医志・英数S｜掲示板スレッド

中学生の保護者です。
実際に入学してみて、わかった情報を共有したい、と思い、スレ作成しました。

受験生の保護者だった頃、過去のエデュの四天王寺スレを読んでしまい、学校にネガティブなイメージだけがふくらみ悩んだこともあるので、入学してみて知ったことをお伝えして、参考になれば、と思います。
学校を褒めたたえることが目的ではないし、学校批判や不満への吐口になることも望んでいません。

ちなみに、過去のエデュで先輩の保護者の方々がたくさん批判していただいたおかげで、5〜10年前の情報と比較して、いろいろなことが改善されていて、そこは本当にありがたいなと感じています。

英語に関して。
もともと四天王寺では、かなりの数の英語の問題集、テキストを同時並行で進めることで、豊富な語彙、表現に触れるという授業がされています。
（そのぶん、課題量（宿題）が多く、通学かばんが重くなる原因にはなってると思います。）

医志、英数Sの英語の速度は、本当に速いです。
高校初級までの内容を中学２年の１学期で終了しています。大学入試共通テストレベルまでの内容を中学３年１学期で終了します。
これは、学校から渡されたカリキュラム資料にも書いてあるし、実際に中学校で扱っている問題集をみていても、確かにその通りでした。
中学３年では、大学教養課程レベルの物語文や論証文の指導も始まります。そのぶん、高校課程では、入試必携英作文や、入試英文精読など、ひたすら演習です。
中学３年と高校１年では、全コースでPractical English8の eラーニングが必修になっています。
高校２年では、Academic English コースという、学術的な文章や講義を理解するためのeラーニング教材が必修になっています。
まだうちは中学生なので、高校のカリキュラムは実際に体験していないので、学校内の保護者むけ説明会で書いてあることをそのまま載せています。

四天王寺の英語は、大学入試を意識した英文法中心の超ハイレベルな内容ですが、4技能のうち「読む」「書く」に圧倒的な比重がおかれている印象はあります。
英会話などは、他の私立校並みに充実してるとは言えず、今後、その部分が改善されたら良いかと感じています。

数学など、他の科目は、カリキュラム表としては配られてないので、詳細に書けませんが、数学は中学２年で数研出版の高校のテキストの数学Ⅰ+Aを扱っていて、中２の段階で、大学入試共通テストの問題や、情報Iの内容も扱ったりしていました。

入学前は、中学課程をいつまでに終わらせて、いつから高校課程に入ります！みたいな、明確な情報が欲しいと思っていましたが、実際に入学してみてわかったのは、
四天王寺の教科学習は、化学や社会も、中学１年からすでに高校範囲を含んでいたり、独自のカリキュラムでやっているので、明確な線引きが出来ないんだな、ということがわかりました。（それは、四天に限らない気もしますが。）
それゆえに、英数以外の理科・社会のテスト勉強も大変で、批判の意見も出るんだと思います。

ただ、以前よりこまめに保護者の意見を取り入れるようになってきてる印象で（というか過去のように不満批判が噴出して志願者が減るのが困るから、という実情もあるのかなと思いますが。）
上の学年より娘の学年の方が、さらに娘の学年より１つ下の学年の方が、中学校での社会の負担も年々軽くなっています。笑

ちなみに、副教科のテストはすでにコース判定などからも外れているし、負担は感じません。技術でラジオを作ったり、美術でコラージュアートを作ったり、普通に中学生らしく副教科を楽しめています。
音楽も、少なくとも今現在中学では、とても優しい先生に担当してもらっていて、音楽の授業も普通です。笑

期末テスト後にある芸術鑑賞も、マララさんの映画を見たり、ウクライナの伝統楽器の演奏会があったり、WRECKING CREW ORCHESTRA・EL SQUADという世界的なストリートダンサーたちのダンス鑑賞があったり、バラエティに富んでいます。

今もいろいろな意見はあると思うけれど、実際に最近入学した保護者の情報として、受験生の参考になれば幸いです。