第74回 あなたは年に何冊くらい本を読みますか?

見て・知って・答えて!エデュママアンケート調査

あなたは年に何冊くらい本を読みますか?2014年2月28日

あなたは年に何冊くらい本を読みますか? 結果グラフ

ときどき、日本人の活字離れがニュースになったりしますが、インターネットのブログや電子書籍を含めれば、日本人が活字を読む量は、むしろ増えているような気がしないでもありません。

ただ、出版物の売れ行きがこのところ減少し続けているのは事実(参照)。はたしてエデュママのみなさまは、出版物をどれくらい読んでいるのでしょうか。電子書籍を含め、年間、何冊くらいの本を読むか、伺ってみました。

その結果が左のグラフ。年間50冊以上を読む人が全体の35.1%と圧倒的に多く、以下、20冊以上(17%)、10~20冊(14.4%)と続き、「読まない」と回答した人は約13%でした。

エデュママには圧倒的に”本読み”が多い

この数字がいかに驚くべきものか、文化庁が平成20年度に行った 「国語に関する世論調査」と比較してみましょう。

この調査には、「1か月に何冊くらい本を読むか」という項目があります。その集計では、「読まない」と回答した人が46.1%と最も多く、以下、1,2冊(36.1)、3,4冊(10.7)、7冊以上(3.3%)、5,6冊(3.3%)という結果でした。

エデュママアンケートで最も多かった年間50冊以上を月間にすれば、4冊以上。文化庁の調査で月に3,4冊以上読む人を合計すると17.3%ですから、エデュママは2倍以上の割合で本を読んでいることになります。

また、「読まない」と回答した人が少ないことも特筆ものでしょう。文化庁の調査に比べると、1/3以下という少なさ。エデュママのみなさまは、日本人の平均よりも、圧倒的に本を読んでいると言ってもいいのではないでしょうか。

親が本好きだと子どもも自然と読むようになる?

読書量に関連して、もうひとつ、興味深い調査結果をご紹介します。財団法人 出版文化産業振興財団が2009年に行った「現代人の読書実態調査」です。

これによれば、「世帯年収が高いほど読書量が多い傾向にある」ことがわかったそうです。また、中高生の読書好き・嫌いと親の読書量の関連を調べたところ、親が本をよく読むほど、子どもも読書好きな傾向にあるとのことです。

エデュママのみなさまがこれだけ本を読んでいるということは、エデュママのお子さまたちも、世間一般に比べたら、ずっと読書好きなのかもしれませんね。

最後に、回答者のみなさまがおすすめする本を何冊かご紹介して、今回のレポートを終わりにします。

『野心のすすめ』 (林真理子)
『永遠の0』(百田尚樹)
『下町ロケット』(池井戸潤)
『タックス・ヘイブン―逃げていく税金』(志賀 櫻)
『おおかみこどもの雨と雪』(細田 守)
『とび出せ!ドクター』(川渕 圭一)
『冷血』(高村 薫)
『震える牛』(相場 英雄)
『マギの聖骨』(ジェームズ・ロリンズ)
『箱根富士屋ホテル物語』(山口 由美)
『和菓子のアン』(坂木 司)

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