コース・カリキュラム

授業のようす

中学ではDiversityの観点からコース設定はしていません。様々な入試形態で入学してきた仲間と同じ空間で生活することで、多様性を認め合えるようになることを期待しています。
高校では幅広い進路に対応できるよう、3つの選択肢を用意しています。希望進路に応じて、普通科(特別進学コース・総合進学コース)と国際科に分かれます。

普通科(特別進学コース・総合進学コース)

【特色1】国公立大学・難関私立大学をはじめとする四年制大学の現役合格を目指します。

MARCHレベル以上の難関大学へ進学する特別進学コース(特進)と、日東駒専レベルの大学へ進学する総合進学コース(総進)から選べます。
女子校なので看護など医療系大学に進学する生徒は比較的多く、特進はそういった医療系をはじめとする理系への進路にも対応しています。
一方、総進は、主に文系の大学への進学を基本とし、推薦やAO入試も利用しながら日東駒専レベルへの大学に進学します。

【特色2】各講習や学習合宿による実戦力の強化を図ります。

放課後の課外講座をはじめ、夏・冬期講習など、校内で行う授業外サポートが充実。目標や学力に応じてきめ細かく学習サポートが行われます。全て本校の教員が実施しているので、余計な費用や無駄な時間を使うことなく本校の生徒に合った指導が効率よく行われます。また、公募制推薦やAO入試など、一般受験以外の多様な受験パターンで進学する生徒もいます。そのため、小論文指導や豊富な指定校推薦枠の確保など万全な対策をとっています。

国際科

【特色1】国内の難関私立大学や海外大学を目指します。

全員が英語圏の高校へ1年間留学します。全員がアメリカ合衆国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドいずれかの高校(1校1名を原則)へ1年間長期留学をします。活きた英語力を身につけ、その英語力を武器に海外の大学や国内の難関私立大学への進学をする科です。

【特色2】TOEFL iBT80点(PBT550点)以上を目標とします。

実戦的なプログラムとトップレベルの国内・海外大学に照準を合わせた質の高い授業。卒業時までにTOEFL iBT80(PBT 550点)以上達成を目標にしています。グローバルマインドをもって、広く国際舞台で活躍する人材を育成します。

国際教育

中村では、中学2年生全員で、外国の方に地元深川を案内する「国内Summer School」と中学2・3年生が参加できる11日間の海外研修「海外Summer School」を行っています。

国内Summer School[中学2年全員参加 3日間のプログラム]

中学1年次に実施する「深川めぐり」を土台としたこのプログラムは、歴史(江戸、中村学園)・人物(松尾芭蕉・伊能忠敬)・食文化(深川めし)・文化(祭り・相撲)・隅田川といったテーマを設定し、2日目に、フィールドワークとして地元深川を外国の方に案内するものです。各グループに1人のネイティブの教員がつき、スピーキングトレーニング・発音リスニングトレーニング・プレゼンテーションの仕方・テーマ別学習を行い、最終日には英語でプレゼンテーションも実施します。Reading・Listening・Writing・Speakingの4技能だけでなく、コミュニケーション力・プレゼンテーション力を磨く本校ならではのプログラムです。

海外SUMMER SCHOOL[中学2・3年希望者参加 11日間のプログラム]

8月の11日間、オーストラリアやアメリカ・コロラド州デンバーの現地校などを訪問します。基本的に現地学生の家にホームステイし、同じ生活体験を通して活きた英語を体得します。午前中は英語レッスンを受け、午後は現地校の授業に参加したり、市内へ出て習った英語を実際に使う体験をします。また、地元の小学校を訪問し、日本文化を紹介したりします。 感性豊かな年代に外国文化や生活習慣を体験し、理解することで、おのずと別の角度から自分および自国を見つめることができます。また、普段教室で学習している英語力を試してみる絶好の機会ともなります。