天下りあっせん問題 文科省幹部ら７人を懲戒処分へ｜掲示板スレッド

早稲田出身の文教族が強いというのは、何度か耳にしたことがありますし、
教育再生会議等でも早稲田出身者が委員になることも多いとは思っていましたが、
公然と天下りの斡旋を受け入れるというのは、如何なものかと大変驚きました。

独立自尊の建学の思想によって、多くの私学のモデル（の1つ）とも言える伝統校
であっただけにとても残念です。

ある意味、早稲田は停滞期に入っている様に見受け、疑問を抱いていたのですが、
なるほどこういうことも影響しているのかもしれないなと感じました。

やはり、研究・教育内容が組織の持続性に寄与するというのが本筋であって、
組織を維持する為に、官僚を迎え入れる　とか　学位も無い人間を特任（任期付き）であったとしても、教授として迎えるというのは本末転倒ではないかと思います。
退官後、大学の教員としての道を歩むつもりがあるのであれば、研究員等の肩書きで在籍して、博士論文を書くとか、そうした流れであって欲しいですね。

それにしても、鎌田総長は不幸としかいい様がありません。理研問題、創造理工他での修士論文・博士論文の剽窃の問題、この度の天下り問題。不祥事続きで気の毒になります。

膿を出し切って頂きたいと思います。

鎌田総長・島田副総長ら両先生のお人柄はけっして悪くない。
ただ、その他でも非常勤講師問題で勝手に就業規則を変更※し、
労基法違反で非常勤講師組合から告発、その後謝罪に追い込まれた
ーしかも、その告発代理人は先輩である法学部名誉教授ーなど、
法学者として彼らはあまりにお粗末。
大学経営者として不向きなのではなかろうか。

※職員が勝手に行ったとの内部からの弁護論もあり。

いや、鎌田さん自ら不幸を招いているんじゃないかな。

自業自得というか、大学の経営者と学者や教育者はそれぞれ求められる手腕は違うのだろうね。笑



w

数年前、早稲田の教授から愚痴を聞いたことがあります。
私学助成金でがんじがらめになっているため、学校の自治が守れないと。

要するに、今回のようなことだったのでしょう。
私学助成金というのは、私立大学をシャブ中にするようなものなのだと思います。
文科省が売人ということですね。

文科省が国立大学をすべて民間化（私学化）したがっているのもよくわかります。
交付金は当然の権利のように受け取れるのでありがたみがなく、私学助成金なら有り難がって受け取ってもらえるということかもしれません。

大学でも反主流派の教授たちは、そうした状況を嘆かわしいと思っているようですが、果たして私学助成金なしでいいと言えるのかどうか。
薬物中毒にされてしまった人間が、更生するのが難しいのは、多くの例でよくわかっています。

いずれにせよ、国立大学の民営化や、文系学部削減など、バカバカしいことばかりやっているので、この際文科省見直しが進むといいのですが。
でも、文科省に行っている人材が・・知り合いでも出来ない人間ばかりが集まっているので。
教育行政は実は国の根幹にかかわる重要なテーマです。
もう少しまともな人材が入省してくれるようになることを、願うばかりです。

まともな人は入省しないのですよ。政治屋と一緒です。笑




w

＞教育再生会議等でも早稲田出身者が委員になることも多いとは思っていましたが、

今回の元局長は、早稲田に就職する前、法科大学院特別委員会で鎌田総長と同席していたと一部では話題になっているから、法科大学院つながりだったりして。早稲田の法科大学院は文科省の覚えめでたいと謳っていたし、補助金も増額してもらったし。

マスコミが追及しなくても（ワセダ閥だもんね）、せめて委員会等の委員から身を引くべきだと思います。

文科省に行っている人材がイマイチなのは、文科省自体がうま味のない所だから。
多くの外郭団体を抱えて利権もあるおいしい省庁に流れるのは自然なこと。
早稲田以上に公務員のキャリアも何とかせにゃいかん(笑)