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さすが私学の手厚さ!面倒見の良い学校

さすが私学の手厚さ!面倒見の良い学校

inter-edu’s eye
私学の教育の良さのひとつに、手厚い教育が挙げられます。生徒一人ひとりを丁寧に指導する面倒見の良さがあるからこそ、学力の底上げから、難関大学の受験、各種検定対策まで、将来に必要な力を伸ばしてくれるのです。どのような取り組みが行われているのか、実例を見ていきましょう。

塾いらず!補習や講習が充実の学校

充実した補習や講習は、私学ならではのサポートです。東京純心女子中学・高等学校は、基礎力から大学入試に必要な応用力までを計画的にアップさせる充実のラインナップ。補習は週2回~4回。中1・中2は基礎力を徹底させるため、中3は基礎力を飛躍させる準備のため、高1・高2は目的に合わせた応用力を強化するため、高3はセンター試験を攻略するための補習があります。さらに、学期ごとに学習の総合力を見直す演習形式の講習も実施。また、放課後に質問にくる生徒も多く、クラブ活動に顔を出せないことが先生方の悩みだとか。

こうした塾いらずの環境は、武蔵野中学・高等学校にも見られます。武蔵野には、まるで塾のような「武蔵野進学情報センター」があるのが特徴。夜21時まで利用できる同センターには、100万種類を超える演習プリントを完備。基礎から応用まで、生徒の学力に応じて段階的に学力を伸ばすことができます。自習室も100席あり、専任のチューターも常駐しているので、分からないことは何でもその場で解決できるのがうれしいところ。希望者は個別指導も受けられます。入退室も管理されているので、保護者も安心です。

手帳やノートで学習習慣を身につける

一方で、生徒の学習習慣を身につけさせるために、手帳やノートを活用しているケースもあります。

白梅学園清修中高一貫部もそうした学校のひとつです。白梅清修では、中学生が「スチューデントブック」、高校生が「NOLTYスコラ」を使用。生徒自らが計画を立て、学習面や生活面を見直し、整理を行ったことに対して、担任の先生がその日のうちにコメントを記入し、手帳を生徒に返却します。手帳を通じて、先生は生徒の個性に応じた学習面、生活面の両方を指導できるのです。こうした一人ひとりの個性を尊重し、生徒の理想の進路を実現できる教育は、少人数教育だからこそ可能だといえるでしょう

日本工業大学駒場中学校・高等学校では、学校独自の「ファイトノート」を使い、学習習慣と生活習慣を身につける取り組みを行っています。国語、数学、英語の3教科は、「ファイトノート」の課題を理解しているか確認するために、朝のホームルームで「朝テスト」を実施。つまずきを確認して、その後の学習につなげます。定期テスト前にも「試験前朝テスト」を実施。分からない問題をできるだけ少なくして定期テストを迎えます。こうした日々のサポートによって、首都圏模試で偏差値40前後だった生徒に、卒業時には早慶からGMARCHまで行ける学力を身につけさせることができています

少人数教育だからこその手厚い指導

ところで、私学はなぜ面倒見が良いのでしょうか。その理由のひとつに挙げられるのは、少人数教育です。公立の学校は、クラス編制の基準を定めた法律があるため、自由にクラス編制を行えません。例えば、中学校の1クラスは40人が上限となっています。つまり、40人が1クラスになる場合もあるのです。実際、中学校の1クラスあたりの人数のボリュームゾーンは、31人から40人。1クラスの人数が多いほど、当然、先生の目は行き届かなくなります。一方、私学にはクラス編制に制約がありません。そのため、公立では実現できない少人数教育が実現でき、生徒一人ひとりに目が届く、手厚い教育ができるのです。

こうした少人数教育を行っている学校のクラス編制を、多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校の事例で見てみましょう。多摩大聖ヶ丘は、1学年120名を基本とし、中学と高校合わせても720名程度という、首都圏共学校の中では最も小規模な学校です。中学1年生、2年生を1クラス30人として、4クラスで編制しています。基礎を学ぶ大事な時期に少人数のクラス編制にすることで、きめ細かな指導が可能となるのです。そのため、中学3年時に行う4000字の卒業論文指導も、全ての教員が1年間しっかりとサポートできる環境が整っています。

目標級を目指せる万全の検定サポート

面倒見の良い学校では、日々の学習や受験勉強だけでなく、実用英語技能検定や日本漢字能力検定などの検定対策も充実しています。

120年以上続く寺子屋の伝統を受け継いだ少人数教育を行う淑徳SC中等部高等部では、英検、数検、漢検の各種検定1週間前に、朝礼前の30分を利用した、検定対策を実施。放課後は、7・8時限目講習として、受験級ごとに50分間の検定対策講習を行っています。また、通年では朝礼前の15分間に、英語、数学、国語のプリント学習を行ったり、放課後には、教員志望の女子大生と女子大学院生が、希望者の学習をサポートするシステムが整っていたりします。

漢検では、八王子実践中学校・高等学校も高い合格実績を誇ります。2015年度は、2級に1名、準2級に1名が合格しました。こうした成果の背景には、毎時間の国語の授業において、検定対応問題集からの小テストを行ったり、長期休暇明けには過去問題に挑戦する「漢検トライアル」を実施したりする取り組みが挙げられます。もちろん、定期考査に向けた勉強会や、放課後・長期休暇中の補習も充実。勉強面、生活面で生徒一人ひとりに目を行き届かせた、きめ細かい指導には定評があります。

一人ひとりをしっかり見るから伸ばせる力

私学の手厚い教育とは、一人ひとりの生徒をしっかり見ることです。そのためには、勉強が足りない部分をサポートすることはもちろんですが、できていることをきちんと評価してあげることも重要です。実際、子どもはほめると伸びるといわれていますよね。実は、ほめることによって能力が上がることは、2012年に自然科学研究機構生理学研究所の研究グループの実験によって、科学的にも証明されています。成績だけでなく、日々、子どもが真剣に取り組んでいることまでも見て、正しく長所を伸ばしてくれる学校を選びたいものです。

生徒をしっかりと見ている学校のひとつに、淑徳巣鴨中学校・高等学校があります。淑徳巣鴨には、学校生活の中で、活躍している生徒を「ベストスチューデント」や「STAR OF SHUKUSU」として表彰する制度があります。このように生徒一人ひとりの努力を評価できる背景は、「チャレンジノート」を使った、先生と生徒の日々の学習と生活記録のやり取りや、年間を通じて実施される個人面談、三者面談といった取り組みが、しっかりとあるからといえるでしょう。そうして努力を認められた生徒は、自信とやる気を身につけていくのです

各学校、さまざまな取り組みが行われていますが、共通することは、子どもの学習進度に合わせてサポートをしてくれるということです。どういうサポートがぴったりなのか、お子さまの個性と向き合いながら、学校を探してみてください。

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