今さら文転｜掲示板スレッド

経済学は物理的との話、同意です。
でも学部レベルであれば、予め用意されたレジュメに沿って学習を進めるので、受験数学を経験した人であれば大丈夫かとおもいます。

一方、現在の金融工学の開発現場は、従来の経済学(ブラック・ショールズ式)を学んだ人たちの他に、部材の熱伝達力過程を数値シミュレーションしてたり、PID制御のパラメーターを最適化するアルゴリズムや機械学習や遺伝的アルゴリズムを研究してたような、すご～くディープでコアで人たちが投入されてるらしいです。
メリルリンチなんかだと、この世に存在するすべての解析関数を盛り込んだ専用プログラミング言語を、自社開発して保有してるとのこと。
う～ん、すごいなぁ・・・。

公式に当てはめ計算する様な高校の物理とは違い、工学部の物理は抽象的な概念を理解する物理へ変わります。これは、研究などを進めていく上で必要なこと。
子供の大学でも、ここが乗り越えられず、留年、退学していく子もそれなりにいるようです。学科やコースによりますが、多いところで３～４分の１留年、退学は流石に少なくなりますが。


その様な意味では、実務的な経済学部の理系部分の方が圧倒的に理解しやすいと思います。

また、お子さんが専門内容に興味が持てないとのことですが、一年生では専門といっても、まだ触りだけなのでは？
二年で更に深く、３年で研究室訪問をする頃になって、やっと方向性をみつけられる子も多いです。それに、希望研究室に必ず行けるとは限らないので、入れ込み過ぎるのも良し悪しかと。
興味が持てないよりも、付いていけそうにない事の方が心配ですね。


うちの子の大学は全くサポートがありませんが、大学の協力が得られ卒業出来そうなら、学部卒でも理系の方が就職の幅が広がりますし、これは取り様によっては大変有利なので、ここをモチベーションにするのも有りかと思います。