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お子さまが受験当日に実力を発揮するために、忘れてはいけないのが生理痛。実は、6割以上の女の子が生理痛を我慢している“がまん娘”なのです。なぜ“がまん娘”になってしまうのでしょうか。これまでのアンケート結果をもとに、これから受験を考える母娘が知っておくべき生理痛の正しい知識を確認しましょう。
“まだ小学生だから大丈夫”なんて思っていませんか?
初潮を迎えた生徒の約7割が生理痛で悩んでいる
これまで特別授業を行ってきた4校のアンケート結果をまとめると、生理痛に悩む女の子が多いことが分かります。5割以上の女の子が生理痛に悩んでおり、特に、初潮を迎えていない生徒を除くと、生理を迎えた生徒の約7割が生理痛で悩んでいるということになります。
お母さまの“知らない”が“がまん娘”を生んでいる
なぜ、“がまん娘”が多いのでしょうか。先輩ママにアンケートをしたところ、小中学生用の生理痛薬があることを知らない方が半数以上にも上りました。また、痛み止めのお薬を知っていたという先輩ママのうち、約3分の2は、お薬をお子さまに飲ませていません。こうした背景には、小中学生用の生理痛薬について、お母さまも正しい知識を持っていないことが挙げられます。
受験期に力を発揮するために正しい知識を持ちましょう
生理は女の子にとって大事なことです。しかし、生理痛の症状は人によってさまざま。もしかしたら、すでにつらい思いをさせているかもしれません。その中で痛み止めのお薬を飲んでいるのは全体の4割弱。6割以上の女の子が、生理痛を我慢している“がまん娘”になっているのです。まずはお子さまとコミュニケーションをとってみてはいかがでしょうか。そして、これから受験を迎えるお子さまが“がまん娘”にならないようにするためにも、お母さまも正しい知識を身につけておきましょう。
特別授業でわかった生理痛の対処法
意外と知られていない生理痛の対処法。4校での授業を振り返ってみましょう。
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東京女子学園中学校・高等学校では、
「生理中はお風呂のお湯につかってもよい」などの知識を初めて知ったという生徒が多くいました。 -
お母さま方の関心が高かったのが、
國學院大學久我山中学高等学校の女子部。お薬を嫌がる場合ののませ方などの質問が活発に飛び交ったことが印象的です。 -
八千代松陰中学校・高等学校では、中学1年生から3年生までの女子生徒が授業に参加。アンケートでは、学年が上がるごとに生理痛に悩む生徒が増えることが分かりました。
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法政大学中学高等学校では、参加したお母さまが、受験当日に生理が来てしまったというエピソードを話してくださいました。受験当日にあわてないためにも、母娘のコミュニケーションは大切ということを学びました。
お子さまの生理痛をやわらげる6つのポイント
つらい生理痛で実力を発揮できなかった…。そんな事態にならないように、痛みをやわらげる方法をおさらいしましょう。
バファリンルナJ担当からお母さまへメッセージ
生理痛の鎮痛剤は正しく服用する必要があります。バファリンルナJ担当から注意点を教えていただきました。
痛みがひどく、がまんできないようなときは、鎮痛薬を服用するのも一つの解決策です。
鎮痛薬は大人向けのものではなく、子ども向けの薬を選び、用法、用量をよくお読みください。
そして、服用させる際には、お子さまにも服用方法をきちんと理解させてくださいね。お母さまの言葉は、お子さまにとって一番の信頼をおけるものですから。
(バファリンルナJ担当より)