純心は、少人数制個別指導を重視するカトリック・ミッションスクールです。生徒一人ひとりを大切にし、真心を育て賢さを身につけ、国際社会に貢献する女性を育てつつ、ここ八王子滝山の地で、創立50年目を迎えました。カトリックの教えをバックボーンとする純心生は、相手を思いやる優しい気持ちを持った生徒たちが多いと感じています。6年間、聖歌をうたい聖書の一節を読む朝礼からはじまり、一日を振り返る黙想で終わる終礼の時間。施設訪問などのボランティア活動、長崎研修のような学年ごとの研修行事など、当たり前に入っている人とのかかわりの時間が、子どもたちのこころを大きく育てます。図書館と各教科の協働による。そこから、「将来、人の役に立ちたい」と考える純心生が数多く生まれ、【純心オリジナルの探究型学習】や英語・理数科目を中心にした学力磨きの結果、看護・医療系、薬学系に大躍進の進学実績となっています。多様な進路に生き生きと進んでゆく自慢の生徒をぜひともご覧ください。

「自ら考え、人に奉仕し、充実した人生を歩む女性に育てたい」
社会の中で、生きていくために必要な力を見据えて、『7つの力』（問題発見・解決力、思考力、コミュニケーション力、英語力、プレゼンテーション力など)として掲げ、『基礎学力』と『人間力』を身に付けるため、中学と高校の6か年を「3stage」に分け、「5BOX」(シラバス、授業、講習、テスト、面談の有機的なつながり)、と「Rainbow Program」(「7つの力」を身に付けるプログラム）で育みます。生徒一人ひとりを、「かけがえのない存在（＝愛と自由で満たされたもの）」だという視点に立ち、生徒の持つ力の向上と『夢』の実現を目指します。

本校の伝統行事に「黙想会」というものがあります。これは全ての学年で毎年２日間、神父様のお話を聞きながら自分を見つめ直すものです。
お話のテーマは各学年の目標に沿って設定されます。

　中学1年：「私」を知る
　中学2年：「あなた」を大切にする
　中学3年：皆と一緒に生きる
　高校1年：自立心を高める
　高校2年：広い視野で自分を見る
　高校3年：世界とのつながりを深める

期間中に通常の授業は行われません。教科の勉強ばかりを重視するのではなく、他者を受け入れ、他者に奉仕する「隣人愛」の精神をもって生きる人を目指す姿勢は、創立以来途絶えることなく受け継がれています。