どんな時も学びを止めない徹底した生徒ファースト

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新型コロナウイルスの影響により、大きく変化した学校生活。目黒日本大学中学校・高等学校(以下、目黒日大)では学習はもちろん、部活や行事など、生徒のことを第一に考えて対策を講じています。今回は休校中の学習内容や生徒が安心して学校生活を送れる環境作りについて、広報部主任の天野正貴先生に詳しくうかがいました。

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オンラインで学習面もメンタル面もサポート

インタビューに応じてくださった天野先生。
インタビューに応じてくださった天野先生。

インターエデュ(以下、エデュ):休校期間中の学習について教えてください。

天野先生:4月中は生徒が一人一台所有するiPadに課題や動画を配信し、自宅でスムーズに学習が進められるようにしました。新入生には一度登校してもらい、直接iPadの使い方や動画の視聴方法などをレクチャーしました。5月には課題の配信に加えてzoomでホームルームや二者面談を行い、生徒のメンタルケアに努めました。そして、6月からは各学年週1回の分散・時差登校をスタートし、登校日以外は特別時間割を組んで、zoomを利用した双方向型の授業を実施しました。

エデュ:特別時間割とはどのような内容なのでしょうか。

天野先生:対面授業と比べて画面を見続けるオンライン授業は疲れやすいので、通常1コマ50分の授業を40分に短縮し、午前中に授業が終わるよう国数英を中心にバランスよく時間割を組み直しました。午後には高校3年生は「基礎学力到達度テスト対策講座」、他学年は「質問講座」を実施し、学習に対する不安を取り除けるよう工夫を凝らしました。

エデュ:オンライン授業について、どのような準備を行ったか教えてください。

天野先生:教員全員でオンライン会議を行い、授業の進め方やツールの効果的な使い方について、何度も打ち合わせを重ねました。ICTに強い若手教員が大活躍し、オンライン授業への対応を通して教員の団結力が高まりました。

試行錯誤して行われたオンライン数学授業のようす。
試行錯誤して行われたオンライン数学授業のようす。
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徹底した感染対策でウイルスと正しく向き合う

エデュ:目黒日大では6月29日から通常登校を行なっていますが、感染対策について詳しく教えてください。

天野先生:登校前の検温やマスクの着用はもちろん、登校後にはAIサーマルカメラで体温を測定。さらに、アルコール消毒や換気を徹底しています。校内は教室だけでなく、図書館や学習支援センターもしっかり除菌しているので、生徒も「安心して勉強できる」と言って、積極的に利用しています。
こういった感染対策に加えて、生徒には「コロナウイルスと正しく向き合おう」と呼び掛けています。コロナウイルスは誰もが感染する可能性があり、コロナいじめなど絶対にあってはならないことです。感染を防ぐには一人ひとりの気遣いやモラルが大切ですから、こうした状況下で正しい行動がとれる人間になれるよう、生徒を導いていきたいと思っています。

学校が再開し、クラスでルールを共有するなど、感染対策を徹底。
学校が再開し、クラスでルールを共有するなど、感染対策を徹底。

エデュ:学校が再開し、生徒のようすはいかがですか。

天野先生:学校生活が楽しくて仕方ないようで、活気にあふれています。特に、部活ができる喜びを生徒から強く感じますね。休校期間中、運動部はzoomで一緒に筋トレをしたり、ダンス部は振り付けを動画で共有するなど工夫して活動を行っていましたが、どの部活もかなり悩んでいたので、無事に部活が再開できて教員もホッとしています。

エデュ:部活動ではコロナウイルスの影響を受けて中止になってしまった大会も多くありますが、生徒に対するフォローは行いましたか。

天野先生:各部活の顧問が休校期間中にオンラインミーティングで丁寧に声掛けをし、心のケアを行いました。さらに、代替試合や引退試合を行うことで、高校3年生に引退の花道を用意できるよう努めています。

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学校行事は延期にし、実施できるよう全力を尽くす

エデュ:目黒日大は学校行事に力を入れている学校ですが、行事についてはどのように対応していますか。

天野先生:行事は中止ではなく延期にして、なんとか実施できるようギリギリまで調整を行っています。中学生の修学旅行は宿泊先の事情もあり中止になってしまいましたが、文化祭は9月12日に外部非公開で実施し、体育祭は10月に開催予定です。生徒も教員の頑張りを理解し、「先生ありがとう」「私たちも頑張って準備します」と言ってくれており、教員と生徒の間で深い信頼関係を築けているように感じます。

エデュ:一大イベントである高校2年生の修学旅行について、対応を教えてください。

天野先生:本校の修学旅行は高校1年生の時点でハワイ、オーストラリア、マレーシア・シンガポール、ドイツ・ポーランド、カナダの中から希望の旅行先を選び、現地で何をするか意見を出しあって教員や旅行業者とともに行程を決定していく、探究学習型の修学旅行です。残念ながら今年は海外渡航が難しい状況のため、11月に石垣島に行き、島の自然や歴史を学べるよう、プログラムを組もうと考えています。

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万全の対策を講じ、来校型の説明会を開催

エデュ:学校説明会について教えてください。

天野先生:8月22日に今年度初の説明会を行いました。約1200人収容できる体育館にソーシャルディスタンスを考慮して約300席を用意し、来校者の検温や消毒を徹底。本校の教育内容や入試結果報告、1期生の学習成果などについてお話ししました。説明会のようすはYOU TUBEでライブ配信し、来校者・ライブの視聴者数は中学校が490組1000名、高校が1200組2400名と、非常に多くの方に参加していただくことができました。
9月29日に行った入試解説会では、2020年度の2月1日の入試問題の解説を行いました。本校が誇る教員たちの授業力を体感し、入学後の通学イメージを膨らませていただくよい機会になったと自負しています。

8月に開催された学校説明会。
8月に開催された学校説明会。

エデュ:今後開催する説明会は、どのような内容を予定していますか。

天野先生:生徒に登壇してもらい、多様な教育プログラムを通してどのように成長したか、詳しく語ってもらいます。このような説明会に加えて、本校では部活体験を行っています。気になる部活動に参加できるうえ、個別相談や校舎見学も可能です。ウイルスの心配もあり、来校することに不安を感じる方も多くいらっしゃると思いますが、実際に来校した保護者の方からは「感染対策が徹底していて感心した」「この環境なら子どもも安心して通学できそう」といったお声をいただいております。ぜひご来校いただきたいと思います。

エデュ:最後に今後の抱負をお聞かせください。

天野先生:“生徒ファースト”、すべてはこの一言に尽きます。生徒には中高6年間を通して勉強だけでなく、多くの体験を得ることで人間として成長してほしいと願っていますので、本校はこうした状況下でも学びを止めることなく進んでいきます。
また、先日、生徒に進路調査を行ったところ、国立や医学部・薬学部が志望校として挙がりました。日大への進学をベースにしつつ、生徒一人ひとりの目標が実現できるよう、教員一丸となってサポートしていきます。

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編集者から見たポイント

目黒日大では休校期間中や休校期間開けは在校生のケアに尽力し、学校の広報活動を一切行わなかったと知り、徹底した“生徒ファースト”の姿勢を感じました。取材の際、校内ではすれ違う生徒がみんな元気よく挨拶してくれ、活気ある校風が伝わってきました。明るいエネルギーに満ちた学校のようすを、ぜひイベントなどで訪れて感じてください!

今後のイベントスケジュール

イベント名 日時
学校説明会②(予定) 2020年10月17日(土)14:30〜
要予約
学校説明会③(予定) 2020年11月14日(土)14:30〜
要予約
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