NHK学園高等学校

NHK学園高等学校、これまでの半世紀

NHK学園高等学校は、昭和38年にわが国で初めての広域通信制の高等学校として開校しました。そして、平成24年度に開校50周年を迎えました。
全国に33校の協力校等を持ち、「いつでも、どこでも、だれでも」学べることをうたった建学精神を大切にしています。テレビ・ラジオの放送視聴を中心とした学習で、これまでに7万人を超える卒業生を送り出してきました。卒業生の皆さんは、全国各地で活躍をされています。
現在は、約4,000人の生徒が全国で学んでいます。生徒の年齢等は幅広く中高年の生徒が多数在籍していることも本校の大きな特長ですが、大勢の中での学習が苦手な生徒や、海外でのスポーツ活動や芸術活動をしながら学習する生徒も増えています。これらの多様な生徒に心から寄り添う指導を展開する教職員が、皆さんの入学を楽しみにしています。

NHK学園高等学校、これからの50年

私たちは、次の50年＝半世紀へ向けた準備を始めました。
これまでも、文部科学省の「研究開発学校」に指定され、不登校や引きこもりなどで悩んでいる生徒たちにスポットを当てた新しい学習形態を取り入れたり、海外在住生徒が日本の高校卒業の資格を取得できる「海外eコース」や「後期入学制度」を展開しています。また、携帯電話から自分の学習状況を確認したり、ネットを通じた学習ができる「学習システム」をよりパワーアップして、平成23年4月スタートしました。他方、心に悩みを持つ生徒や、お子さんの学習状況について心配される保護者の方を対象として、教育カウンセラーを本校に配置しました。
これらの新たな取り組みは、NHK学園高等学校のこれからの50年をにらんだものです。NHK学園高等学校は、広域通信制のパイオニアとして、「変わらない」教育を大切に、そして教育手法に「大胆な変革」を求め、新たな教育システムを確立すべくチャレンジしていきます。
これからも変わらず「いつでも、どこでも、だれでも」、そして「学習者第一主義」を貫きます。

新しい時代の通信制高等学校として、皆さんの入学を心よりお待ちしています。