生徒の夢が花開く! 〜多様な進路と可能性の開拓〜
inter-edu’s eye
2019年3月、創立以来初の東大合格者を輩出した白梅学園清修中学校・中高一貫部(以下、清修)。最難関大の合格につながった清修の学びや生活について、この春卒業したばかりの、東京大学理科Ⅱ類合格H.Eさん、九州大学共創学部合格(公募推薦)M.Aさん、中央大学理工学部生命科合格S.Sさんの3人に話を聞きました。
1クラス20人以内!「超」少人数教育
清修では教職員と生徒たちの距離が近く、まるでファミリーのような雰囲気。教職員は保護者と連絡を密に取りながら生徒一人ひとりのちょっとした変化に気づけるように気を配っています。
H.Eさん:清修は小さな学校ですが、アットホームな雰囲気が自分に合っていると感じ入学を決めました。海外研修も魅力的です。学校ではさまざまな出会いや発見があります。何となく過ごしていると何も得られませんが、向上心を持っている人が必ず成長できる環境です。
S.Sさん:白梅清修で必須アイテムといえばスコラです。私は人に見せるためだけではなく、自分が後から見返して落ち着くために日記としてスコラを活用していました。また予定を家族と先生と共有して提出物の締め切りを忘れないようにできたのも良かったです。
「スチューデントブック・スコラ」とは?
持ち物や連絡事項などを書き留める生徒のための手帳のこと。毎日の勉強時間や自習内容、睡眠時間などを記入する欄があり、定期的に担任の先生が確認します。勉強方法のアドバイスだけでなく、生徒と教員の心の架け橋にもなっています。
M.Aさん:清修には、少人数だからこそ学年を超えて仲良くなれる環境があり、そのおかげで主体性を育てることができました。特に、委員会での発言機会や、自分たちで考え運営する経験を積み重ねることで自信が芽生え、大学の推薦試験でも役に立ちました。
超少人数の学校生活をのぞいてみる ≫それぞれの進路を見出す学習環境
清修では、担任や学年担当ではなくても、生徒のためになることであれば情報を提供し個別対応を行っています。将来の希望がなかなか見つからなくても無理に進路を決めさせることはせずに、「どんな大学でどんなことが学べるのか」を一緒に探すことも大事にしています。
納得できる進路が見つかるキャリア教育 ≫H.Eさん:清修では国際教育の充実や、電子ボードを活用した授業など、勉強の必要性や学びの世界の広さに気づかせてくれる経験がたくさんありました。長い受験生活を乗り切るにはモチベーションの維持が必要ですが、これらのたくさんの経験が大学で勉強したいという気持ちを強くしてくれたと思います。
S.Sさん:高3の冬になるとクラスメイトと会う機会が減り、孤独な中で勉強をしなければいけないのが大変でした。そんなとき、アトリウムに行けばいつも先生がいて声を掛けてくれました。そのおかげで気分転換ができ、落ち着いて勉強に打ち込むことができたと思います。
M.Aさん:九州大学の共創学部を志望したきっかけは担任の先生の紹介です。共創学部について調べたところ、自分の解決したい課題に対して必要だと思う勉強を選択して学んでいくというもので、まさに自分が理想としていた学びでした。自分の内側にある希望を先生がくみ取ってくださったのだと感じます。
生徒の進路を親身になって考えるのは担任の先生だけではありません。M.Aさんの合格にはなんと9名もの先生が関わり、サポートしたのだとか。さらに、副校長の鈴木邦夫先生も進路内容を把握し、生徒の希望の進路を応援しています。
「アトリウム」とは?
生徒が自習に使える開放的なスペース。職員室に相当する「校務センター」とつながっているため、質問もすぐにできるのが魅力です。そのまま個別指導が始まるという光景があちこちで見られます。
どんな夢でも踏み出せば必ず応援してくれる
清修が少人数クラスの中高一貫にこだわるのは、教員の目が届くだけでなく、生徒全員が発言し、意見を交わすことができるから。主体的で深い学びが実現できるので多くの生徒は入学時よりも学力を大きく伸ばして納得できる進路を選び卒業します。
東大合格も輩出した清修の進学実績 ≫H.Eさん:将来の夢はまだ決まっていないのですが、文理関係なくあらゆる科目の基礎を勉強してから学部を決められる東大に魅力を感じました。自分の可能性を信じ、挑戦すること、価値を見出すことをやめないことが夢への第一歩だと思います。
M.Aさん:将来へのイメージはまだはっきりとしていませんが、グローバル化が進み予想できない問題が起こっても取り組めるようにさまざまな学問に精通して広い視野を持った人材になりたいと考えています。清修での6年間をどう過ごすかは自分次第だと思います。
学校公式サイト ≫編集者から見たポイント
清修を語るうえで欠かせないのが生徒と先生の距離の近さ。教職員全員が担任の先生であるかのように生徒一人ひとりの成長を親身になってサポートしています。生徒と先生方のこうした良好な関係が、清修の温かな雰囲気を作っているのだと感じました。学校全体で生徒をサポートする姿勢が納得いく進路選択へ導き、ひいては最難関大学合格へとつながっているのではないでしょうか。
今後のイベント日程
イベント | 日時 |
---|---|
学校説明会① | 2019年5月11日(土) 14:00~ |
学校説明会② | 2019年6月1日(土) 14:00~ |
ナイト説明会① 国分寺駅北口Cocobunji5階セミナーホール |
2019年6月10日(月) 18:30~ |
授業見学会+ミニ説明会 | 2019年6月29日(土) 10:30~ |
ナイト説明会② | 2019年7月12日(金) 18:30~ |
自由研究および英語教室 | 2019年7月26・27日(金・土) 9:30~ |
Seishu mini Festa | 2019年8月3日(土) 9:30~12:00 |
その他の連載コンテンツ
第3回新校長が語る 白梅清修の英語教育
週5時間の英語授業をネイティブ教員が担当するなど、特色のある英語教育について新校長にインタビューしました。気になる来年度の英語入試の変更点もお届けします!記事を読む≫
第2回清修なら活かせる! 適性検査型入試で得た学力
適性検査型をはじめ、多様な入試が用意されている白梅学園清修中高一貫部。それぞれのポテンシャルを活かして伸ばす充実の環境を、中学生・高校生それぞれにインタビュー!記事を読む≫