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inter-edu’s eye
「誠のほかに道なし」の精神で、社会から求められている教育を誠実に実現してきた三輪田学園中学校・高等学校（以下、三輪田）。国際社会への対応も進め、英検利用入試を実施するとともに、英語上級者向けの授業も中学1年生から行っています。さらに本年度からは高校1・2年生対象の「Super Englishコース」も開設！ 英語が得意なお子さまに最も知ってほしい学校です。
Super Englishコースは学年に1クラスのみ開設。ネイティブの先生によるオールイングリッシュの授業が行われることがその特色です。最難関大学の国際系の進路や海外大学進学を見据えて、実用的な英語力と発信力を育てることを目標としています。それでは、クラスに在籍する生徒から日々の学びについてうかがいましょう。
A・Mさん(左) S・Mさん(右)
お二人とも中学校入学のタイミングで英語学習をスタート。三輪田で英語の面白さに気づきました。
Super Englishコースの学習の特徴を教えてください。
S・Mさん
ネイティブの先生の授業がとても応用的な内容で、ディスカッションとプレゼンテーションが中心になっています。扱うテーマは「三輪田の校則について変えるべきこととは」といった身近なところから、英検の面接で聞かれるような社会問題に関するトピックまでとても幅広いです。
オールイングリッシュの授業の面白いところを教えてください。
A・Mさん
文法や単語などの知識を活かせるところです。せっかく身につけたものは実践しないともったいないですよね。「三輪田の仲間だから、多少の失敗を恐れない」という気持ちで英会話に挑戦できます。
S・Mさん
プレゼンテーションをするとき、インパクトが与えられるように工夫するのも面白いです。オールイングリッシュでも、ネイティブの先生が聞き取りやすいように話してくれるので積極的に取り組めています。「本物の英語だけどちゃんと理解できるように伝えてくださっているんだな」と感じます。
授業以外にも英語を使ったイベントや活動はありますか。
A・Mさん
三輪田はすぐ隣に法政大学があり、そちらを訪れている留学生の方と交流するイベント「Cross-Cultural Project」が開かれました。世界各国から来た方々と話すなかで、日本と外国にたくさんの共通点があることが分かり、意外でした。また、ネイティブの先生が海外の文化を紹介する時間が終礼前にあります。こうした機会を通して、教科書に載っていない知識が吸収できるのもSuper Englishコースならではだと思います。
Super Englishコースの雰囲気を教えてください。
S・Mさん
特に海外生活の経験がある生徒が多いといったことはないのですが、みんな英語で発言するときもすごく積極的です。
A・Mさん
英語にかぎらず、どの教科もしっかり予習・復習している生徒がいて、自分ももっと頑張ろうと思うようになりました。高校に進学するタイミングで、目標にできる人が近くにいることで気が引き締まりました。
日々の授業やイベントを通して、国際人へと一歩ずつ近づけるSuper Englishコース。生徒たちの様子についてご担当の先生はこう語ります。
江口先生
みんな英語のコミュニケーションを楽しんでいて、「テストのために学習したら終わり」ではなく、使える英語を身につけようという姿勢が表れています。海外研修の参加にも前向きで、卒業後は国際系の進路を考えている生徒が目立ちます。教員としては、実用的な英語力を伸ばしながら、「卒業までに全員準1級」を目標に英検取得のサポートにも力を入れたいと考えています。
三輪田では2022年夏、2年間実施できていなかった海外研修を再開しました。
カナダ研修は10日間にわたるホームステイ。今年度の対象学年は中学3年生～高校2年生で、平日は、4、5人のグループでカナダ人バディーとともにカナダについて学びます。休日には、ステイ先でカナダの文化や自然に触れ、異国情緒を味わいました。
イギリス研修は現地の寮に滞在し、世界各国から集まった同年代の学生たちとともに英語のレッスンに挑戦。宿泊の部屋割りも海外から来た方と一緒で、とても刺激的な2週間となりました。こちらについて、生徒から感想をうかがいます。
A・Mさん
世界中から参加者が集まるイベントということで、「みんながネイティブというわけじゃないし、英語力にそこまで差はないだろう」と見込んでいたのですが……。
S・Mさん
英語を母語としていないのに、スピーキング力が高い人ばかりで驚きました。
A・Mさん
文法や発音の間違いを気にせずに、意見をストレートに発言できる人を見て、最初は勢いに飲まれましたね。でも、一緒にスポーツを楽しむ時間もあって、だんだん壁がなくなっていきました。
S・Mさん
私も「とにかく喋ろう」と前向きになれて、しっかりコミュニケーションできるようになりました。序盤はショックを受けてしまった部分もあったのですが、最終日は日本に帰るのが本当に惜しかったし、さびしかったです。海外の同年代の人と渡り合うために必要なものが見えた2週間でした。
優れた英語教育を実践する三輪田。中学入試に関しても、英語で勝負できる入試方法を用意しています。受験生の注目を集める「英検利用入試」についてご紹介いただきます。
英検利用入試とはどのような入試ですか。
荒川先生
2月1・2日に行われる2科入試（国語・算数）で、英検の取得級に応じたみなし得点が入るという仕組みの入試です。英検4級かつ英検CSEスコア1000点以上で70点、3級で80点、準2級で90点、2級以上では100点と評価します。合否は、こちらのみなし得点と「国語・算数のどちらか高いほうの点数」の合計点で判定します。
どんな受験生に英検利用入試をおすすめしたいですか。
荒川先生
英語以外では、国語と算数の得点が高いほうのみが評価の対象となります。そのため、どちらか1科目が得意なら合格が見えてくると思います。英検利用入試の募集人数は各回10名ずつとなってはいますが、2科4科方式の合格最低点を上回っていれば合格判定を出していますし、2科の得点による足切りもしていません。英語が得意という方にはぜひチャレンジしていただきたいです。
英検利用入試を考えている受験生へのメッセージをお願いします。
荒川先生
英語力に応じてそれぞれのペースで成長できる環境を整えているので、安心してご入学いただきたいと思います。
また、海外研修では、自分の英語が伝わったことを実感しながら、海外の方と絆を深める体験ができます。どんどん参加してもらえたらうれしいです。
最後に、入学後の英語学習について教えてください。
荒川先生
中学校1年生から英語の授業は習熟度別のクラス編成となっており、英検3・4級相当の英語力の生徒が集まる「Advanced Class」、準2級相当以上の生徒が集まる「Honors Class」が設けられています。もちろん、｢Standard Class｣からスタートする生徒がほとんどです。少人数制で一人ひとりの英語力に応じたカリキュラムになっていますのでご期待ください。
編集後記
一人ひとりの生徒が自分のペースや目標に応じて、学習姿勢を磨いていく三輪田。無理のない丁寧な指導を実践しているため、生徒たちはとても健やかな表情を見せてくれます。ぜひ学校を訪問して、温かな空気を感じていただきたいです。
学校説明会
2022年11月5日(土) 13:30～14:40
入試説明会（6年生対象）
第1回 2022年11月26日(土) 10:30～11:30
第2回 2022年12月25日(日) 10:00～11:00
第3回 2023年1月14日(土) 10:30～11:30
入試問題にチャレンジ（6年生対象）
第1回 2022年10月29日(土) 13:30～15:00
第2回 2022年12月3日(土) 10:00～11:30