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【3496880】親は公立出身、子どもは中学受験の葛藤

投稿者: 右顧左眄   (ID:h1voJ9qAozI) 投稿日時:2014年 08月 23日 13:15

 首都圏在住の公立小6年生の親です。
子どもは「学ぶこと」が好きなタイプなので、今の地元の公立中では居心地が悪いかも、と親主導で中受を決めました。現在、Y60半ば程度です。子どもは塾の勉強を楽しいと言っています。

両親は首都圏の公立中→公立高→私大出身です。

よく、中受のメリットとして「似た家庭から集まった子どもがいるので、学校生活が楽しい。無理がない。」ということが挙げられます。わたしも、荒れた中学からある程度偏差値の高い高校にあがり、「話が通じる人がいっぱいいて楽しい」と思いましたので、上記のメリットはよく理解できます。ただ、もし子どもが私立中学へ入学すると、小学校を除いて「経済的に余裕のある」「ある程度、学力のある」「どちらかの性別の」生徒だけに囲まれた生活を送るのか、と思うと、正直、内心、忸怩たる思いがあります。

 わたしの中学は、今と比べものにならないぐらい荒れていました。ただ、ほとんど中学受験がなかったため、成績の上位から下位まで、また、教育熱心な家庭から児童養護施設まで、幅広い層の子どもが在学していました。いじめられたこともありますし、決して楽しい思い出ばかりではありませんが、自分が当然と思っているのとはまったく相反する家庭や価値観があることを否応なく体感できました。(不良と言われていた同級生の文学的なセンスに新鮮な驚きを感じたことも覚えています。)
これらの体験は、私が今、仕事をしていく上で生かされていると思います。

 今の公立中学が、かつてより上位層を欠いていること、さほど荒れてはいないが学習意欲の低い子どもが多いこと、わたしの子どもは公立中学で副教科の内申点はあまり高く取れないタイプであること、そして公立高校の大学進学状況は20年前とはまったく違うこと、等から、今さら中学受験をやめるつもりは子どもも親もありません。また、私立は校風も様々で、おそらく名門校であればあるほど、多様な価値観を尊重する教育を施すであろうことは理解しているのですが、理念を(言葉は悪いですが)机上で学ぶことと、実地に体験することは大きく違うのではないか、という思いをぬぐえません。公立中高一貫は受験予定ですが、必ず合格する保証は残念ながらありません。

 親ごさんが公立出身で、お子さんを中学受験させる、またはさせたご家庭は首都圏には多いと思われます。わたしのような葛藤を感じている(いた)方はいらっしゃいますか。(わたしの周りにはいません。)またはお子さんが中学生以上の方で、わたしの心の持ちようにアドバイスをしていただけないでしょうか。

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  1. 【3497303】 投稿者: 何を一番重視するか?  (ID:Z2YqepiWIaY) 投稿日時:2014年 08月 23日 21:25

    親がどのような事を子供に学ばせたいのか?を考えてみてはどうでしょうか?

    我が家は、両親とも公立中出身高校受験組です。母親は高校、大学も全て国公立です。
    子供は、小学校も私立、中学受験で別の私立中高一貫、大学受験を経て現在国立大の学生です。

    たしかに、私立の環境だと、家庭環境の多様性は幅が狭いです。
    私立でも色々なおうちがあるのですが、それでも公立よりは経済的には下の層の幅は少なく、教育にも基本熱心(良い意味での放任主義も含めて)ですから、公立ほどの多様性は無いと思います。上への幅は、公立より厚いと思います。

    私立では、親同志の付き合いも、考え方が似ている分、ものすごく楽でした。
    公立の親の方とお話すると、色々考え方が違っていて、まとまらない事も多いと聞いていたりします。

    子供は、私と違い食べていくのも困難な子に出会った事は無いので、別世界の話だと思っている節はあり、私立育ちということに、プライドのようなモノが育っているような気がします。

    家の中では、あなたは恵まれているということを、強く認識しなさい と何度も伝えてきましたが、どこまで理解しているのかはわかりません。
    ただ、大学か大学院の在籍中に、1年間の海外留学や海外インターンシップに行くと思いますので、その中で理解をしていくのではないかと思っています。

    単に、そういう経験を重視したいというのであれば、中高でも夏休みとかにボランティアでもさせたら良いのではないでしょうか?

  2. 【3497314】 投稿者: 全く同じ  (ID:ibntK2hjQ4o) 投稿日時:2014年 08月 23日 21:49

    このスレで拝見するだけでも、お子さんを私立に行かせている親御さんの
    書き込みには共感するものが多く、そうそう、と頷きながら読ませていただいています。


    公立の多様性についてですが、学力もまちまちです。
    Y60半ばの学力があったら公立の授業では逆に辛いかもしれません。
    いわゆる浮きこぼれが心配されます。
    「学ぶこと」が好きなお子さんならばなおさらです。



    思い出しましたが、小学校5年生の保護者会で
    「うちの子は算数がわからないと言っている。塾に行っている子はいいが、
    皆が皆、塾に行ける家計ではないので学校でなんとか補習して欲しい」
    とおっしゃる親御さんがいました。
    小学校時代浮きこぼれ気味だった子どもの中学受験を固く決意した瞬間です。

  3. 【3497385】 投稿者: 微妙  (ID:W61mf7imzqw) 投稿日時:2014年 08月 23日 23:08

    Y60台半ばで、6年夏になって、このように悩まれているのは、
    1日校、または3日校への不安があるのではないですか?
    志望校に鉄板でないとか。

    中学受験をやめる可能性があるのなら、
    どちらがいいかと悩むのも意味があると思いますが、
    もう、これから先は「子どもが学校に選ばれる」と思われては?

    案ずるより産むが易しというか。違うかな。。。

  4. 【3497401】 投稿者: 遠い昔の中学受験生  (ID:RB4bi/iA3jI) 投稿日時:2014年 08月 23日 23:29

    私自身、中学受験して国立中高、大学も国立です。
    子どもはいずれも中学受験し、共学の私立一貫校に通っています。

    思春期は人間形成の核となる時期だと思います。
    この時期にどのような集団で過ごすか、は将来の生き方に影響する。自分自身を振り返ってそう思います。

    中学高校6年間が、かけがえのないものだったと思えるのは、自分と理解しあえる同性、異性の友人に恵まれたから。言い換えれば、周りに合わせるために自分を偽る必要が無かったから、です。
    中学一年の作文に、「とても楽だ」と書きました。自分自身が本当に興味を持っていることを出せること、それを友人と共有できることで、心から伸び伸びと感じられたのです。

    一方でエリート意識は育まれます。国立も私立もこの点は変わらないと思います。

    問題は「どのようなエリート意識か」ではないでしょうか。

    「選民思想」のような、自分達が優れているために利益を享受することは当然である、として人を見下す価値観か
    それとも「ノブレスオブリージュ」エリートであればこそ人と社会の役に立つ義務を負っている、と考えるか。

    これは優れて親と学校教育の価値観の問題ではないか、と思います。

    子どもの学校選びのときには、あわせてこうした学校の教育観をよく吟味しました。

  5. 【3497430】 投稿者: ロサマリ  (ID:cHXim3vr0ro) 投稿日時:2014年 08月 24日 00:06

    自身は公立学校のみです。
    ちゃんとお風呂に入っていない、朝ご飯を食べさせてもらえない、親が学校に送り出す気がない、学校で必要な道具も持たせてもらえない、などなど、いろいろ思い返すことはできます。
    そういう現実は話を聞いたことがあるだけでは、なかなか真には理解できないかもしれません。
    でもだからと言って、その中に入っていく必要はないと思います。
    ある種の職業では、そんな境遇の人たちのことを深く理解しているべきということがあると思います。
    しかし、普通にはそういうことは、虐待や、貧困という重要な社会問題のひとつとして認識していればよいことではないかと思います。

  6. 【3497453】 投稿者: 幸水  (ID:DG0CvMmig/E) 投稿日時:2014年 08月 24日 01:23

    スレ主さんの気持ち分かる。
    スレ主さんの価値観、
    大事にしていることの優先順位を想像するに、お子さんが中学受験をして、
    どこに入ろうが、恵まれ過ぎへの不安や、恵まれ過ぎの弱さをお子さんに感じる
    ことでしょう。
    私は、公立中➡一貫女子校に高校入学、私立一貫校の幼さや裕福な世界だからこその
    世界の狭さにびっくりした経験があります。
    でもね、それは昔の公立中が、本当にありとあらゆる人間がいたからこそで、
    今の公立にはもう望めない豊かな経験をしたからです。
    当時は、公立の環境で勉強も頑張れた子は最高の体験が出来たんですね。
    今はスレ主さんも分かっているとおり、今の東京の公立中学にあの当時の輝きを
    求めても仕方ないのかも。
    私もスレ主さんと似たような葛藤をして、結局二人とも私立一貫共学校に入れました。
    素晴らしい学校ではありますが、やはり恵まれた私立一貫校のひ弱さは否めないです。
    そこを親が分かって、どう補強するかだろうと思っています。

  7. 【3497463】 投稿者: あの  (ID:pWSB/Tfx0bg) 投稿日時:2014年 08月 24日 01:49

    中学受験推進派多数のエデュで…それも中学受験板でこのようなスレを立てれば、そりゃ〜私立へ行かせるべきだという意見が多いに決まってるよね。

    ウチは中学受験したけど、後悔してます…とか、公立行かせりゃよかった…なんて人は、多分ここには足を踏み入れないでしょうから。

  8. 【3497465】 投稿者: あおいとり  (ID:psxrKc.VX0U) 投稿日時:2014年 08月 24日 01:58

    〉机上の空論とは さん
    確かに「異質な個性に対する寛容さ」ではむしろ私立の方がまさっている、それも概ね学力面の偏差値の高さに比例しているという感触はあります。
    実際、往々にして周りから理解されにくい個性をもつ子どもが、自分らしさを認めてもらえる場を求めて学習に傾倒していくという面もあるような気がします。

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