中学生が大学訪問!「学部見学会」レポート

中学生が大学訪問!「学部見学会」レポート

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日本大学の付属校である安心感と、男子校ならではの堅実な教育指導が高い評価を受け、人気上昇中の日本大学豊山高等学校・中学校(以下、日大豊山)。今回は、大学と連携して実施している「学部見学会」を体験した高校生にインタビュー。将来についてのイメージを具体的に描く、日大豊山生の様子をご紹介します。

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「学部見学会」で明確になった進学目標

中学時代に日本大学の「学部見学会」を体験し、受験期を目前に控えた高校2年生のお二人に、お話をうかがいました。

インターエデュ(以下、エデュ):目標とする進学先を教えてください。

坂部くん:理工学部の応用情報工学科に進学したいと考えています。日大豊山の中でも人気がある学部なので、得意な英語の成績をさらに伸ばして周囲と差を付ける必要性を感じているところです。そのため、自宅ではスタディサプリなどを使って毎日の復習を欠かさないようにしています。付属推薦制度も活用できればと考えています。

独学でプログラミングを習得していると語ってくれた、坂部 響己(さかべ ひびき)くん
独学でプログラミングを習得していると語ってくれた、坂部 響己(さかべ ひびき)くん

諏訪くん:船橋にある薬学部のキャンパスを訪れたことがきっかけで、薬学部を目指すことにしました。応募倍率の高い学部ですが、普段の授業をしっかり受けながら学習量を増やすことを心がけています。中学時代は野球部の練習に打ち込んでいたので、その頃とは時間の使い方がかなり変わりましたが、進学後の生活をイメージしながら努力しています。

初対面でもすぐに打ち解ける方だと、笑顔を見せてくれた諏訪 容(すわ いるる)くん
初対面でもすぐに打ち解ける方だと、笑顔を見せてくれた諏訪 容(すわ いるる)くん

エデュ:「学部見学会」で見聞きしたことを教えてください。

坂部くん:理工学部も船橋キャンパスにあり、自然に囲まれた静かな環境が、とても気に入りました。海洋建築工学科では「波の動き方」をシミュレーションする設備を見せてもらい、中高とは異なる研究内容や調査の進め方に刺激を受けました。一番の目当てだった応用情報工学科では、大学1・2年で学ぶ内容を実際に講義していただきました。難しい内容だと思いましたが、むしろこれからも覚えるべきことがたくさんあると再認識できた良い機会でした。

諏訪くん:中1の時点でも大学訪問の行事を体験していたので話には聞いていましたが、「学部見学会」では日本大学のキャンパスの広さに、本当に驚きましたね。建物に入った際の第一印象は、消毒の匂いが強かったです。それもそのはず、建物内には実際の薬局を再現したスタジオがありました。そこで実際に、業務の流れを体験してから薬剤師としての就職に備える目的があるそうです。他にも、盲ろう者の方々の生活をシミュレートしたり、薬局での作業実習にも参加しました。薬学部の卒業時は軟膏作りが試験科目の1つになっていて、病院の職員の方が試験官として評価されるのだそうです。

理工学部(船橋キャンパス)での「学部見学会」風景
理工学部(船橋キャンパス)での「学部見学会」風景
歯学部(松戸キャンパス)での「学部見学会」風景
歯学部(松戸キャンパス)での「学部見学会」風景

エデュ:日大豊山を卒業するまでの目標を教えてください。

坂部くん:小学生の頃からパソコンに触るのが好きで、プログラミングを学んできました。高校在学中に、ネットワークサービスの立ち上げを目標にしています。外資系企業のエンジニアとしてシンガポールで働いている親族がいて、その暮らしぶりに憧れているのですが、IT技術を身に付ければ海外での就職も夢ではないと聞いているので、将来はぜひ海外に住んでみたいと考えています。せっかくなら、きっちり稼げる仕事に就きたいです!

諏訪くん:生徒数の多い男子校ですから、友だちとの仲を深めたり、後輩との間にも人脈を広げられるように働きかけていきたいです。校外でも、社会人の方から仕事についての話を聞かせてもらう機会があるのですが、就職してからも日大豊山・日本大学の卒業生としてコネクションを大切にしていこうと思います。大学生になったらアルバイトをして、自分のお金を好きなように使ってみたいですね。

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エデュ:日大豊山の強みや魅力を教えてください。

坂部くん:大学付属校なのが一番のメリットではないでしょうか。高校受験が無い中高一貫校だからこそ、じっくりと友人関係を築くことができました。内輪ノリが強いところがあるかも知れませんが、中高時代はたったの6年間しか無いのでそれも悪くないと思います。先生との距離が近いので、授業中もリラックスして勉強に集中できています。英語部の部長としていろんな活動ができましたし、校外学習や海外修学旅行も良い思い出になりました。

諏訪くん:両親がそれぞれ男子校・女子校の出身だったので、入学前から男子校の楽しそうな生活に興味を持っていました。実際に入学してみて、自分を飾らずに過ごせる日大豊山の良さをすぐに実感できました。体育大会の時期が近くなると、学校全体が急に騒がしくなり始めます。絶対に負けたくない、勝ってやるという気持ちから、チームメイトとの一体感が生まれます。共学校のような華やかさには欠けるのかも知れませんが、この学校を選んで良かったと思えるのが学校行事の楽しさです。いろんな個性や特技を持つみんなが集まって、お互いを認め合いながら楽しく学校生活を送れることが、日大豊山の魅力だと思います。

危機管理学部(三軒茶屋キャンパス)での「学部見学会」風景
危機管理学部(三軒茶屋キャンパス)での「学部見学会」風景
芸術部(江古田キャンパス)での「学部見学会」風景
芸術学部(江古田キャンパス)での「学部見学会」風景
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大学進学に直結する取り組みの数々

ご担当の上沢先生からも、お話をうかがいました。

6年間の男子校生活を充実させてほしいと語る上沢先生
6年間の男子校生活を充実させてほしいと語る、上沢 花子(かみさわ はなこ)先生

エデュ:豊山生の進学傾向やバックアップ体制について教えてください。

上沢先生:理系の授業に関心が強い生徒が多いこともあり、日本大学への付属校推薦では理工学部への枠数が一番多くなっています。校内選考などを通過した生徒であれば推薦入試を受けることができますが、志望する学部ごとに選考方法が異なるため、指定校推薦と併せて早めの情報収集をするよう促しています。進学先の選択肢を広げるための重要な取り組みとしては、中2の職場見学・事前学習や、中3の「学部見学会」ですね。中高大連携ができる強みを活かした、キャリア教育の大切な機会として位置付けています。他にも、高校在学中に経済学部・法学部の履修制度を利用して、大学入学時の単位取得にチャレンジしている生徒も多いんですよ。

編集者から見たポイント

積み重ねた進学実績や手厚い進路指導によって、2021年の中学入試は過去に例が無いほど高い倍率となったという日大豊山。もちろん、日本大学だけでなく多様な進学先を実現させるコース別学習にも注目が集まっています。「男子教育のプロ」である先生方による、男子校ならではの授業指導もご注目いただきたいところです。

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