子800ｍでなんと28年ぶりの新記録を樹立して優勝。全国大会の女子800ｍでも優勝しました！
夏の全国大会1600ｍリレーで活躍した、陸上部の石井君と安西君。
ソフトテニス部の村上君、三浦君、宮下君。
千葉黎明高等学校協力校のみなさん。陸上部の村山さんは、新記録樹立で優勝。
体育館は音楽堂へ早変わり
開会式が終わると、体育館では部活動によるさまざまなパフォーマンスを披露。千葉黎明高等学校協力校合唱部は、動物などのかぶりものをしてステージに上がり、「Under the sea」を熱唱。歌と手拍子で会場を盛り上げます。
吹奏楽部によるしっとりとした生演奏に続き、フォークソング部による軽やかで懐かしいメロディーに心が和みます。そして、演劇部のラジオドラマ「文庫本」。さらにダンス部のポップなパフォーマンスで再び会場は拍手喝采の大盛り上がり。観客を飽きさせません。
校内展示も見どころいっぱい！
3階建ての広い校内では、スタンプラリーを開催。キャラクターに扮装したスタッフからキーワードを集めると、景品がもらえます。また各部による展示ブースも見逃せません。
歴史部は今話題の黒田官兵衛を取り上げて、その生涯を解説。
まんが部は作品展示のほか、オリジナルカードを来場者にプレゼント。
達筆が並ぶ。
大型教室では、軽音楽部のライブを開催！
ハワイカフェでは、数種類のタピオカドリンクが楽しめる。
ネイリストの指導が受けられる「ネイル＆クッキー絵付け体験」。
屋外では焼きそば対決が!?
中庭では、日曜クラスが塩焼きそば、火曜クラスがソース焼きそばを販売し、熾烈な焼きそば対決が勃発。完売すると校内アナウンスで発表されるため、どのクラスも一番に完売しようと、静かに闘志を燃やすのだそう。
NHK学園高等学校は、生徒一人ひとりが主役になれる学校です。
学園祭を指揮する生徒会副会長の新沼さんに、今年の学園祭の魅力についてインタビューしました。
「僕自身は、昨年に引き続き生徒会役員は2度目。今年最も強く感じるのは、学園祭を盛り上げようと、生徒達自身が積極的に取り組んでいる姿勢です。たとえば、スタンプラリーは昨年もやりましたが、今年は着ぐるみを着て校内を歩くスタッフを見つけてキーワードを集めるという方式に変えました。これも生徒の発案です。通信制高等学校だと、毎日登校する必要がないため、打ち合わせの時間が限られてしまいます。限られた時間のなかで集中し、最高に盛り上げようと皆で一致団結しました。
今年の学園祭テーマは『向日葵』。NHK学園高等学校は、生徒一人ひとりが主役になって輝ける場を提供してくれる学校です。NHK学園高等学校に入学すれば、きっと自分を開花させる場を見つけられると思います」
編集者が見たポイント
通信制高校では、生徒同士が毎日顔を合わせることがないため、イベントでは準備不足に繋がってしまいそうなイメージがあります。しかしNHK学園高等学校ではそのデメリットをしっかりとフォローする、生徒会役員スタッフの団結や、部活動の絆の強さがありました。校内で取材に応じてくれた生徒達は、みんな夢を持っており、日々努力している様子がうかがえます。学校見学は随時行っているので、入学を検討されている方は、ぜひ実際に訪れてみてください。
イベント日程
入学相談・学校見学は随時受け付けています。
