プロフィール

東京大学大学院に在籍する“現役東大院生タレント”現在大学院で日々様々な研究に奮闘中。研究に励む一方で、テレビ出演やドラマ監修(問題作成・脚本台詞作成・現場での指導など学習部分での監修)、書籍の執筆活動なども幅広くこなす。

東京大学大学院在学中

志望校の前で万歳をした写真は、自分の原点を思い出すお守り。

志望校の前で万歳をした写真は、自分の原点を思い出すお守り。

どんな時も私を支えてくれるのは、家族。受験というハードルを乗り越える上でも、精神的にも物理的にも、私を大きく支えてくれました。中学受験の時は特に、母親との二人三脚でした。まさに一心同体のような気持ちです。

小学校中学年くらいまでは、家で親が手とり足とり勉強を教えてくれて、親が買ってくれたドリルをやるのが日課でした。小さい頃から早めに、じっと机の前にすわる習慣が身につくように、と考えてくれていたそうです。計算ドリルはただやるだけでなく、いかに早くやるかスピードが大切なので、そばで親がストップウォッチを片手に、1枚何分でできたか計ってくれていました。まるでコーチのようで、心強かったです。

小学校高学年になってからは、自主的な勉強スタイルにシフト。自分でしたいと思ってする勉強こそ本当の勉強ですし、自分で勉強の仕方を学ぶのもまた勉強ですから。

塾に通い出してから、万全に食事や体力のサポートをしてくれたのも母親でした。夏期講習などの時は、母が朝にお弁当を作ってくれて、それを持っていって昼休みに食べました。そして母は、午後にもう1つ夜用のお弁当を作って、夕方に塾まで車で届けてくれました。さらに、塾が終わる夜遅くには、母が塾まで車で迎えにきてくれました。

塾の帰りには、「今日ね、授業でこんなこと教わったんだよ。知ってた~?」なんて母に話すのが楽しみで、授業も吸収できるよう一生懸命聞きました。よく車の中で、都道府県の歌を流してくれて、一緒に歌ったのも覚えています。