未来の自分を探す! やりたいことを見つける学部訪問

未来の自分を探す! やりたいことを見つける学部訪問

inter-edu’s eye

第3回で取り上げた進路相談会をはじめ、日本大学との連携を年々強化している日本大学高等学校・中学校(以下、日大中高)。その中でも力を入れているのが中学校から大学の授業を体感することができる「学部訪問」です。実際に中学1年生から数多くの学部を訪問している生徒たちにインタビューしました。

学校公式サイト≫

目で見て、触れて、大学を身近に感じる機会

学部訪問は、日大中高が推進するキャリア教育の一貫としてはじまりました。国内でも最大規模(全16学部87学科)を誇る日本大学の各学部に足を運び、実際に大学の授業を体験できる機会です。
訪問当日は、通常の講義や実験、留学生との交流会など、丸1日をかけて各学科の授業に参加します。昨年度は中学1年生で「生物資源科学部」「危機管理・スポーツ科学部」「理工学部」「松戸歯学部」「国際関係学部」など多くの学部を訪問。今年度の中学2年生は「文理学部」「経済学部」に訪問しています。そのほかにも、中学校の3年間をかけて多くの学部に訪れ、じっくりと大学生活のイメージを明確にしていきます。また、学部のパンフレットをはじめ、入試情報や就職情報も聞くことができるため、就職を見据えた進路選びの大きな助けにもなります。

学部訪問の詳細を見る≫

ワクワクしながら将来を考える

学部訪問を経験した生徒たちは、その意義をどのように捉えたのでしょうか。中学2年生の生徒たち5名にお話をうかがいました。

(左から)山下さん、菅頭さん、安達さん、坂本さん、朔さん
(左から)山下さん、菅頭さん、安達さん、坂本さん、朔さん

インターエデュ(以下、エデュ):日大中高には、大学の付属校であることを意識して入学したのですか。

菅頭さん:大学の入試改革があると聞いて、大学付属校の「選択肢の広さ」に魅力を感じて入学を決めました。

安達さん:入学当時はまだ意識していませんでした。私は将来的に海外と関わる仕事がしたかったので、グローバルリーダーズコースで英語を重点的に学べる日大中高を選びました。

エデュ:学部訪問の前後で、大学に対するイメージに変化はありましたか。

山下さん:大学というと、広い教室で教授の話を聞くイメージしかありませんでした。でも実際は、学生のみでグループワークをしたり、理系なら小さな教室で実験をしたりと、学部ごとにさまざまな学び方があるのを知り、学ぶのが楽しそうだと感じました。

朔さん:私も同じ! 座って聞く講義だけではないのが意外でした。スポーツ科学部では自由に入れるジムや低酸素トレーニング室など最新の器具がそろっていて、施設についても驚きましたが、学びの規模の大きさに唖然としました。

坂本さん:以前は各学部に対して漠然としたイメージしかありませんでしたが、訪問を通してそこで学べる内容を具体的に理解できました。どの学部にも面白い点があったので、これからさらにいろんな学部を訪問して、自分に合う学部を探したいです。

文理学部では3D地図を用いた地理の授業を体験し、生徒たちも興味深々。
文理学部では3D地図を用いた地理の授業を体験し、生徒たちも興味深々。

エデュ:印象に残っている学部はありますか。

安達さん:国際関係学部です。外国からの留学生との交流会に参加し、英語で質問をしたのがとても楽しかったです! 中学校では留学生と日本語で話す機会はありますが、大学では英語で話すことが多いと聞き、大学生はすごいなと感じました。

坂本さん:文理学部にもともと興味があったのですが、訪問前までは堅苦しいイメージでした。実際の授業では先生の話が分かりやすくて、とても面白く、この学部で学んでみたいと思いました。

山下さん:私は経済学部かな。すべて英語で行われる講義があり、「経済なのに?」と意外に感じました。貿易などで世界とコミュニケーションを取るためだと聞き、なるほどと納得! ほかにも貧富の差など、経済を「幸せを考える学問」と捉えていて、学部の名前だけでは分からない学びの内容を知ることができたと感じています。

文理学部をはじめ、大学構内を大学生が案内してくれる学部も。
生徒たちはキャンパスの広さや設備に驚きつつ、特に充実した図書館に魅力を感じたようす。
文理学部をはじめ、大学構内を大学生が案内してくれる学部も。 生徒たちはキャンパスの広さや設備に驚きつつ、特に充実した図書館に魅力を感じたようす。

エデュ:多くの学部を訪問してきたみなさんの、見学する際のポイントを教えてください。

朔さん:日本大学は全国各地にキャンパスがありますが、都心にあるか、郊外にあるかで大学生活も違ってくると思います。どんなキャンパスライフを送りたいかを考えると、立地も1つのもの差しになるのではないでしょうか。

山下さん:理工学部と文理学部にはそれぞれ数学科がありますが、文理学部は数学の教員免許を取得するのに特化しているようです。このように、同じ分野でも学部や学科によって学べる内容に違いがあるので、その点も大きなチェックポイントだと思います。

菅頭さん:教授と大学生のコミュニケーションの取りやすさにも注目したほうがいいと思います。学部訪問で学生と教授が親しげに挨拶や立ち話をしているのを見て、質問や相談がしやすい環境であることは大事だと感じました。

学部訪問のようすをチェック!≫

編集者が見たポイント

日本大学の各学部を知る以外にも、通学や充実した施設の活用、キャンパスライフなど大学のイメージを具体的につかむことができたようです。中学生のうちから大学に触れることができる学部訪問は、楽しみながら自分の将来について考えるよいきっかけとなるに違いありません。

学校説明会・イベント日程

イベント名 日程 時間
第2回高等学校説明会 11月10日(土) 14:00~
第3回中学校説明会 12月1日(土) 9:30~
第3回高等学校説明会 12月1日(土) 13:30~
イベント詳細はこちら≫

その他の連載コンテンツ

第6回クラスの学習意欲が違う! スーパーグローバルクラスで身につく英語と能力

昨年度からスーパーグローバルクラスを新設した日本大学高等学校・中学校。今回は、昨年の連載第6回で取材したSGクラス1期生の生徒5人に、再度インタビューを行いました。記事を読む≫

第4回英語を話すのは楽しい! 国内で体験する英国留学

「自然に英語が話せるようになる環境」が魅力の日大中高。その第一歩となるブリティッシュヒルズ研修について、帰ってきたばかりの生徒たちにインタビューを行いました。記事を読む≫

第3回生徒と大学をつなぐ中高大連携! 進学相談会に潜入

進路に悩む生徒たちに向けて、日大中高が長年続けている中高大連携の進学相談会をレポートします。記事を読む≫

第2回大学受験も万全! 学習サポートで掴む「確かな学力」

日大中高の難関大学進学率を支える、独自の学習サポートをご紹介。「スタディルーム」「Nゼミ」を利用する生徒のインタビューは必見です!記事を読む≫

第1回大人気のオープンスクールで生徒気分を味わおう!

毎年人気を博している日大中高のオープンスクール。昨年よりも講座数をさらに増やした今年の見どころを、昨年の様子とともにご紹介します。記事を読む≫