西大和　躍進の兆し｜掲示板スレッド

たしかに放送の内容は視聴者をミスリードするような内容だったと思います。実際の西大和は「新興進学校」というようなもので、従来から有る「伝統進学校」とは全く異なる取り組みをしています。簡単に言いますと、「大学がゴール」ではなくて、「大学からどうするか？」に焦点をあてており、キャリア教育を重視してその取り組みに時間とお金をかけています。東大シフトもその現れと思います。（私が学生の頃とは異なり京大はもう関西のローカル大学の位置づけになってしまった。昔はそれこそ超一流大学だったのだけど。もちろん経営的に東大合格者数の増加に伴うコマーシャル効果も考えてるとは思います。）私には不思議なのですが、多くの日本人はものすごくブランドが好きなんですね。私自身が「伝統進学校」出身ですので、「伝統進学校」にあこがれも無ければ、その怠慢な運営にもよい印象がありません。そんなわけで子供には、西大和を選んで進学させました。ただし、多くの方が言われるように、学校には合う合わないがありますので、子供次第だとは思いますね。

まさにおっしゃる通りと思います。
この「もし、灘とか東大寺学園がこのようなカリキュラムを取り入れたらスゴいことになると思います。」が実現できるなら灘、東大寺を選んでいたでしょう。ただし経営方針などからそれが不可能と判断したために、親の考えで我が子は西大和に進学しました。経営に関する危機感が無ければ組織は発展しないというのは真理だと思っています。私は経営という概念すら無い自他共に認める公立1番手学校の出身ですが、内容は酷いものでした。経営に危機感を持っている2番手、3番手の学校が1番手の学校に内容では勝っているのではないかと考えています。

世の中で成功する為にはハングリー精神が重要だから第1志望残念組がスパルタ教育で6年後に見返すのもいいんじゃ無い？
本当に灘に勝ちたいのなら星光とか甲陽同様灘と試験日を合わせたらいいのでは？

近年の西大和学園の大躍進は、灘に合格できる実力がありながら運悪く不合格だった「灘落ち」の生徒たちが築き上げてきたものだと言われたくないから（もちろん記念受験で当然の如く灘落ちした生徒は論外）、本当に灘を追い越したと自慢できるのは灘を受けず西大和学園を第一志望校として入学した生徒で築き上げるべきだと思います。
そういう意味でも、西大和学園の入試日は灘の入試日の同日・同時刻に合わせ、地方受験は廃止した方がいいと思います。
その上で東大・京大合格者数が灘を上回れば誰にも文句は言わせない真の結果だと言えるのではないでしょうか？

田野瀬先生は数の上で灘を上回りたいと言っています。真の意味で灘に勝てるとは思っていません。岡田学園長も説明会でおっしゃっていますが、大学合格実績は入り口でかなりの部分が決まると言っています。少しでも地頭の良い生徒を獲得するために隙間を狙って統一二日目の午後というなんとも言えないところに入試日を設定したと言っています。統一一日目の午後に入試日を設定したら、灘どころか大阪星光ともバッティングするために、西大和はそもそも受験さえしてもらえません。三日目午前も東大寺と被るためだめです。しかしこの受験日設定は多くの受験生の受験機会を増やすことになり、結果として学校と受験生にとってWIN WINになっています。
今後どうなるかは20から30年は経たないと分からないですよね。（灘も昔は神戸中や北野中に届かない生徒の受け皿でした。洛南も単なるスポーツ校でした。どの学校も隙間をついて成長してきたわけです。）

入口、すなわち中学入試でいかに地頭の良い生徒を獲得するかによるのであれば、関西地区ではいわゆる「灘落ち」の優秀な生徒をいかに多く獲得するかが問題なんですね。

だったら、灘に落ちた受験生は専願に切り替えることで合格しやすくなる某中学みたいに、西大和学園も灘に落ちた受験生は入試点数票を提出の上、専願に切り替えたら灘中入試合格最低点に近い点を獲った受験生から優先的にに合格させるシステムにしたらどうでしょうか？

合格発表の日を2〜3日遅らせば対応は十分可能だし、地方受験は合格者数を徹底的に減らして狭き門にしてしまえば女子生徒みたいに高偏差値の生徒が入ってくるでしょう。

灘に合格しても入学辞退して西大和学園に入学する生徒は「特待生」扱いにして学費を大幅免除にしたらかなり集まると思います。

そうすれば、西大和学園に入学する生徒は本校受験は灘レベル、地方受験・女子は高偏差値の地頭の良い優等生ばかりになり、それこそ会長が掲げる目標（東大・京大の合格者数日本一）なんかあっという間に達成できるのではないでしょうか？

まあ、そうなったら西大和学園を第一志望とする生徒（もちろん男子）はほとんど入れないかもしれませんが、学校の実績のためなら目をつぶりましょう。

問題点としては、そうやって獲得した金のタマゴを腐らせないように、教師側にもハイレベルな指導スキルが要求されるのではないかということだと思います。

「大学合格実績は」さんの方法は学校の長期的な成長が見込めないのでダメですね。（それでは完全に灘の二軍です。進学校の経営戦略としては絶対にとってはいけない方法です。予備校ではないのだから。）西大和は一日目と二日目の午後の受験日で認知されており、このままで十分成長が見込めます。実際に成功していると思います。現在は灘、大阪星光、東大寺に不合格になった生徒の受け皿ですが、今後第一志望にする生徒が増えてくるかどうかですね。灘は難しいですが、東大寺、大阪星光なら西大和を選択する生徒も出てくると思いますよ。

それは最難関校でもなく難関校でもなく、中堅校にある制度では？
『○○校から東大へ！』や『○○校から国医へ！』みたいな。
その中堅校でもトップ中のトップを維持しないと、下手したら学費免除を外されることも！？

西大和で言うなら、せめて理Ⅲ京医に合格できるだろう超トップレベルでないと、学費免除させる価値はないかな。