海外の難関大にも合格! 今年度の中学入試と大学合格実績を総括

海外の難関大にも合格! 今年度の中学入試と大学合格実績を総括

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革新的女子教育を実践し、年々注目が高まっている神田女学園中学校高等学校(以下、神田女学園)。今回は今年度の中学入試と大学進学実績について、入試広報部長の佐藤晋先生と進路指導部長の有馬史彦先生にうかがいました。さらに、神田女学園の“いま”が分かる「神田イブニングチャンネル」についても紹介します。

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中学入試の実出願人数が昨年比120%に!

インターエデュ(以下、エデュ):コロナ禍で行われた今年度の中学入試はイレギュラーなことも多かったと思いますが、試験当日のようすはいかがでしたか?

佐藤先生:多くの学校では保護者の立ち入りを制限していると聞いていましたが、本校では少しでも緊張を減らし実力を発揮してもらえるように受験生と保護者が一緒に一階エントランス奥まで入り、受験票の準備や声かけなどができるように工夫しました。受験生たちは落ち着いて試験に臨めていたようです。また、今年の特徴の1つとして、受験生の中には11・12月に行われた帰国生入試や2月1日の午前入試など、早い段階で合格を得たにも関わらず、特待合格を目指して最後まで継続して受験し続けた方もたくさんおりました。

エデュ:志願者数や受験者数の増減や傾向について教えてください。

佐藤先生:出願総数は昨年比101%、実出願人数は昨年比120%になりました。一人当たりの平均出願回数は減ったものの、出願人数は増加し、入学者数も昨年の120%となりました。

エデュ:神田女学園では2科選択型・4科必修型・得意科目型・適性検査型・新思考力型・多言語選択(日本語・英語・中国語・韓国語)の6種類の試験を実施していますが、各試験の手応えはいかがですか。

佐藤先生:昨年と比べて2科選択型・得意科目型・適性検査型・新思考力型の出願者数に大きな変化はありませんでしたが、4科必修型の受験生が大きく増えました。実は、4科必修型は昨年度の入試で10年ぶりに復活したのですが、出願者数は多くありませんでした。今年度の4科の出願者数の伸びは、4科目の勉強に真剣に取り組んできた受験生たちが神田女学園を受験校として選ぶようになったことを実感できる非常に嬉しい出来事でした。
多言語選択は、トリリンガルやマルチリンガルの能力を持った受験生を積極的に評価する制度で、本校が目指す教育の方向性を具現化した入試です。今後、より認知度や評価が高まり、一定の受験者数が集まることを目指します。

エデュ:2月には新入生オリエンテーションが行われましたが、当日のようすを教えてください。

佐藤先生:ご両親揃って来校するご家庭が非常に多く、本校の教育内容やビジョンをしっかり把握してからオリエンテーションに参加しているようすで、教育への熱量と本校に対する期待の高さを感じました。サプライズでダブルディプロマプログラムの新しい提携先や、10コマ以上のオールイングリッシュ授業などの新しい情報をお伝えした際は、こちらが期待していた以上のよい反応をいただくことができました。また、合格掲示に駆け寄って笑顏で眺めたり、記念写真を撮るお子さんと保護者の姿も印象的でした。

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手厚い指導で海外の難関大学への合格者を輩出

エデュ:最新の大学合格実績について教えてください。

有馬先生:一般入試を受験する生徒への指導がより充実した結果、中央大学理工学部など、これまでになかった学校・学部学科の合格を得ることができました。
総合型選抜(AO入試)と学校推薦型選抜(推薦入試)を受験する生徒への指導は、1学期から志望理由書対策と面接対策を継続的に行いました。結果として、昨年に続き上智大学などの合格者を輩出することができ、大学側からも「志願理由書や面接の出来が非常によい」と高く評価されました。

エデュ:大学受験について、学校は生徒をどのようにサポートしていますか。

有馬先生:全生徒の学習管理を徹底し、自身の適性に合った受験校の選択ができるように導いています。授業以外の講習も充実しており、さまざまな教員が1月・2月の入試直前まで指導するため、生徒たちは緊張感を保ったまま受験に臨むことができます。こうした手厚い指導が、大学合格実績が向上する原動力になったと考えています。

エデュ:近年の大学合格実績の傾向を教えてください。

有馬先生:グローバル系の志望が多くなり、海外大学へ興味を持って実際に進学する生徒が増えています。例年3~5名の海外大学合格者が出ますが、今年は韓国屈指の名門三校・SKY(ソウル大学・高麗大学・延世大学)の一角、延世大学への合格者を輩出しました。また、総合型選抜や学校推薦型だけでなく一般入試に挑戦して合格する生徒も増えています。

エデュ:延世大学に合格した生徒について、詳しく教えてください。

有馬先生:高校2年生の早い時期から国内の大学ではなく、延世大学へ進学することを目標に掲げていました。日本とは異なる韓国の入試制度をいち早く理解し、入試に必要な科目や資格、スキルなどを把握して、合格を勝ち取るために対策を講じていました。日ごろからトリリンガル教育を実践し、英語圏だけでなく広くアジア圏の国々・学校にもパイプや情報を持つ神田女学園だからこそ得られた結果だと思います。

ネイティブ教員が多数在籍し、マンツーマンレッスンも受けられる環境。
ネイティブ教員が多数在籍し、マンツーマンレッスンも受けられる環境。
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大反響を呼んだ「神田女学園イブニングチャンネル」

神田女学園では教育理念や学校生活のようすなど、説明会や保護者会では伝えきれない内容を「神田女学園イブニングチャンネル」と題してYouTubeで配信しています。その内容や反響について、先生方にうかがいました。

エデュ:特に反響の大きかった内容を教えてください。

佐藤先生:生徒会や文化祭実行委員会が登場した回や、長期留学から帰国した生徒が海外での体験を語る回など、生徒が出演した回は反響が大きいです。 また、勤務年数が長いベテランの教員が出演した際は、 これをきっかけに卒業生同士がSNS上で連絡を取り合って再会したり、教員に会うために来校するなど、卒業生と教員のつながりがこれまで以上に強くなるという予想外のメリットも生まれました。

エデュ:制作現場の雰囲気はいかがですか。

佐藤先生:コミュニケーションが活発で、和気あいあいとした雰囲気です。「どのようなテーマ・内容が視聴者の興味・関心を引くか」 「どのような表現方法なら、本校のありのままの姿を伝えられるのか」などを常に意識し、毎回向上心を持って取り組んでいます。以前、番組制作を生業とする方が来校して本校の配信のようすや機材を見た際には、「学校でできるレベルを超えていますね」と驚かれました。

エデュ:今後はどのようなテーマを取り上げる予定ですか。

佐藤先生:1年間配信を続け、イプニングチャンネルは受験生とその保護者よりも、在校生とその保護者、卒業生が多く視聴していることが分かりました。そこで、今後は文化祭や体育祭など、在校生とその保護者向けのコンテンツを主として発信する予定です。もちろん、受験生とその保護者もそのようすを視聴できますので、説明会では伝えきれない本校の「活気」などを感じ取っていただけると思います。

エデュ:最後に、受験生と保護者に向けてメッセージをお願いします。

佐藤先生:現在小学生の皆さんが社会に出る頃、日本を含む世界は、今よりもずっと多様性に満ちた環境になると思います。そのような中では、「自分の考え」をしっかり持つだけでなく、「相手の価値観」を理解することも大切になります。神田女学園は「自分の考えを形成する学び」と「相手を理解する場所」があり、本当の「セカイ」で自分自身を語れる品格ある個人へと成長できる環境があります。ぜひ一度、神田女学園に足をお運びください。皆さんと直接お会いできる日を楽しみにしています。

抜群の立地だけではなく、校内施設も充実。
抜群の立地だけではなく、校内施設も充実。
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編集者が見たポイント

昨年からスタートした「神田女学園イブニングチャンネル」は学校のようすがよく分かるうえ、先生方や生徒によるトークセッションなど、内容もたいへん充実しています。神田女学園を志望校として検討している方はぜひ過去の放映回を視聴し、学校の雰囲気を感じてみてください。


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