学校説明会&公開イベントを舞台裏で支える在校生たち

BJキャストに立候補したきっかけを教えてください。

高1 M.Sさん受験生として来校した際に、BJキャストの先輩方がとても生き生きとした表情で学校の魅力を伝えていたので、私も同じようになりたい！ と思って活動に参加しました。

高3 M.Yさん学校の運営に携わってみたいと考えたことが始まりでした。高校生になってからは大学のオープンキャンパスに足を運ぶ機会が増え、そこで大学生スタッフの皆さんからアドバイスを受けた経験が、BJキャストへの参加を後押ししてくれました。

中2 Y.Yさん私自身が学校見学会に訪れたとき、BJキャストの方からいろんなことを教えてもらったので恩返しをしたいと思って参加しました。強制参加ではないので、部活動とのバランスを取りながら参加できる点も立候補を後押ししてくれました。

イベント当日の役割を教えてください。

高1 M.Kさん人と話すことが好きなので、来場した受験生から学校についての質問をされたら、実際にあった体験談を交えて伝えながら盛り上がることがよくあります。受験勉強の進め方や、壇上の説明会だけでは伝わりづらい学校生活や行事の思い出について気さくに話すことが多いですね。

高3 C.Kさん学校説明会では生徒による学校紹介コーナーとして、壇上に立って受験生と保護者の前でスライドを使ったプレゼンテーションを行いました。休み時間を利用して友だちと一緒に資料を作成したり、放課後には先生と何度も打ち合わせをしたことが思い出になっています。校舎案内では、普段の授業を受けている教室から図書館や体育館、さらには私がおすすめしたいラーニングコモンズ（自習スペース）も紹介しています。

高2 M.Kさん私立女子中学校フェスタでは、「あるある座談会」（女子校の日常を座談会形式で紹介する催事）に参加しました。Zoomを使用したオンライン座談会は初めての経験でしたが、打ち合わせの段階で話そうと思っていた入学前の不安や疑問を思い出し、受験生当時の私が欲しかった情報や女子校の良さを伝えられて良かったです。
中学入試プレテストでは、来場された方への挨拶や誘導を行い、さらに試験監督から保護者の方との集合場所まで誘導することで、受験生が安心してテストに臨めるように努めました。

印象に残っているエピソードを教えてください。

高1 A.Tさん私自身もBJキャストの先輩にいろんな質問を投げかけた思い出があります。今では聞く側ではなく頼られる側になり、豊山女子に入学するかもしれない受験生とお話しするたびに期待されているのを感じています。「学校生活は充実していますか？」「部活動の様子はどうですか？」など多くの質問に丁寧な回答をし、最後に感謝の言葉をもらえる瞬間が何よりの喜びです。

高1 R.Tさん保護者の皆さまからは、授業の進度や定期考査に向けた学習時間の使い方など、勉強面での質問が多いように感じます。しかしそれ以上に、質問の受け答えを通してBJキャストのメンバーが学校生活に満足している様子を知りたい方もいらっしゃいます。学校説明会では、誘導する保護者との会話で「在校生から普段の過ごし方を聞けて良かった、参考になった」とおっしゃっていただけることを嬉しく思っています。

高1 K.Kさん臨機応変な対応ができたり、コミュニケーション能力がアップしました。また、自分でも知らなかった制服の特徴や教育理念など、細やかなことまで再発見するきっかけになりました。

活動に込める熱い思いを教えてください。

高1 A.TさんBJキャストは笑顔で来場者の皆さんを招き入れるボランティアで、実際に訪れて良かったと思っていただけるように努力しています。一人でも多くの方が笑顔になれるように努めることがBJキャストの使命だと思います。卒業した後でも、母校の魅力を紹介する活動に参加したいと考えています。

高2 R.Sさん私にとってのBJキャストは、学校の魅力を発信する場所であると同時に、新しい魅力を作り出す場所です。どうすれば受験生や保護者に興味を持っていただけるか考えてキャストが主体的に行動することで、私たちの充実した学校生活をお伝えできるものと考えています。

高3 M.Yさん運動も勉強も不得意で自信を失っていた時期がありましたが、BJキャストに参加したことがきっかけになって中学英語スピーチコンテストで優勝したり、卒業発表・探究学習などではクラス代表としてプレゼンテーションを体験してきました。結果だけで評価されるのではなく、ボランティアに取り組んだり最後まで諦めずにやり遂げる姿勢を評価してくれる先生方のご指導が、今の私に成長させてくれたことを伝えたいですね。

豊山女子の「ここが好き！」という点を教えてください。

中2 Y.Yさん私のおすすめは制服とノーチャイム制です！ 中学はセーラー服、高校はブレザーで2種類の制服が着られるだけでなく、セーラー服の後襟は角が丸くなっており、デザインには「角が丸くなる生徒になりますように」という願いが込められているそうです。授業の始まりと終わりにチャイムが鳴らない理由は、生徒自身がしっかりと時間を見て行動できるようにと考えられたものです。

高2 U.Kさんぜひ秋桜祭に来ていただき、クラスや部活動のみんなが団結して準備を進めてきた催事を見てください。入学後の雰囲気が分かるだけでなく、入試コーナーのお手伝いとして私たちBJキャストが質問に答える場を用意しています。来場の際には気軽に何でも聞いてくださいね。

中1から続けてきたBJキャストの活動を通して勇気や自信を得られたという高1のR.Tさんは、自らの成長過程を中学卒業文集にまとめて発表を行いました。このように使命感を持ち、豊山女子の特色を知り尽くしながら受験生視点でそれらを紹介してくれるBJキャストの存在が、学校説明会を始めとする公開イベントの魅力の一つになっていることは間違いないでしょう。これから来校を予定している皆さんも、ぜひ積極的に声をかけてみてはいかがでしょうか。きっと、在校生が成長してきた過程を身近に感じられることでしょう。