身だしなみは足元から心配りを

身だしなみは足元から心配りを2014年6月19日

■ぴったりのスーツを選んだあとは…

ぴったりのスーツを選んだあとは・・・

きちんとした清潔感ある装いを心がけたいお受験シーン。じっくりと時間をかけて自分にぴったりのスーツを選んだあとは、装いを引き立ててくれる小物選び。必須アイテムであるバッグやサブバッグなど、小物選びにも気が抜けません。

ところで、自信をもって選んだスーツなのに、自宅で試着をしたら、なんだか野暮ったくみえる…という経験はありませんか。この原因は足元にあるのです。パンプスを履いたシルエットに合わせてスーツを選んだ場合、靴を脱ぐと膝下の長さが変わるので、とたんにバランスが崩れてしまいます。

せっかく時間をかけて選んだこだわりのスーツ。パンプスを脱いだ姿もエレガントに装いたいですよね。

■靴をはいたときと同じシルエットで

シルク・ウール・ポリエステル

ほとんどの学校では説明会や考査は室内で行われるため、靴を脱ぎ上履きやスリッパなどに履き替える場合が多く見受けられます。ということは、靴を脱いだ状態でもきれいなシルエットを保つ上履き選びが重要になってきますね。

保護者の方々が選ぶ上履きの種類は大きく2つに分かれます。携帯に便利なルームシューズ状の折りたたみタイプと、コンパクトなシルエットのスリッパです。ここでおすすめしたいのは、ヒール付きのスリッパ。お受験スーツをエレガントに着こなすためのうれしいポイントがつまっています。

■普段のスリッパとどう違う?

ポイントを押さえた代表的な素材

“スリッパ”と聞くと、普段、ご自宅で使われているような履き心地のよいスリッパを思い浮かべますよね。全体的に大きく、足をゆったりと包む印象です。このようなスリッパをスーツと合わせてしまうと、せっかくのフォーマルな装いがカジュアルな装いになってしまいます。

一方、スーツに合わせることを想定してつくられたヒール付きスリッパは、横幅が狭く、足にフィットするデザインです。ヒールがあるので靴を履いたときのバランスに近く、立ち姿だけでなく、座ったときのシルエットも美しく見せてくれます。

そして、なによりうれしいのは、足にフィットするので、スリッパ独特のあの“パタパタ音”がしないこと! 入退室がスマートだと、好印象ですね。

また、お子さまの入園、入学後にも学校へ行く機会は多いもの。どんなスタイルにも合うスリッパを用意しておくと、入園・入学後も役立ちます。また、ヒールがあるスリッパは、床からの距離があり冷えに強いので、冬の学校訪問時も頼りになります。

パンプスと同じような感覚で履ける、ヒール付きスリッパは、エデュママの強い味方です!