東洋英知女学院中学部・高等部 掲載日:2014年12月24日

[未来を見据えた女子教育]伝統のミッション校がめざす女性像~サンデーショックの影響は?~

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伝統に育まれた揺るぎない女子教育を誇るミッション校「東洋英和女学院中学部・高等部」。130年の節目の年に考える未来と、目指す女性像を探りました。そして、多くの受験生が気になる「サンデーショック」の影響についても迫ります。

未来を見据えた女子教育

創立130周年を迎えた今。東洋英和女学院中学部・高等部が目指す女子教育について、本年度から中学部長に就任した石澤友康先生に話をうかがいました。

今しかできないことを大切に

大人は子供の将来を想うがゆえ“先に先に”と考えてしまいがちですが、子どもにとっての成長は、そうではありません。 友達と笑ったり、泣いたり、部活動に打ち込んだり、その時その時が大事な場面なのです。
中高6年間という限られた時間だからこそできる経験を、大切に積み重ねていける環境を作りたいと願っています。

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“英和生”が輝いている理由 ~在校生Q&A~

実際に東洋英和女学院中学部・高等部に通う生徒たち“英和(えいわ)生”に迫ります!
生徒会長に聞きました!
生徒会長[高校2年生]

活躍する先輩たちへの憧れから生徒会へ。
自分が英和を引っ張っていきたいと思い会長に立候補。

生徒会長に聞きました!

Q.どんな生徒が多いですか?
A.個性豊かですが、“英和生”としてまとまっています。楽しそうに学校生活を送っているところが好きです!

Q.特に印象的な行事はありますか?
A.楓祭(文化祭)です! 英和の良さを来校者に伝えられるように工夫しました。

Q.ミッション校ならではの秘密はありますか?
A.それぞれお気に入りの讃美歌があり、鼻歌で歌ってしまうのは英和ならではだと思います。あとは、卒業生である母親とのドライブでは、ハレルヤを一緒に熱唱してしまいます。

合唱部に聞きました!
Aさん[高校2年生]

1歳上の姉と一緒に歌いたいと思ったのが入部きっかけ。合唱部の部長を務める。

Bさん[高校2年生]

小学生のときから歌が大好き。英和への志望動機は「クリスマス音楽会」の歌声。

合唱部に聞きました!

Q.小学部から進学してきた生徒と中学受験で入学した生徒は仲良くなれますか?
Aさん:和気あいあいとした雰囲気なので、温度差はないと思います。5月に2泊3日のオリエンテーション、7月には合唱コンクールもあるので、自然に仲良くなります。
Bさん:最初は、聖書の開き方も分からなかったのですが、となりの席の小学部からの方が教えてくれたので安心しました。礼拝などをきっかけにコミュニケーションが取れるので、すぐに仲良くなれると思います。

Q.将来の夢はありますか?
Aさん:まだ決まってはいないのですが、「敬神奉仕」の精神が身に付いているので、人のために役立てるような仕事をしたいです。
Bさん:歌うことが好きで合唱部に入ってさらに好きになりました。ミュージカルに出るのが夢ですね。芸術分野に進みたいです。

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学校選びのポイント ~サンデーショックの影響~

東洋英和女学院中学部・高等部で輝けるのは、どんなお子さまなのでしょうか。石澤先生からメッセージをいただきました。
中学部長 石澤友康先生

学校を好きになってほしい

学校は、大切な6年間を過ごす場所ですから、学校を好きになってほしいですね。そのためには、学校を選ぶときには必ず足を運んでみてください。そして、お子さんの感覚を大事になさってください。

あるお父さまは、校内見学で娘さんが「ここだったらやっていける」とつぶやいたことをきっかけに、受験を決めたそうです。言葉や理屈ではなくて、学校が醸し出す空気を肌で感じたのでしょう。在校生や先生のたたずまいが学校の空気となって表れているのだと思います。

女性が活躍する社会の土台となる精神

女性が活躍する社会の土台となる精神

これからの社会は、女性の感性が生かされる社会になると考えています。その社会で活躍するための土台となるのが、中学・高校の時期です。

教育の基盤となるのはキリスト教の精神であり、人間形成・人格形成を大切にしています。生徒たちは、毎朝の礼拝で心を落ち着けたり、建学の精神である「敬神奉仕」を心の糧にしたり、キリストの教えに基づいた精神を身につけています。

建学の精神「敬神奉仕」とは…

[inter-edu's point!]~サンデーショックの影響は?~

受験生にとって気になる「サンデーショック」の影響。東洋英和女学院中学部・高等部は、入試日程が2月2日・3日と、初の2日間連続になります。問題の難易度に差はありませんが、両日とも受験生は多くなる見込み。また「花子とアン」の余韻で、希望者が増えることも予想されます。
ちなみに、前回のサンデーショック年の生徒(現高3)は、まじめに勉強に取り組む生徒が多い傾向があるようです。

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編集者が見たポイント

取材をした日は、中学校の球技大会。体育館から、生徒たちの割れんばかりの歓声が響いていました。これこそ、石澤先生のいう「今しかできないこと」なのでしょう。インタビューに答えてくれた生徒たちの表情も、充実した学校生活を物語っていました。 お嬢さまの大切な6年間を過ごす場所です。ご家族でしっかり向き合ってください。

■2015(平成27)年度 募集要項

入試日 A日程 2月2日(月) B日程 2月3日(火)
募集人数 80名 30名
※東洋英和女学院 小学部からの進学者を含みません。
出願資格 ・2015年3月 小学校卒業見込みの女子
・年間を通して8:00までに登校できる者
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