コース・カリキュラム

教科教育

国語

将来を実りあるものにするためにも、「言葉」を扱う国語の授業は大切です。他者との意思疎通を可能にする「言葉」とは我々にとって最も身近な道具ということができるでしょう。生徒が日々、自分、あるいは他者の「言葉」に目を向け、その運用能力を磨いて行けるよう、工夫しています。大学入試だけでなく、将来社会に出てからも通用する「愛される女性」としての、日本語運用能力の獲得を目指します。

数学

正確な計算力、柔軟な発想力、論理的な判断力を育成します。これら3つの力を基本とし、さらに数学の楽しさを感じながら、どのような問題にも挑むチャレンジ精神、いかなる場面においても適切に論証できる力を養います。理論の習得だけでなく、自ら情報を収集し、数学的な手法による分析・発表を通して、社会への問題意識をもち、解決する能力を備えた生徒を育てます。

英語

受験科目としての英語の「得点力」のみを目指すのではなく、”英語で吸収できる力”と”英語で発信できる力”となる”英語総合運用能力”の獲得を達成します。その過程で、最難関大学入試を突破できる学力を培います。”英語総合運用能力”を身に付けるうえでは、1)コミュニケーション力と 2)英文読解力の習得が必須です。授業内での空間にとどまらず、放課後のフォロー学習や家庭学習、他教科や学校行事と関連づけながら、卒業後も実社会で通用する力を養成します。

理科

中高一貫独自のカリキュラムによって、身近な楽しい理科から始まり、大学入試問題レベルの最先端の科学まで効率的に学びます。実体験の重みを大切にするための実験・観察、それを単なる体験にとどめず、そこから自然界や自然現象のさまざまな規則性の発見へと導き、科学的・論理的な思考力を養います。そのため、理科という学問が「理論」と「実験」の両輪からなりたっていることを実感できる授業を展開し、さらにレポート作成でも丁寧な指導を行っています。

社会

社会科は大きく地理・歴史・公民の3つの分野があります。中学校課程では高校課程での発展的な学習に備えた土台作りを目標に学びます。高校課程では、すでに習得された基礎的な知識をもとに、大学入試に対応できる発展的な学習を実践します。6年間で、大学入試に対応できる発展的な知識とその運用力を身に付けるとともに、海外研修を効果的に活用しながら、国際社会で活躍するための幅広い視野と豊かな社会性を養成します。

清修の学び

電子黒板を利用した最先端の教育

電子黒板を利用した最先端の教育

写真や絵などの画像や動画視聴などを使って、「分かりやすい授業」をテンポ良く展開します。黒板とチョークではできない、大きさ・種類・色使い・動きを工夫した文字によってより授業が楽しくなります。

週5時間のネイティブ教育によるライブ授業

週5時間のネイティブ教育によるライブ授業

中学1年から3年までの英語の授業は、半数以上をネイティブ教員による授業で行っています。特に海外研修に向けて、各々が英語で多く発信できる知識と心構えを作ります。そして研修中に培った英語学習への意欲をさらに伸ばせるように、能動的な授業を行っています。

言語能力向上プログラム

「言語能力向上プログラム」は、言語能力を段階的・体系的に指導することで、自己学習力・他者と協働する力・論理的思考力・表現力が身につくプログラムです。
プログラムでは、言語能力向上に必要な項目を“表現分野”と“思考分野”に大別し、「記録」「反論」「考察」など各分野にある12項目を中学校で段階的に学びます。
プログラムを進めるうえで重視していることは、生徒が今、どの力を身につけているのか理解させることです。言語能力向上に必要な項目を、生徒が自覚しながら一つずつ習得することで、学びを定着させる狙いがあります。そして、高校1年次には総まとめとして、中学校の3年間で習得した全項目が必要とされる「論文作成」に取り掛かります。

教科連動プログラム

教科連動プログラム

事前学習
社会科で歴史・地理・芸術・政治について詳しく学習し、国語科では、各自の設定テーマでリサーチペーパーを書く準備を進めます。

研修
世界各国の留学生との交流から「新しい自分、世界の中の自分」を発見します。

研修報告会
パワーポイントや写真などによるプレゼンテーション形式で報告。質疑応答も行います。

多角的に学ぶ 海外研修 教科連動カリキュラム

海外研修へ出発する前に、社会科では各研修で訪れる国の歴史、地理、芸術、政治について詳しく学習します。さらに社会科で学んだ知識をもとに各自が研究テーマを設定し、事後レポートを書く準備を国語科で進めます。英語科のみならず、さまざまな教科が連動しながら研修の準備をする過程により、現地で過ごす時間がより充実します。

「自主・自立・自律」の精神を養う工夫

研修中は、人から指示されて動くのではなく、自ら考えて行動する自主性と積極性が常に求められます。日本にいる間も、授業への取り組みや友達との接し方を見直し、「自分で一日を作りあげる」姿勢を重んじます。また、HRや道徳の時間では、家族への感謝の気持ちを認識し、自立した生活ができる大人になるための心構えを求めます。異文化で生活する際に必要なマナーを修め、国内生活との相違への適応ができるよう促します。