自然あふれる神奈川の学校特集

鎌倉の豊かな自然に囲まれ、登下校時に校門で一礼する姿が印象的です。幼稚部・初等部・中等部・高等部が利用する岩瀬キャンパスは、学園の歴史を伝えながらも先進の施設を備えています。総面積約66,000m²の広さのなかに各部の校舎がゾーニングされています。屋内温水プール、弓道場、講堂（約1,300人収容）、和室（56畳）、人工芝のグラウンド、200m･6レーンの陸上競技場とテニスコートが6面ある総合グラウンドや蔵書数約55,000冊の落ち着いた雰囲気の図書室と自習室、学校農園と学園の杜…本校の生徒たちはそれぞれに、お気に入りの場所を持っています。
中等部での1クラス人数は25人前後です。毎日の修養日誌提出やホームルーム活動で、担任教師の目がいき届く規模です。学びの意欲と習慣が定着する3年生からは、中学範囲のまとめとともに、高等部課程への接続にも配慮しています。

新宿方面・横浜方面からともに約30分の小田急線相模大野駅周辺は、駅前の再開発も進み、商業面のみならず、公共施設・教育環境ともに整備が進む、政令指定都市相模原を代表するベッドタウンです。駅より徒歩10分の立地ながら、東京ドーム4個分を有する本校のキャンパスでは、桜並木と銀杏並木が交差する中を生徒は登校し、紫陽花・金木犀・水仙と、四季折々の花々に囲まれて学校生活を送ります。表現力・共創力を重視した授業、個々の進度に即した補習体制等で、国公立大学・難関私立大学への進学者も一昨年の5倍増と実績を上げています。「10年後・20年後の自分」を視野に入れたキャリア教育で、それぞれの自己実現を目指す学校です。

◆大地に足をつけ、世界につながる創造的な人間の育成

橘学苑は、1942年土光敏夫の母にあたる土光登美によって創立されました。
中高一貫コースでは6年間を基礎期、応用期、発展期に分け、段階的に学習を深めるシステムで、5教科を中心に効率よく学びます。
日々の教科学習で基礎学力と幅広い応用力を身につけ、さらにさまざまな体験を重ねることで、主体的に生きる力＝創造力を育みます。国際学習では、6年間のうちに2回実施される海外研修旅行を中心に、中学１年から始まるネイティブとのオーラル授業、英語発表会、「世界との出会い」講座などの学習から、グローバルな視野と思考力で自分の将来を切り拓く力を養います。

清泉女学院は緑豊かな湘南の高台にある中高一貫教育の女子校です。「祈り」をその原点とし、心を育む教育に取り組んでいます。生徒は勉強にも課外活動にも生き生きと取り組んでいます。現在は「自らを高めよ」という学校の努力目標のもと、生徒たちは、夢を持ち、志を高く充実した学校生活を送っています。
この夏は、高校音楽部がオーストリアで行われた国際合唱コンクールに招へいされ、総合1位の栄冠に輝きました！

◆生徒の言葉より

「窓を開けると涼しい風が吹いて来る。晴れた日は富士山も見える。明るい教室で友達と一緒に学ぶ。先生が毎回熱い授業をしてくださる。みんなで休み時間話す。その一瞬一瞬がすごく幸せ。ただそこで過ごしていることだけで、幸せを感じられる学校です。『ここに在る』意味を教わる学校です。」

1学年2クラス約80名の生徒が学ぶカトリックの女子校、聖ヨゼフ学園。魅力は何といっても生徒の清らかな心。教育方針の「自分を大切に生きる」は利己的な意味でとらえられがちですが違います。生かされている自分に気づき、よりよく生きるために神様から与えられた自身の才能「ターレント」を2倍、3倍に伸ばしていくことを学ぶのです。その過程で、自分自身がかけがえのない存在であること、そして他者の存在を認めていくようになります。そんな環境の中で育った生徒はみんな明るく、清らかな心を持っています。そして当たり前に自分の才能を他者のために役立てようとします。そんな雰囲気が満ちあふれている学校です。