難関大から芸術学部まで希望を叶える日大付属校

難関大から芸術学部まで希望を叶える日大付属校

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2017年に国公立大・難関私大への進学を目標にしたA特進クラスが新設されてから、初めての卒業生を送り出すことになった2020年春の日本大学豊山女子中学校・高等学校(以下、豊山女子)。日大以外の大学にもチャレンジした生徒が多かったという入試について、落合良成先生から詳細な分析結果をお話しいただきました。

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合格実績の振り返り

豊山女子には高校で選択できる3つのクラスがあります。最新の実績や傾向から、各クラスの特色を明らかにしていきます。

落合先生

私大入試の難化が心配されていましたが、結果はどうなりましたか。

落合先生:国公立大や難関私大を含め、A特進クラスが目標とする外部大学への進学が実現できて安心しました。日大への進学を目標としているN進学クラスでも、多くの生徒が志望する学部への進学を果たすことができました。特筆すべき点は、文理学部への入学者が例年の倍に至ったことですね。本校は文系志望の生徒が多い傾向にありますが、もちろん理数Sクラスでは歯・薬・医療系の実績が多数ありました。
とりわけ、一般受験での合格が狭き門になっている芸術学部には11名の進学者を出していますが、23校ある日大系列校の中でも常に上位で安定した結果になっていますね。

日大進学で重要になる基礎学力到達度テストへの対策はいかがですか。

落合先生:高2・高3の春休みの課題から始め、他の系列校に先駆けて取り組んでいます。国・数・英の基礎を重視しており、進路に関する他の取り組みよりも最優先すべき対策ですね。年ごとの出題傾向に左右されない学力を身につけさせています。

生徒のようす
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進学に直結するキャリア教育

豊山女子では、目標とする大学や学部と実際の学力に差がある場合はどのような指導を行っているのでしょうか。多くの受験生に当てはまる疑問について質問してみました。

生徒の希望を叶えるための特別なキャリア教育について教えてください。

落合先生:どうしたら入試で求められる学力に到達できるのか、しっかりと意見交換してから進路を決めています。足りない要素や苦手な科目については、話し合いの中から解決法を探って行きます。本校の入学前に医学部や芸術学部を志している生徒は多いですし、日大の学部見学や、専門家・卒業生を招聘して開催する講義から影響を受ける生徒もいます。
当初は自分の適性を見極められていなくても、学校生活の中で見出していくことができる仕掛けがたくさん用意されています。ガイダンスを体験しながら段階的にイメージを固めていったり、なかには、憧れの先輩が勉強する姿や卒業した大学生のアドバイスから進学を意識し始める生徒もいますね。

大学進学を視野に入れた豊山女子独自の学習体制はありますか。

落合先生:放課後の校内予備校では、普段の授業と異なり、学習計画を立てることで大きな満足度を得られています。また、理数Sクラスは高1時点から土曜の課題研究に取り組んでおり、全国理数科大会に参加することで学外との交流を活発に行っています。授業中も発表を繰り返すおかげで、大学受験時の面接に不安を持っている生徒は本校にいませんね。

実験をする生徒のようす
自らの可能性を拓くキャリア教育 ≫

生徒の心に火をつける仲間の存在

日大の学部見学では豊山女子の卒業生が校舎を案内してくれるケースが多々あるそうですが、在校生同士がお互いに影響を与え合うことはあるのでしょうか。女子校の人間関係が及ぼす影響について質問してみました。

日大付属校は部活動に打ち込むイメージがありますが、受験勉強との両立はいかがですか。

落合先生:5年間続けてきた部活動をやり終えたタイミングで、勉強に向き合う生徒たちの学力の伸長度合いが素晴らしいです。私たち教員も、生徒のやる気に火をつけるための言葉選びを慎重に行い、より高い目標、大きな可能性に目を向けさせるためのアドバイスを授けています。本校らしい風景になりますが、クラスの学友や部活動のチームメイトが勉強モードに入った姿勢から大きく影響を受ける生徒がたくさんいます。普段のグループワークや学校行事で協働作業を行う経験がお互いの信頼関係を築いており、学年を問わず、縦のつながりができていることが功を奏していますね。

授業のようす
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中学受験にチャレンジする皆さんへのメッセージ

最後に、中学受験で毎日頑張っている受験生の皆さんに向けた落合先生からの応援メッセージをご紹介します。

落合先生:学校や塾通いで忙しい中学受験は勉強時間が限られています。一度に全部をこなそうとせずに、優先順位を付けて取り組んでほしいです。大切なのは、休む時にしっかりと頭と身体をリセットすること。自分で決めた大きな目標のために、小さな目標を区切って毎日を頑張ってほしいと思います。保護者の皆さんにお伝えしたいのは、私たち大人世代がやってきた受験法は今の時代に通用しないということです。職業や進路も当然多岐に渡っています。まずは、しっかりと情報収集をしてお子さまのサポートに回ってあげてください。

編集者から見たポイント

学年主任や広報担当を務めてきた落合先生の言葉からは、厳しさと一緒に、多くの生徒たちが社会に旅立つ姿を見守ってきた温かさや愛情深さも感じられました。先生自身、授業が楽しいといったコメントがありましたが、意外にも初めて聞いた言葉のように思えます。学校選びの際には、ぜひとも先生方の様子に注目してください。

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