世界を見つめる生徒が育つ!実践的な英語教育と国際教育が光る東洋女子

世界を見つめる生徒が育つ!実践的な英語教育と国際教育が光る東洋女子

inter-edu’s eye

東洋女子高等学校(以下、東洋女子)は実践的な英語教育がその魅力の一つ。「学びながら使う」スタイルで語学力を伸ばすだけでなく、世界規模の問題についての探究活動と絡めて、国際的な発信力育成にもつなげます。今回はさまざまな教育プログラムの中から、海外の高校生とともに取り組む「アートマイル国際協働学習」と「オーストラリア語学研修」にクローズアップ。木内美穂先生と生徒さんにご紹介いただきました。

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壁画で世界へのメッセージ!「アートマイル国際協働学習」とは

東洋女子の英語の授業は日本語を使う場面を2~3割に抑えた非常に実践的な指導内容。こうした英語教育と並行して、国際人の素養も育てます。グローバル教育の一環として、1年生のうちからSDGs(持続可能な開発目標)について理解を深め、2年生になると世界規模の問題をめぐるメッセージを発信していくことに挑戦します。そのタイミングで取り組むのが、異文化交流をしながら進める「アートマイル国際協働学習」です。こちらの活動内容を木内先生にうかがいました。

木内先生
英語科御担当木内美穂先生

エデュ:「アートマイル国際協働学習」とは何ですか

木内先生:海外の同世代の子どもたちとともに、SDGsに関するメッセージを込めた壁画を制作するというプロジェクトです。本校で壁画の半分を描き、もう半分を相手校で描くという流れで進めます。昨年6月から今年2月にかけて、チェコ、ポルトガルの学校と取り組みました。オンラインで交流を深めることも活動の一部で、テレビ会議のほかメールやビデオレターで意見交換するなどしました。

交流の中で制作した壁画①
交流の中で制作した壁画①
交流の中で制作した壁画②
交流の中で制作した壁画②

エデュ:今回制作した壁画にはどんなメッセージが込められていますか

木内先生:東洋女子では学校の緑化を進めてきたこともあり、2枚とも「人間と植物の共存」をテーマに制作しています。2年生全員で壁画の半分を制作するのですが、作品の質も高めるため壁画アーティストによるワークショップも実施しました。

エデュ:英語教育としての効果はいかがでしたか

木内先生:将来の世界について深く考え、生徒の中で「表現したいこと」がはっきりしたため、そのことをより詳しく伝えようとする意欲が生まれました。生徒たちに対して、「メッセージを具体的にするにはどうすればいいのか」「自分をもっと分かってもらうにはどうすればいいのか」と問いかけながら、英語表現を磨いていきました。

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「話すことを恐れないようになった」交流で育つ生徒たち

「アートマイル国際協働学習」を通して、「異文化、SDGsについて、生徒は興味・関心を深めた」と話す木内先生。生徒さんにも感想を聞いたところ、自らの成長を実感する声が上がりました。

S・Aさん

S・Aさん:ポルトガルの生徒との交流では、最初のうちは緊張して頭の中が真っ白になってしまいましたが、お互いの文化を紹介するうちに相手国がもっと好きになり、英語を話すことを以前より恐れないようになりました。SDGsについて学び、身近なことでできることはたくさんあることも知りました。

M・Hさん

M・Hさん:相手国の生徒と一緒に絵を描くことによって、言葉よりも深いコミュニケーションができた気がします。社会問題についても理解が深まり、一つの国の問題に世界全体が協力して立ち向かうべきだと思うようになりました。

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オーストラリア語学研修でも「発信」が大切!事前指導も丁寧に

オーストラリアのセントマーガレット校での生徒たち
オーストラリアのセントマーガレット校での生徒たち

「アートマイル国際協働学習」をはじめ、東洋女子の英語教育・国際教育プログラムは非常に多彩。海外研修にも力を入れ、オーストラリア語学研修を毎年8月、1~3年生を対象に実施しています。約10日間、クイーンズランド州ブリスベン市でホームステイしながら、幼稚部~高等部がある「セントマーガレット」校で、現地の教育を体験します。木内先生に詳しい体験内容などを聞きました。

エデュ:オーストラリア語学研修の体験内容を教えてください

木内先生:相手校の教育内容を、現地の高校生と2人組で学ぶのがメインです。校外で先住民の生活体験や文化を学ぶといったアクティビティーも用意しています。

バディとともに学ぶ生徒
バディとともに学ぶ生徒

エデュ:語学研修で生徒さんはどのように変わりますか

木内先生:ホームステイを通した精神的な自立が著しいですね。日本について発信する機会もあるため、外国の方に何かを伝えようとする気持ちも強くなります。相手校には幼稚部もあるので、折り紙を教えたり、より年齢が上の子どもたちにも日本文化を紹介したりする活動が成長につながります。

エデュ:「海外で発信すること」についてのサポートはありますか

木内先生:出発前に本校が開く講座で、ホームステイ先でふるまう料理の調理実習を行うほか、現地で質問されがちな日本についての基礎知識を学ぶなどしています。こうした講座の数は昨年だと13回に上り、生徒が自信を持って研修に出られるよう手厚くサポートしています。やはり、生徒にはただ海外に行くだけでなく「伝えたい」という気持ちを持ってもらいたいです。その気持ちこそ「学びの一歩」なのです。

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「ホームステイで家族の一員に」「授業も分かりやすい」オーストラリアでの学び

オーストラリア語学研修について、生徒さんから感想をいただきました。

T・Mさん

T・Mさん:異文化に触れて、いろいろなことを学べた貴重な体験でした。家族の時間を大切にする価値観があるオーストラリアで、家族の一員として温かく迎えられたことが忘れられません。

O・Nさん
O・Nさん(写真左)

O・Nさん:ホストファミリーが本当の家族のように扱ってくれたことが一番心に残っています。現地の伝統料理を習い、私からはリクエストに応えて肉じゃがをつくってお返しするなど、深い交流ができました。また、バディが授業を分かりやすく解説してくれて嬉しかったです。

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東洋女子で「学びの友を見つけて」受験生へのメッセージ

東洋女子の英語教育の魅力を聞くと、「ALTと気軽に話せる」「ネイティブの先生の授業で聞き取る力が伸びた」「成長が実感できる」など、生徒さんがたくさん上げてくれました。最後に木内先生から英語教育について大切にしていることと受験生へのメッセージをいただきました。

エデュ:東洋女子の英語教育で大切にしていることを教えてください

木内先生:授業のなかでは「英語を読んで終わり」ではなく、生徒の意見、思いを引き出していく問いかけや工夫を欠かしません。そして、ディスカッションやグループワークのなかで、生徒が伝えたいことを形にする過程で、表現力が育つように指導しています。

エデュ:受験生にメッセージをお願いします

木内先生:東洋女子の英語教育は双方向性を大切にしています。コロナ禍で孤立しやすい状況が続く中でも、オンライン授業で対話の場面をつくり、人とつながる時間をつくってきました。そういう意味で東洋女子は「みんなで刺激し合いながら学べる学校」だと思います。ぜひ一緒に学ぶ楽しさを知り、学びの友を見つけてください。

編集者から見たポイント

今年はSDGsについての探究を深めるために、1年生向けに博物館や美術館での学習を開始すると聞きました。また、「アートマイル」のテーマは「新型コロナウィルス」と設定します。東洋女子は現在進行形で発展しているのです。

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イベント日程

イベント名 日程
オープンスクール 2020年8月23日(日)
学校説明会 2020年9月5日(土)
個別相談会 2020年9月12日(土)
学校説明会 2020年9月26日(土)
個別相談会 2020年10月10日(土)
学校説明会 2020年10月24日(土)
学校説明会 2020年11月3日(祝)
個別相談会 2020年11月14日(土)
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