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inter-edu's eye

受験生を見守る保護者にとって、中高一貫の6年間を過ごす受験校選びは、学校の特長を知ることだけに留まりません。勉強面に限らず、恵まれた友人関係を築くことや充実した学校生活の実現に不安を持っているならば、ぜひ立正大学付属立正中学校・高等学校(以下、立正中高)の生徒たちが過ごす様子に注目してみてください。

クラブ活動を通して見える生徒たちの成長

毎日の生活を豊かで楽しいものにしてくれるクラブ活動の様子は、学校の真の魅力を知る手がかりとなります。部長やリーダーとして活躍する高校生の皆さんから、日々の活動を通して得られた気づきをお話しいただきました。

入部のきっかけを教えてください。

木下さん

私は中学から入学しましたが、小学生の頃からずっと武道に憧れを持っていました。袴を着こなして弓を構える姿は、弓道にしかない凛とした格好良さを感じます。

弓道部の元部長で輝かしい実績を残してきた高3生の木下さん
弓道部の元部長で輝かしい実績を残してきた高3生の木下さん

山本くん

僕の場合は、地元の中学生クラブチームに通いながら野球一筋でやってきました。元プロ野球選手の監督から立正中高の野球部をすすめていただき、クラブ活動のために迷うことなく入学してきました!

幼少のころからボールを追い続けてきた野球部の山本くん
幼少のころからボールを追い続けてきた野球部の山本くん

山下さん・増元さん

私たちは仮入部として書道部の部室を訪れましたが、メンバーそれぞれの技量に合わせて楽しめる点が気に入りました。師範や顧問の先生方からは筆づかいについての細やかなアドバイスがあり、助けられています。

書道部のみんなを支える部長の山下さん(左)と副部長の増元さん(右)
書道部のみんなを支える部長の山下さん(左)と副部長の増元さん(右)

吉井くん

お父さんがゴルフをしているので以前から興味を持っていました。校外からお招きするコーチに指導してもらえると聞いたので、高校に入学してから初めてチャレンジすることに決めました。

高校入学からゴルフ部に所属して実力を伸ばしている吉井くん
高校入学からゴルフ部に所属して実力を伸ばしている吉井くん

みなさんの役割や最近のエピソードを教えてください。

木下さん

都大会での個人戦で優勝したり、ジュニア強化選手に選ばれたこともあります。特別進学クラスのメンバーは大学受験に備えて引退してしまったので、少し寂しい気持ちがあります。今年になってからは感染症対策が充実し練習時間も増えたので、これから大会を目指す後輩たちにとって期待を持てる状況になりました。

個人から団体まで上位の成績を出し続けてきた弓道部
個人から団体まで上位の成績を出し続けてきた弓道部

山本くん

秋・春の試合結果に満足できていないので、夏の全国大会予選に向けて猛練習に励んでいるところです。高3生もまだまだ現役なので総勢90名ほどのメンバーがおり、僕は内野手をまとめるリーダーを務めています。上達のポイントは、小さなミスでも見逃さずに即集合、話し合って原因を突き止めることですね。

中学も合わせると120名のメンバーを擁する野球部
中学も合わせると120名のメンバーを擁する野球部

山下さん・増元さん

立正祭(文化祭)にも作品を出展している書道部は、みんなと目標をすり合わせながら活動していくための話し合いを大切にしています。書道は基本的に個人で取り組むものだと考えられがちですが、力を合わせた作品を共同出展するケースもあります。もちろん大会入選を目標に、心を一つにして頑張っています。

毎月の昇級・段試験を通して書技を磨ける書道部
毎月の昇級・段試験を通して書技を磨ける書道部

吉井くん

メンバー数が徐々に増えてきたので、副部長として部長を支える役割を担っています。班ごとに分かれてのトレーニングを通して個人がスキルアップすることは当然大切ですが、まずは協力し合う体制作りを優先しています。ゴルフを始めてからは、以前まで知らなかった専門用語でお父さんと会話する楽しみが増えました。

親子共通の話題になること間違いなしのゴルフ部
親子共通の話題になること間違いなしのゴルフ部

部活動を通して学んだことを教えてください。

木下さん

中1からの入部だったので、先輩や先生との接し方から言葉遣いや礼儀作法を学ぶことが多かったです。弓道は主体的に準備しなければ物事が進まないので、周りの様子から次の行動に移ることができるようになりました。的を狙う際の集中力は、勉強にも必ず活かされるはずです。

山本くん

僕に関わるすべてに感謝する気持ちを学びました。監督やチームメイトだけでなく、普段過ごしている環境そのものにも、そうした気持ちが湧くようになりました。不思議なことに、それからは応援の声をかけてくれる方が増えたんです。この体験は一生忘れられないでしょう。

山下さん

クラブ活動の2時間は、気持ちを落ち着かせて書に向き合います。その繰り返しが私なりの継続力につながりました。新しい字体を覚えたり書技が向上するにつれて専門性が高まり、書を通して心の内を表現できるようになる点にもやり甲斐を感じています。

増元さん

中学3年間は書道から離れていたので、入部の際には正直なところ不安がありましたが、出展するたびに入賞できたことで自分自身の才能に気づくことができました。何事も粘り強く続けて作品を生み出す気持ちが、私を成長させてくれたのだと思います。

吉井くん

技術面で上達したことはもちろんうれしいのですが、副部長として後輩をまとめられるようになったことで、自信を持てるようになりました。考え方の異なるメンバー同士でコミュニケーションを深めていくことの大切さも学べました。初めて本気で取り組めるゴルフに出会えたおかげで、不屈の精神を育めたと思います。

受験生におすすめしたいポイントを教えてください。

木下さん

各階にあるラウンジは、友だちと一緒に勉強したり、先生との面談にも使用されています。授業の合間や放課後の息抜きとして、みんなが自然と集まってくる憩いのスペースです。

山本くん

やっぱり施設が豊富なところですね。人工芝のグラウンドやトレーニングジム、温水プールまで揃っているので、僕も筋トレでとっても重宝しています。

山下さん・増元さん

私たちのお気に入りは畳敷きのスペースが設けられている書道室です。筆や硯といった基本的な道具に限らず、あらゆる道具が揃っています。お題に合わせて使い分ける楽しみを体験できます。

吉井くん

どんなタイプの生徒でも選ぶのに困らないクラブの数が何よりの魅力です。あるとは思ってもいなかったゴルフ部が、今では生活の一部として欠かせないものになりました。選択肢の多さは学校選びの理由になります。

新時代を生き抜くための人間力を養成

生徒会の組織として、各クラブのリーダーが集まり問題解決を図る「部連合」の顧問を担当されている飯田誠先生から、クラブ活動を通して成長してきた生徒たちの様子をお話しいただきました。

立正中高でクラブ活動が盛んな理由を教えてください。

飯田先生

本校は、学問から知識を得るだけでなくどのように活用するかに重きを置いています。そのためには、他者との関わりから人間力を養い、最終的には「自立」することで社会に貢献する人を育てる手段としてクラブ活動を推奨しています。
誰でも入部したての頃は、与えられた練習メニューをこなすといった受け身の姿勢になりがちですが、練習や試合を繰り返しながら経験を重ね、意欲を高めていくことで、己の実力を知りながら困難を克服できるように成長していきます。さまざまな失敗を乗り越えて、ようやく優れた実績をのこせるようになった多くの生徒たちを目にしてきました。本校が掲げる「行学二道」の教えを体現する姿に何度も感動させられてきたものです。

高3クラス担任・保健体育科教諭・バレーボール部顧問の飯田誠先生
高3クラス担任・保健体育科教諭・バレーボール部顧問の飯田誠先生

優れた実績を出すための特別な指導があるのでしょうか。

飯田先生

いいえ、基本的にはどのクラブ活動でも生徒の自主性に任せており、各々が持つ目標や関心を探究している結果が実績につながったに過ぎません。私たち教員も、生徒たちの気持ちを一身に受け止めながら、背中を支え続けていきます。

学問とクラブ活動の共通点とは?

建学の精神「行学二道」を体現するクラブ活動への参加意義について、校長補佐の今田正利先生からお話しいただきました。

行学二道の言葉にはどのような意味が込められているのでしょうか。

今田先生

修行と修学は一体であるとした言葉であり、学校で学んだ知識や経験を具体的な行動で示す必要性を表します。本校のクラブ活動は、自己表現を目的とした行動の一つと捉えており、学問にも共通する貴重な体験として積極的に参加を促しています。
練習するにつれて、「簡単なことができないのはなぜ?」「もっと上手くできるはず」といった気持ちになることでしょう。そうすれば打開策を考えざるを得なくなりますが、そのプロセスは学問と全く同じものです。どうしたら上達するのか、今の自分には何が足りないのかを思考することが学力向上につながっていくのです。ただし、勉強は一人で取り組むものですが、クラブ活動は仲間と一緒に行動する点が異なります。他者との協働から学んだ経験は、高校後半からの受験期だけでなく社会で活躍するうえでも重宝することになります。

校長補佐の今田正利先生
校長補佐の今田正利先生

文化部の活動にも同じことが言えますね。

今田先生

その通りです。優れた作品を世に生み出すためには、さらに上位のレベルを目指した表現力が求められますから、見通しを立てて綿密なプランニングを進めていく能力、自己分析をして「なりたい自分」と「今の自分」の距離を測る能力を伸ばしながら、直面する困難に挑戦できるようになるのです。

受験生・保護者へのメッセージをお願いいたします。

今田先生

仏教主義を体現する本校は、学問の場であると同時に、豊かな人間性を築く場でもあります。その一助となるようにクラブ活動や施設を充実させています。どちらも両立してみたいという気持ちを持っていたら、ぜひ本校への入学をご検討ください。

編集後記

立正中高でのクラブ活動に励む生徒たちの様子を知って、皆さんはどう感じたでしょうか。私たち編集部は初めて取材に訪れた際に、大きなかけ声を出しながらグラウンドを駆け巡るサッカー部や、テニスコートでさわやかな汗をかくテニス部など放課後の風景を見かけて、「仏教系の中高一貫校=おとなしい生徒が多い」といったイメージが覆されたことを覚えています。皆さんもぜひ校舎を訪れて活気あふれる空気を感じてみてください。

イベント日程

学校説明会(第2回)・授業見学会

2022年9月10日(土)

立正祭(文化祭)

2022年10月1日(土)・2日(日)

学校説明会(第3回)

2022年10月8日(土)

学校説明会(第4回)

2022年11月5日(土)

企画・編集:インターエデュ・ドットコム
提供・取材協力:立正大学付属立正中学校・高等学校