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【868444】ALTとJETプログラムについて

投稿者: 閉口   (ID:JiMBN/oE5KI) 投稿日時:2008年 03月 07日 03:13

Novaの崩壊とともに、英会話講師の無能さが浮き彫りになったわけですが、小中高校に派遣されているいわゆる英語ネイティブも例外ではありません。

このプログラムが導入されてからもう20年以上過ぎているわけですが、目に見える効果はまるで上がっていません。日本人の英語力は相変わらずアジアの最下層に位置し、英会話学校が暴利をむさぼる状況は導入前から一向に変わっていません。

派遣されるネイティブは、自国ではいわゆる負け組に属する人達ばかり。英語を母国語としない人達に英語を教える資格を保持しているわけでもなければ、教えた経験もなきに等しいのです。

考えてみれば、自分の国にいていい仕事を持ち、生活にも満足している人が、何が悲しくて極東の島国にわざわざやってくるでしょうか?
彼らのしていると思われる仕事についても、授業と呼ぶにはあまりにお粗末なのが現状のようですね。現に、彼らのおかげで英語力が飛躍的に伸びたという話を聞いたことがありますか?

彼らの初任給は年俸360万円、そのほかにも、渡航費や住居費、社会保険料などで、結局は1人につき年間600万円ぐらいかかります。しかも、それらはすべて我々の血税から出ているのです。税金節約が叫ばれ続けている昨今、こんな無駄をしていていいのでしょうか。

そもそも、英語力を上げるのに金髪碧眼のネイティブ講師など必要ありません。きちんとした資格を持ち、教授法をマスターした人であれば、日本人で何ら問題はないのです。

さらに、このプログラムで派遣されるALTの態度には目を覆うものがあります。職務怠慢や無断欠勤は言うに及ばず、このような厚遇を受けているにもかかわ らず、日本についての文句を並べ立て、それだけでは飽き足らず、我々日本人について人種差別的な発言をしている人が後を絶ちません。
このことについては、bigdaikonというALTメンバーが運営するコミュニティーを覗けばご理解いただけると思います(注:英語のコミュニティです)。

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  1. 【868495】 投稿者: 昔  (ID:mcf/syllHWI) 投稿日時:2008年 03月 07日 08:14

    公立中の英語教師をしていました。確かにその通りと思われる事もあります。
    ただ、予算の関係で無理なのかもしれませんが、ALTとJETのT.Tが少なすぎるのも要因ではないかと・・。
    あとティーチングプランも現場の教師に任され、文部省が作成した教本のようなものはありません。力のあるJETならALTの効果を出すようなプランを作ると思いますが、ゲーム的な授業でお茶を濁してしまうJETも多いのではないでしょうか。


    確かにご指摘は当たっていると思います。

  2. 【868961】 投稿者: それは…  (ID:8PAGu4BRfKA) 投稿日時:2008年 03月 07日 16:21

    JETに教育を期待するのは無理というものでしょう。
    主催している団体の監督官庁は文科省ではありませんから。

  3. 【869053】 投稿者: 日本語教師  (ID:mDF3Bn3Th1Q) 投稿日時:2008年 03月 07日 17:52

    確かにJETプログラムの現状は、閉口さまご指摘の通りなのだろうと想像できます。
    私は日本語教師をしていますが、同じ語学教師としてALTの待遇は非常に羨ましいと感じます。
    日本語教師の場合、派遣先の国から給料をもらえる仕事というのはほとんどありません。
    国際交流基金やJICA(青年海外協力隊など)の派遣は日本側の税金で賄われますし、
    派遣教師の選考も経験や資格・能力等厳しいものがあります。
    未経験・無資格の場合は、民間のプログラム(インターンとかボランティアという肩書き)で、
    100万円近く自腹を切ってただ働きをする人もいます。
    「需要と供給」という問題もあるのでしょう。
    「日本語」は、経済力の衰退とともに「中国語」に取って代わられそうですが、
    需要に比べて教師志望者は多い。
    一方、国際語としての英語の地位は絶対ですし、需要も多いのだと思います。
    JETプログラムの場合、高給につられて日本に来るALTも少なからずいるのではないでしょうか?
    私達の税金が使われる以上、もう少し給料を抑えて、
    教師の能力(資格・経験等)や熱意も選考の基準にしてもらいたいものです。

  4. 【870763】 投稿者: 外国語を習得するのは大変  (ID:3MBTEsqLR8o) 投稿日時:2008年 03月 09日 19:14

    国内にフランス語圏を抱えるがゆえにバイリンガル教育が徹底しているカナダ出身のALTと話したことがありますが、小学校から週2,3時間フランス語をネイティブに習っているにもかかわらず、「ほとんどできない」と言ってました。日本語の方ができるとのこと。


     語学は本人に強いモチベーションがない限り、身に付くレベルにはとうてい至りません。
    日本よりはるかに言語環境のいい、かつ言語そのものが類似性の強い場合でさえ、そうなんですから、ALTや日本人教師の責任にしてもしかたないと思います。


     英語教育界全体で「使える英語力を身につけさせよう」という意思統一がまだ為されていないのが問題だと思います。
    あれこれ、主張が混乱して折衷カリキュラムになってしまっているように思えます。
    大学受験の英語の試験をTOEFLを易しくしたような形式や内容にするだけで、今より、はるかに受験生の英語は実践的になるでしょう。
    一度に大きな改革をするより、小さな改革の積み重ねで日本人の英語力を伸ばす以外に現実的方法はないように思えます。

  5. 【872088】 投稿者: 思い出しました  (ID:xV31kJA5Bi6) 投稿日時:2008年 03月 11日 01:53

    昔上司(アメリカ人)が言っていたのを思い出しました。
    「日本にいるのはみな不良外人。なんたって日本は極東(欧米で使う地図では日本は絶東(地の果て的))だからね。」

  6. 【872613】 投稿者: 昆布茶  (ID:dFlmKTdu5BU) 投稿日時:2008年 03月 11日 20:08

    とりあえず附属なら、現役バリバリの英語教育の「研究者」が
    自分の論文書きに来てる(こともある)よ。
    レベルと目的は年度によるけど教育学の博士号持ってるのは確実。
    痩せても枯れてもど田舎でも附属は附属というか
     
    よろしかったらご検討くださーい

  7. 【1410066】 投稿者: はな  (ID:v600e6Sjmbg) 投稿日時:2009年 08月 29日 09:19

    民間のALTの方が危機感もありますし、優秀です。
    研修もほとんどしない、JETプログラム自体に限界を感じるところですね。

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