コース・カリキュラム

中学校 教育プログラムの紹介

中高一貫教育のプログラム

多様化した現代社会では教育の転換期を迎え、「個性」を豊かに伸ばし、「考える力」を養うことが大きなテーマとなっています。本校では、中高一貫教育のプログラムの中で、国語を通じて理解力・表現力を高め、英語は国際理解と英会話力アップを重視し、数学では問題解決法を学びながら思考力の向上を図っています。

中高一貫教育

中学・高校は、長い人生において精神面・肉体面で最も大きく成長する6年間です。この大切な期間を「知育・徳育・体育」の調和がとれた一貫教育によって、優れた人格の完成をめざし、社会に適応し貢献できる人材を育成します。中学では、充実したカリキュラムのもと週6日制・少人数制によるきめ細やかな指導により、基礎学力を徹底的に身につけ、次のステップ(高校)へ向けての土台をしっかりと作りあげます。

国語・英語教育の充実

本校では、国語と英語をあらゆる学科の基礎科目として重視し、プログラムしています。国語では、「実践生に薦める50冊の本」を設定しての読書指導や漢字検定に力を入れ、語彙力と読解力を身につけます。英語では、1年生からネイティブの外国人講師による英会話の授業で基礎力を養います。

徹底した生活指導

モラルが崩れている昨今の世の中において、本校では正しい服装・態度・言葉遣いなど、日常生活においてごくあたり前のルールを設定し、厳しくも温かな指導のもと、多感で難しい時期の生徒に教員がしっかりと向かい合うことによって、基本的な生活習慣を身につけ、互いに個性を尊重し合う心情を育み、社会に適応できる実践力を養います。

主要三教科の目標

国語

将来の基礎を育む中学3年間では、あらゆる教科の基礎となる国語を重視し、文法や作文指導を通じて基礎的な学力の充実を目指しています。また、生徒一人ひとりの能力や個性を豊かにのばす授業の一環として、スピーチや発表をする機会を多く取り入れています。さらに、3年間で3級以上に合格することを目標に「漢字検定」に向け、毎時間小テストを実施するとともに、日本文化への関心を深めるため「百人一首大会」や書写の授業にも力を入れています。夏期講習等では、演習問題を中心に行い、実戦力を身につけていきます。

数学

数学の学習の基本は、解答が正解か否かではなく、日頃から解答にいたる過程を大切にするよう心掛けることです。単に新しい公式を覚えて、それにあてはめて問題を解くことでは、柔軟な発想や問題をより深く考える力がつきません。そのために生徒一人ひとりのレベルに応じた指導で基礎を身につけ、さらに小テストやワークブックの問題を解くことを通して、学力の向上をはかります。また各学年とも、公立中学校よりも授業時間数を多くとるとともに、一斉授業のほかに特別授業を取り入れ、苦手問題の克服はもちろん、「わかる」授業を目指します。

英語

英語学習では、「聞く・話す・読む・書く」の4技能のバランスが取れた授業を大切にしています。ネイティブスピーカーによる授業で自分の考えや思いを伝える学習をし、さらに英語圏の文化的背景を身につけます。英語に関心を持ってもらうために、English Song ContestやWord Contestなどを学校行事として開催しています。中学校で学習する英語の基礎があって初めて、高校での英語力を大きく伸ばすことができるようになります。高校での英語学習への架け橋となるよう、少人数制を活かして3年間で英語の基礎をしっかりと築きあげます。

年間授業数

科目 1年 2年 3年 備考
国語 175 140 175
社会 105 105 105
数学 140 140 140
理科 105 105 105
音楽 ※45 35 35
美術 ※45 35 35
保健体育 105 105 105
技術家庭 70 70 35
外国語 175 210 210
道徳 35 35 35
特別活動 35 35 35
選択 50 85 165 (再掲)
総合学習 70 85 70

※音楽・美術の各授業数のうち、それぞれ10相当時数については、夏季休業中の集中授業により、充当するものとする。

選択

1年 体育:15 英語:35
2年 体育:15 国語:35 英語:35
3年 体育:15 社会:20 理科:25 国語:35 英語:70