第79回 お子さまの箸の持ち方は正しいですか?

見て・知って・答えて!エデュママアンケート調査

お子さまは箸をきちんと持っていますか?2014年5月9日

子供の箸の持ち方は正しい? アンケート調査報告 グラフ

ネットで見かけた新聞記事に、「箸を正しく使える人は、40~50代でも3割台」という記事がありました。

この記事によれば、箸を正しく使えない人は年々増えているそうです。箸の持ち方が間違っている人が増えているというニュースは今もときどき目にします。記事は2年前のものですから、正しく使えない人は、さらに増えている可能性はあります。

エデュママのお子さまたちはどうなのでしょうか。そこで、お子さまの鉛筆の持ち方に続いて、箸の持ち方についてうかがってみました。

箸を正しく使える子は6割

その結果、お子さまの箸の持ち方が正しいと思っている人は43.3%、「たぶん正しいと思う」と回答した人を合わせると、全体の6割近くの人が、「わが子は箸を正しく持っている」と回答しています。

鉛筆の持ち方に比べて、「正しいと思う」と回答した人が10ポイント近く増え、反対に「間違っている」と回答した人は35.6%と、10ポイント強、減ったことになります。

先の新聞記事に紹介された目白大学の調査結果が全国的な平均値だとすると、エデュママの家庭では、箸を正しく持っているお子さまがかなり多いとみていいのではないでしょうか。

正しく持てたほうがいい、でも無理は禁物

ユーディ・メニューインという著名なバイオリニストがいました。彼は生前、アジアの若者にバイオリンを教えながら、日本の若者が特に繊細な指使いをすることに着目し、日本文化の基礎に「箸」があると語っていたようです。

メニューインに限らず、今や、日本人の箸使いの美しさに感心する外国人は珍しくありません。長い歴史の中で確立された持ち方、使い方ですから、鉛筆やペンと同じく、正しく持てたほうがいいことは確かです。箸の持ち方が間違っていると感じたら、早めに直しておくに超したことはありません。

もっとも、鉛筆の動かし方よりも箸の動かし方のほうが、関節の動かし方が複雑で、箸の持ち方がほぼ確立する時期は15歳以降ではないか、とする調査報告もあります。箸の持ち方がおかしいと思っても、幼いうちは、無理に矯正しようとしないほうがいいかもしれません。

その他のアンケート結果をみる

現在回答募集中!エデュちょこっとアンケートにご協力ください。

  • 現在ご回答いただけるアンケートはございません